ペーター・ザウバー
ペーター・ザウバーは、引退について少し考えを変えたようだ。

ザウバーの創設者で代表者でもあるペーター・ザウバーは、ここ数年”70歳を過ぎてまでヘッドホンをつけてピットウオールに座っていたくはない”とたびたび述べてきた。

ペーター・ザウバーは、2012年シーズン中に69歳の誕生日を迎える。

ペーター・ザウバーは、すでに引退後のチームの基盤は整えており、モニーシャ・カルテンボーンに株式の3分の1を譲渡し、息子のアレックスをプロミネントディレクターに就任させている。

昨年、ペーター・ザウバーは「少なくとも財政的にチームを安定させられるまではここに残る」と彼は述べていた。

「チームを安全なポジションに導き、良いレベルで定着させたい。それが成功すれば私の任務は果たされたことになる」

BMW撤退のショックを乗り越えたザウバーは、メキシコの潤沢な資金をバックアップに持つセルジオ・ペレスが競争力のあるC31で複数回表彰台に上がっており、今がその時かもしれない。

しかし、ペーター・ザウバーは前言を撤回するかもしれない。

70歳引退期限について質問されたペーター・ザウバーは「具体的な日付は決めていない」と Servus TV にコメント。

ペーター・ザウバーは引退後の厳しさを考え、結局は第一線で働き続ける生活を好むかもしれないとほのめかした。

「テレビでしかレースを見られないことほど最悪なことはない」とペーター・ザウバーは笑みを浮かべた。

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム