ステファンGP F1
元ステファンGPのゾラン・ステファノヴィッチが、F1にチームとして参戦するための2度目の挑戦を計画していることを明らかにした。

2010年、ゾラン・ステファノヴィッチはF1参戦を目指してステファンGPを設立。F1から撤退したトヨタのTF110を購入し、中嶋一貴と契約を結んだが、FIAからエントリーを得ることはできなかった。

ステファンGPのプロジェクトは廃止となったが、最近ではチャイナF1レースを含めて多くのチームがF1参戦を目指していると報じられており、ゾラン・ステファノヴィッチは2度目のF1参戦への挑戦を開始すると宣言。

ゾラン・ステファノヴィッチは、プレマ内に施設を作り、チームの技術面をまとめるために元ウィリアムズとフェラーリのエンリケ・スカラブローニを雇用し、すでに風洞施設を使用することに合意していることを明かした。

ゾラン・ステファノヴィッチは、オーストリアでロス・ブラウンと面会している。

「イタリアを拠点にF1チームをセットアップしており、ロス・ブラウンに会うためにここに来た」とゾラン・ステファノヴィッチはコメント。

「オーストリアに来る前にいくつか非常に重要な契約をまとめてきた。風洞からまずまずの距離にあるプレマに拠点を置くことを決定した。プロジェクト空力のスペシャリストとも契約している」

ゾラン・ステファノヴィッチは、2019年にエントリーを確保するために今後12ヶ月でチームを編成していくとしているが、FIAが新たなスロットへの入札を開始しなければ、グリッドに並ぶことはできない。

FIA会長のジャン・トッドは、グリッドを満たす準備のできている厳粛な候補者がいると感じた場合のみ新規F1チームの入札プロセスを開始することになるだろうと述べている。

「我々が入札を行うときができると感じたときがそうなる」とジャン・トッドはコメント。

「現在、我々には10チームあるが、12チームまで増やしというアイデアはある。なので、我々には機会はある。1~2チーム強力なニューカマーがいれば、その可能性はある」

「ハースのケースと同じように、本格的な関心があり、人々が有能だと確信できれば、我々は入札を行う」

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カテゴリー: F1 / ステファンGP