KitKatがF1公式チョコレートバーとしてデビュー メキシコGPで限定企画を展開
2025年10月のF1メキシコシティGPで、KitKat(キットカット)が「F1公式チョコレートバー」としてデビューする。これは2024年に発表されたネスレとの複数年契約に基づくもので、ファンは限定グッズや観戦チケットが当たるキャンペーンに参加できる。

世界的に親しまれているチョコレートブランドのKitKatは、今後、F1との連携を通じてFanzoneやPaddock Clubでの体験型イベント、SNSや店頭でのプロモーション、限定コラボグッズの展開など、さまざまな形でF1ファンとの接点を広げていく。

F1メキシコGPでは、地元出身でマクラーレンのリザーブドライバーを務めるパト・オワードとともに、KitKatがファン向けイベントを展開。「ひと休み(Have a break)」をテーマにしたFanzone内の専用ブースでは、Paddock Clubチケットやグランドスタンドチケット、F1×KitKat限定グッズが当たる抽選も実施される。

さらに、今夏にはブラジル市場でもKitKat製品を対象にしたオンパックキャンペーンが展開され、2025年のサンパウロGP観戦チケットが当たるチャンスが用意される。また、10月にはサンパウロ/グアルーリョス国際空港で初のF1関連アクティベーションも実施され、2026年には他の主要国際空港へも展開予定だ。

KitKat(キットカット) F1メキシコ出身でマクラーレンのリザーブドライバーを務めるパト・オワードが、KitKatとともにファンに「ひと休み」を呼びかける

F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プレイザーは、「メキシコやブラジルの情熱的なファンの皆さんが、このエキサイティングなパートナーシップを通じてKitKatの世界を体験するのが待ちきれません。グランプリを訪れるファンには、日常から解き放たれてF1のドラマと興奮に没入してほしいと思っています。KitKatのアクティベーションは、レースに楽しさとリラックスをもたらし、忘れがたい思い出をつくるものになるはずです」とコメントした。

ネスレ・メキシコのコンフェクショナリー事業部門責任者リカルド・バッサーニは、「このユニークなパートナーシップをメキシコで始められることを嬉しく思います。多くのメキシコ人にとってF1は誇りと興奮の象徴であり、メキシコGPは40万人以上が集う一大イベントです。サーキット内外でスリルを求めるファンとつながる絶好の機会です」と語った。

また、ネスレ・ブラジルの菓子部門副社長パトリシオ・トーレスは、「KitKatのF1スポンサーシップは、ブラジルにおけるブランドにとって歴史的な瞬間です。このパートナーシップにより、Z世代とのつながりを強化・拡大できます。小売パートナーと連携し、強力な消費者向けプロモーションを展開するとともに、今後数カ月にわたりコミュニケーション施策も展開していきます」と述べた。




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カテゴリー: F1 / F1スポンサー / F1メキシコGP