佐藤琢磨 インディカー
佐藤琢磨は、インディカー 第14戦ポコノの決勝レースをクラッシュに巻き込まれてリタイアで終えた。

決勝はオープニングラップでの接触によってイエローコーションに。7周目にレースは再開されたが、ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)にロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン)がインサイドから仕掛けてクラッシュ。ウィッケンズのマシンは宙に浮いてフェンスに激しくクラッシュして大破した。

このクラッシュによって後続のジェームス・ヒンチクリフ(シュニット・ピーターソン)、ピエトロ・フィティパルディ(デイル・コイン)、佐藤琢磨(レイホール・ラニガン・レーシング)が巻き込まれてリタイアした。

「僕の目の前というか、前の前だったんですけど、だからクルマは何も見えないですよね」と佐藤琢磨はコメント。

「それで乱気流に入っていって、ハンターレイのクルマが壁に当たって大爆発みたいな感じになって、その状態でオイルをクルマごと浴びちゃったので、僕のクルマはもちろん急いでブレーキを踏んでたんですけど、壁の方に近づいちゃって、それでインサイドからヒンチクリフが来て、ぶつかって、壁とサンドイッチになっておしまいという感じでしたね」

「凄い破片が飛んでいたので、出来る限りそれを避けるようにしましたけど、全身にオイルをかぶっちゃったので、何にもグリップしなかったですね。どうしようもなかった」

「あそこ2コーナー入る前にブルデーを抜いて、そこで二人サイド・バイ・サイドだったんだけど、回避しようとしたんですけど、間に合わなかったですね」

「楽しみにしていたので残念でしたけど、怪我したドライバーたちがいるかもしれないでちょっと心配です」

ロバート・ウィッケンズはヘリで病院に搬送されたが、意識はあるとのこと。レースは約2時間の中断を経て、9周目から再開されている。

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー