佐藤琢磨 インディカー・シリーズ ポコノ・レースウェイ
佐藤琢磨は、インディカー 第14戦 ポコノの予選で今季2度目、通算7度目となるポールポジションを獲得した。

19日(土)、ポコノ・レースウェイでインディカー 第14戦の予選が行われた。

佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は22台中22台目の出走順となったが、直前の21台目に出走したチームメイトであるライアン・ハンターレイがウォームアップラップのターン3でクラッシュ。

事故が処置されている間に、アンドレッティ・オートスポーツはデータを検証し、マシンに変更を加えた。

佐藤琢磨は「そうですね。ナーバスになりました」とハンターレイのことが心配していたと語る。

「ライアンと僕は多くのフィロソフィーとセットアップを共有しています。彼に起こることは、僕にも起こり得ることです」

「彼はターン3のイエローライン内にホイールを乗せたと聞いています。何が彼をそうさせたか? 僕にはわかりません」

「基本的に、僕のエンジニアはあの瞬間にできるだけ多くのデータを詳しく調べましたし、リアを少し確保するためにフロントウィングを少し下げました」

ポコノ・レースウェイはオーバルではあるものの、“トリッキー・トライアングル”というニックネームがつけられる三角形の独特なコース。3つのコーナーはどれも異なる半径で、コーナーにつけられたバンクも1つずつ異なり、3本のストレートも長さが1本ごとに違う。

オーバルトラックでの予選は、各車が2周を連続して走行し、その平均速度をもとにグリッドを決定する。

佐藤琢磨は、1周目に予選での最速スピードとなる220.045mphを記録。2周目も219.235mphをマークし、平均219.639mphを記録して、第8戦デトロイトに次ぐ今シーズン2度目、通算7回目のポールポジションを獲得した。

「ウォームアップラップでのフィーリングは良かったですし、信じられなかったです」

「エンジニアとスタッフは素晴らしい仕事をしてくれました。アンドレッティ・オートスポーツにとって素晴らしい業績です」

今大会、佐藤琢磨はインディ500でスポンサーを務めたルーオフ・ホーム・モーゲージのオンライン部門である『エクスペダイト・ホーム・ローン』の水色のカラーリングを施したマシンとレーシングスーツで挑んでいる。

佐藤琢磨は、予選後に行われたプラクティスでも11番手タイムを記録。ポコノは全長が2.5マイルのトラックで200周で争われるインディ500と同じ500マイルのレース。ポールポジションから佐藤琢磨は今季2勝目を目指す。

インディカー 第14戦 ポコノの決勝レースは、日本時間21日(月)の3時40分からスタートする。

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー