ホンダ:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1レポート
5月27日(土)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて、2017全日本スーパーフォーミュラ権シリーズ第2戦が始まった。
今大会は2レース制で、土曜日にRace1、日曜日にRace2の公式予選と決勝レースがそれぞれ行われ、各レースで獲得できる権ポイントは通常の1/2ずつとなる。
岡山国際サーキットは過ごしやすい陽気に恵まれ、午前8時40分からの45分間のフリー走行を経て、午前10時30分から公式予選が行われた。
Race1の公式予選は20分間のセッション中に記録したラップタイムの順でスターティンググリッドを決定する形式だったが、ホンダ勢トップは#40野尻智紀(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)で6番手、#16山本尚貴(チーム無限)が9番手、#10塚越広大(リアル レーシング)が12番手に続いた。
決勝は30周(111.09km)のスプリントレースで、タイヤ交換義務はない。薄曇りになった空の下、午後3時33分に決勝レースが始まった。
スタートでは、9番グリッドにいた山本が一気に順位を上げ5番手へ進出、塚越が11番手で続いた。一方、6番グリッドからスタートした野尻は順位を12番手まで落としてしまった。また、13番手スタートの#15ピエール・ガスリー(チーム無限)は、スタートの混乱の中でフロントウイングを壊し、ピットインして大きく順位を下げることとなった。
1周が約3.7kmと短く、テクニカルなコースでのスプリントレースとあって、レースはすぐに膠着状態となり、5番手の山本は前後と約1秒の間隔で走り続ける。結局その後、順位の変動は起きず、山本は5位でフィニッシュして権ポイントを2点獲得、ランキングでトップに1点差に詰め寄ることとなった。
山本尚貴 (#16 チーム無限)
予選では、走り出しからもっとレベルを上げるためにはどうすればいいのか悩み、9番手に終わりました。それでも、決勝ではスタートを上手く決め、スタート直後の混乱もうまく抜けて5番手へ上がれました。その後は、前に近づくとダウンフォースが抜けて自分のペースが落ちてしまうので、4位に上がるのは無理でしたが、ポイントをきちんと獲ることを意識して走っていたので、今日は現状できる精一杯のことはできたかなと思っています。明日は、今日わかったことを踏まえてデータを見直し、セッティングを変え、ポールポジションが取れるように予選を走ります。
今年は全てのレースでいつも良い結果を残すのは難しいシーズンになりそうなので、我慢のレースでポイントを獲得できた今日の結果は次につながると思っています。
佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)
フリー走行から#41伊沢選手(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)、野尻選手、山本選手が良い感じでしたが、予選では、短いサーキットのためトラフィックに引っかかりやすいということもあり、満足にタイムアタックができなかったようです。このコースでは予選順位とスタートでレースの順位が決まってしまいがちで、今日のレースは非常に苦しい戦いになりました。ただ、その中で山本選手が予選から4つポジションを上げて5位に入賞、選手権ポイントでトップの選手に1ポイント差にまで近づくことができたのはひとつの収穫だったと思います。今日のRace1は明日のためのテストになったと考え、データの確認を行い、明日のRace2に臨みます。
関連:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1:アンドレ・ロッテラーが優勝
カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ / ホンダF1
今大会は2レース制で、土曜日にRace1、日曜日にRace2の公式予選と決勝レースがそれぞれ行われ、各レースで獲得できる権ポイントは通常の1/2ずつとなる。
岡山国際サーキットは過ごしやすい陽気に恵まれ、午前8時40分からの45分間のフリー走行を経て、午前10時30分から公式予選が行われた。
Race1の公式予選は20分間のセッション中に記録したラップタイムの順でスターティンググリッドを決定する形式だったが、ホンダ勢トップは#40野尻智紀(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)で6番手、#16山本尚貴(チーム無限)が9番手、#10塚越広大(リアル レーシング)が12番手に続いた。
決勝は30周(111.09km)のスプリントレースで、タイヤ交換義務はない。薄曇りになった空の下、午後3時33分に決勝レースが始まった。
スタートでは、9番グリッドにいた山本が一気に順位を上げ5番手へ進出、塚越が11番手で続いた。一方、6番グリッドからスタートした野尻は順位を12番手まで落としてしまった。また、13番手スタートの#15ピエール・ガスリー(チーム無限)は、スタートの混乱の中でフロントウイングを壊し、ピットインして大きく順位を下げることとなった。
1周が約3.7kmと短く、テクニカルなコースでのスプリントレースとあって、レースはすぐに膠着状態となり、5番手の山本は前後と約1秒の間隔で走り続ける。結局その後、順位の変動は起きず、山本は5位でフィニッシュして権ポイントを2点獲得、ランキングでトップに1点差に詰め寄ることとなった。
山本尚貴 (#16 チーム無限)
予選では、走り出しからもっとレベルを上げるためにはどうすればいいのか悩み、9番手に終わりました。それでも、決勝ではスタートを上手く決め、スタート直後の混乱もうまく抜けて5番手へ上がれました。その後は、前に近づくとダウンフォースが抜けて自分のペースが落ちてしまうので、4位に上がるのは無理でしたが、ポイントをきちんと獲ることを意識して走っていたので、今日は現状できる精一杯のことはできたかなと思っています。明日は、今日わかったことを踏まえてデータを見直し、セッティングを変え、ポールポジションが取れるように予選を走ります。
今年は全てのレースでいつも良い結果を残すのは難しいシーズンになりそうなので、我慢のレースでポイントを獲得できた今日の結果は次につながると思っています。
佐伯昌浩 (ホンダ スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)
フリー走行から#41伊沢選手(ドコモ チーム ダンディライアン レーシング)、野尻選手、山本選手が良い感じでしたが、予選では、短いサーキットのためトラフィックに引っかかりやすいということもあり、満足にタイムアタックができなかったようです。このコースでは予選順位とスタートでレースの順位が決まってしまいがちで、今日のレースは非常に苦しい戦いになりました。ただ、その中で山本選手が予選から4つポジションを上げて5位に入賞、選手権ポイントでトップの選手に1ポイント差にまで近づくことができたのはひとつの収穫だったと思います。今日のRace1は明日のためのテストになったと考え、データの確認を行い、明日のRace2に臨みます。
関連:スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山 レース1:アンドレ・ロッテラーが優勝
カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ / ホンダF1