F1 ザウバー キミ・ライコネン
ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、キミ・ライコネンがF1キャリアをスタートさせたザウバーに復帰する可能性を否定していない。

フェラーリは、現在ザウバーのドライバーを務めている育成ドライバーのシャルル・ルクレールを2019年にメインチームに昇格させる準備が整っていると考えられているが、逆にキミ・ライコネンがザウバーに移籍する可能性も報じられている。

フェラーリは、ザウバーの2人のドライバーのうちの一人を決定する権利を有していると理解されている。現在、ザウバーのサードドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィも候補に挙げられているが、フェラーリのアカデミーに所属する他のドライバーはまだ適切な資格を持っていない。

キミ・ライコネンが2019年もF1キャリアを続けることを望んだ場合、フェラーリファミリー内に彼を保つパッケージの一部として、ザウバーのシートがライコネンのために与えられると推測されている。

過去のF1ワールドチャンピオンをザウバーのクルマに乗せるのはプレッシャーかと質問されたフレデリック・バスールは「贅沢な問題ではないか? 私は気にしない。私はクルマに最高のドライバーを乗せたいと思っているし、チームにとってはそれが最も重要なことだ。パフォーマンスを犠牲にすることはない」

「勝ったことのないドライバーよりもワールドチャンピオンの方がはるかにいい」

「私はパフォーマンスにだけ集中している。私にとって最も重要なことは、来年、そして、将来のためにベストなドライバーラインナップを起用することだ。それが私の唯一の懸念だ」

キミ・ライコネンは、2001年にザウバーでF1デビューを果たしているが、フレデリック・バスールは、チームの歴史や過去にジュニアレーシングで走ったドライバーとの関係に左右されることはないと語る。

「正直、それは良いアプローチとは言えないだろう」とフレデリック・バスールはコメント。

「ドライバーのセレクションとチョイスにおいて、共有のアプローチをとることが重要だ。15年前にF3で走ったドライバーであるとか、10年前にザウバーで走ったからということではなくね」

アントニオ・ジョビナッツィは、シャルル・ルクレールの論理的な候補者である、フレデリック・バスールはジョビナッツィに良いチャンスがあると認める。

「アントニオが関与したいと考えてくれるのは良い気分だ。我々は誇りに思っている」とフレデリック・バスールはコメント。

「彼が候補であるのは確かだし、いくつかFP1で走ることになるだろう。私にとってそれは彼のことを知り、お互いを理解するための最善の方法だ。昨年、シャルルとも同じことをしたし、協力への良い第一歩だったと思う」

フレデリック・バスールは、ドライバー選定におけるフェラーリの役割をそれほど重要視していないと語る。

「我々はフェラーリと話し合うつもりだ。正しいことではないかもしれないが、我々は一緒に議論していくつもりだ」

「それぞれにリストがあるというわけではない」

ザウバーは、フォース・インディアのセルジオ・ペレスも加入の可能性が噂されている。

フレデリック・バスールは、今年の改善にとって獲得を狙えるドライバーの範囲が拡大したと認める。

「魅力的に感じてもらえるというこの感覚は非常に良い気分だ」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム