ザウバー コアンダ効果
ザウバーは、C31のエキゾースト周りに“コアンダ効果”を巧みに利用しているという。

コアンダ効果とは、流体が物体の表面を流れるとき、物体表面の外形に貼りつくように沿って流れる現象。流れる水道水にスプーンを当てると、水はスプーンの曲面に沿って勢いよく曲がるという実験が有名だ。

コアンダ効果という名称は、ルーマニアの空力開発の先駆者先駆者にして世界初のジェット機コアンダ=1910を製作したアンリ・コアンダにちなんで名付けられた。

ザウバー C31
ザウバーのリアソリューションは、高温の排気ガスをタイヤやディフューザーに向けて低く広く導いている(黄色の矢印)。

排気口周辺は、曲面が巧妙に配置されており(赤の矢印)、排気ガスはその曲面に沿って導かれる。コアンダ効果により、表面が空気の流れから離れるようにカーブすると、低圧が高まって空気はその表面に沿うように流れるという。

フェラーリは、F2012のアップデートにこのザウバーの哲学を採用するとされている。

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カテゴリー: F1 / ザウバー