スーパーフォーミュラ 開幕戦 結果:山本尚貴がポール・トゥ・ウィン
2016 スーパーフォーミュラ 開幕戦の決勝レースが24日(日)、鈴鹿サーキットで開催された。
優勝はポールポジションからスタートした山本尚貴(TEAM 無限)。ヨコハマタイヤとなって初の決勝は、タイヤ無交換作戦を選択する選手が大半を占めることとなったが、山本尚貴は終始安定したラップタイムを刻んでポール・トゥ・ウィンを決めた。
フロントロウスタートの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2014年 第5戦 オートポリス以来となる2位表彰台を獲得。これに続いたのは、好スタートを決めた予選4番手のNo.41 ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。デビュー戦で3位表彰台を獲得する快挙を成し遂げた。
これは2003年のデビュー戦で2位表彰台を獲得したアンドレ・ロッテラー、2006年の第2戦、実質的なデビューレースとなった鈴鹿戦で優勝したロイック・デュバルの戦績に匹敵する。
小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)は、18周を終えたところでピットイン。給油とタイヤ交換を行うが、右リヤのナットが締まっておらず、コースに戻るとすぐにスロー走行。そのまま1周して、再度ピットに戻ろうとしていたが、シケインで右リヤタイヤが脱落。チームメイトのNo.7 ナレイン・カーティケヤンも23周を終えたところでピットインしたが、チームとのミスコミュニケーションで、まだクルーは何も準備してい状態。チームは、そこから急いでピット作業を行ったものの、今度は左フロントのナットが締まり切っておらず、カーティケヤンはアウトラップのデグナー1つ目でコースアウト。ここでレースを終えて終えた。
山本尚貴 (優勝)
「今日のレースはとにかく勝ちたかったので、この結果はとても嬉しいです。金曜日の段階ではポール・トゥ・フィニッシュを狙える状態ではありませんでしたが、TEAM 無限、Honda、そして僕自身と誰ひとり諦めることなく週末を過ごしたことがこの結果に結びつきました。九州が大変なことになっているなかでこうしてレースができることをすごく感謝しています。九州のファンの方からもたくさん声援をいただきましたし、今日の結果で、そういった方々への恩返しができたと感じています。これからも応援をよろしくお願いします」
国本雄資 (2位)
「何とか2位でフィニッシュすることが出来てとても嬉しい。スタートから狙っていったが、山本選手が速く、徐々に離されてしまった。しかし、その中でミス無くペースをコントロールしながらプッシュしていった。後方からストフェル(バンドーン)選手が来ているのは分かっていたが、タイムは同じくらいだったし、大きなミスがなければ抜かれることはないと思っていた。しかし、限界ギリギリでの走りを続けなくてはならない、非常にタフなレースだった。タイヤは未知数だったが、結果的に無交換で走り切ることが出来た。こうして2位に入れるクルマを用意してくれたチームに感謝している。次戦も優勝目指してしっかり走りたい」
ストフェル・バンドーン (3位)
「スーパーフォーミュラの開幕戦で表彰台に登ることができ嬉しく思います。昨日の予選で4番グリッドを手に入れられたことも素晴らしい成績でしたが、今日はいいスタートを切ることができ、その後も最後までプッシュし続けました。2番手を走るドライバーがミスをしなかったので、結果的に追い抜くことはできませんでしたが、3位でフィニッシュできたのはチームとHondaがいい仕事をしてくれたおかげです。初戦を表彰台登壇という良い結果で終えることができたので、今後も力強く戦っていけると信じています」
カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ
優勝はポールポジションからスタートした山本尚貴(TEAM 無限)。ヨコハマタイヤとなって初の決勝は、タイヤ無交換作戦を選択する選手が大半を占めることとなったが、山本尚貴は終始安定したラップタイムを刻んでポール・トゥ・ウィンを決めた。
フロントロウスタートの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2014年 第5戦 オートポリス以来となる2位表彰台を獲得。これに続いたのは、好スタートを決めた予選4番手のNo.41 ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。デビュー戦で3位表彰台を獲得する快挙を成し遂げた。
これは2003年のデビュー戦で2位表彰台を獲得したアンドレ・ロッテラー、2006年の第2戦、実質的なデビューレースとなった鈴鹿戦で優勝したロイック・デュバルの戦績に匹敵する。
