タチアナ・カルデロン、ザウバー C37でF1マシン初走行を完了
コロンビア出身の女性ドライバー、タチアナ・カルデロンは、過去2年間ザウバーとともに働いており、今年はGP3へのフル参戦と並行してチームのテストドライバーを務めている。
このイベントは2018年のF1メキシコGPでザウバーのレースパートナーを務めるメキシコの無線通信プロバイダーのテルセル（Telcel）とインフィニトゥム（Infinitum）が支援。ザウバー C37のノーズとリアウイングにはテルセルのロゴが掲載された。
イベントはフィルミングデーを利用して行われ、タチアナ・カルデロンはラテンアメリカ出身の女性ドライバーとして初めてF1マシンで27周を走行した。
「今日、ザウバーC37を運転できたことは信じられないような経験でした」とタチアナ・カルデロンはコメント。
「このクルマのパワー、ブレーキング、グリップは信じられなくらいでしたし、コース上でとても快適に感じられました。数周でスピードに慣れていきましたし、とても楽しかったです」
「このチャンスを与え、仕事ができると私を信頼してくれたアルファロメオ・ザウバーF1チーム、エスクーデリア・テルメックス、テルセル、インフィニトゥム、カルロに感謝しています。一生忘れられない一日になりました」
ザウバーのヘッド・オブ・トラックエンジニアリングを務めるセビ・プホラルは「今日、タチアナは初めてF1カーをドライブし、とても良い仕事をした」とコメント。
「我々が彼女が優れたパフォーマンスを見せたことを嬉しく思っており、彼女の献身と仕事倫理に改めて感銘を受けた。このイベントは我々のスポーツにとってポジティブなステップであり、タチアナが引き続き進歩を果たしていくのを楽しみにしている」
カテゴリー： F1 / ザウバーF1チーム
