ザウバー F1 スペインGP
ザウバーは、今週末のF1スペインGPに予定していたアップグレードの開発に遅れが生じており、大部分のパッケージはF1モナコGPまで待たなければならない。

グリッドの大多数のチームと同様にザウバーも今週末のF1スペインGPで大幅なアップグレードパッケージを導入する予定だった。

しかし、ザウバーのテクニカル部門は新しいパーツに取り組むためのさらなる時間を求めた。

バーレーンGP後のテストでマシンに装着された新しいリアウイング、フロントウイングフラップ、フロントブレーキダクトは持ち込まれるが、新しいフロアを含む残りのパッケージは次戦F1モナコGP以降に延期された。

アップデートの遅れにより、ザウバーは今週末のスペインで苦戦を強いられることになるだろう。今シーズン、ザウバーはパフォーマンスに苦しんでおり、マクラーレンとともに唯一ポイントを獲得できていない。

昨年の早い段階で1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを採用したザウバーだが、冷却の最適化に苦しんでいるとされ、その決定はうまく生かされていない。

アップグレードの遅れと冷却の問題に関わらず、パスカル・ウェーレインは、前戦ソチよりも競争的になれると期待している。

「クルマにいくつかアップデートを持ち込むし、モナコではさらにアップデートが入る。今後のレースを本当に楽しみにしている」とパスカル・ウェーレインはコメント。

「アップデートが期待通りに機能して、進歩を果たせることを期待している。今週末ポイントに挑むのはかなり難しいだろうけど、ベストを尽くするつもりだ」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / F1スペインGP