小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)は、18周を終えたところでピットイン。給油とタイヤ交換を行うが、右リヤのナットが締まっておらず、コースに戻るとすぐにスロー走行。そのまま1周して、再度ピットに戻ろうとしていたが、シケインで右リヤタイヤが脱落。チームメイトのNo.7 ナレイン・カーティケヤンも23周を終えたところでピットインしたが、チームとのミスコミュニケーションで、まだクルーは何も準備してい状態。チームは、そこから急いでピット作業を行ったものの、今度は左フロントのナットが締まり切っておらず、カーティケヤンはアウトラップのデグナー1つ目でコースアウト。ここでレースを終えて終えた。
山本尚貴 (優勝)
「今日のレースはとにかく勝ちたかったので、この結果はとても嬉しいです。金曜日の段階ではポール・トゥ・フィニッシュを狙える状態ではありませんでしたが、TEAM 無限、Honda、そして僕自身と誰ひとり諦めることなく週末を過ごしたことがこの結果に結びつきました。九州が大変なことになっているなかでこうしてレースができることをすごく感謝しています。九州のファンの方からもたくさん声援をいただきましたし、今日の結果で、そういった方々への恩返しができたと感じています。これからも応援をよろしくお願いします」
国本雄資 (2位)
「何とか2位でフィニッシュすることが出来てとても嬉しい。スタートから狙っていったが、山本選手が速く、徐々に離されてしまった。しかし、その中でミス無くペースをコントロールしながらプッシュしていった。後方からストフェル(バンドーン)選手が来ているのは分かっていたが、タイムは同じくらいだったし、大きなミスがなければ抜かれることはないと思っていた。しかし、限界ギリギリでの走りを続けなくてはならない、非常にタフなレースだった。タイヤは未知数だったが、結果的に無交換で走り切ることが出来た。こうして2位に入れるクルマを用意してくれたチームに感謝している。次戦も優勝目指してしっかり走りたい」
ストフェル・バンドーン (3位)
「スーパーフォーミュラの開幕戦で表彰台に登ることができ嬉しく思います。昨日の予選で4番グリッドを手に入れられたことも素晴らしい成績でしたが、今日はいいスタートを切ることができ、その後も最後までプッシュし続けました。2番手を走るドライバーがミスをしなかったので、結果的に追い抜くことはできませんでしたが、3位でフィニッシュできたのはチームとHondaがいい仕事をしてくれたおかげです。初戦を表彰台登壇という良い結果で終えることができたので、今後も力強く戦っていけると信じています」
2016 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦 結果
順位 | No. | ドライバー | チーム | エンジン |
---|---|---|---|---|
1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | ホンダ |
2 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | トヨタ |
3 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | ホンダ |
4 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE | ホンダ |
5 | 10 | 塚越 広大 | REAL RACING | ホンダ |
6 | 3 | ジェームス・ロシター | KONDO RACING | トヨタ |
7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN TEAM TOM’S | トヨタ |
8 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING | ホンダ |
9 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | ホンダ |
10 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | トヨタ |
11 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING | トヨタ |
12 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | トヨタ |
13 | 18 | 中山 雄一 | KCMG | トヨタ |
14 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | トヨタ |
15 | 4 | ウィリアム・ブラー | KONDO RACING | トヨタ |
16 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS | トヨタ |
11 | 伊沢 拓也 | REAL RACING | ホンダ | |
64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | ホンダ | |
7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS | トヨタ |
カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