佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディカー 第13戦 アイオワの決勝レースを19位で終えた。

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、8列目イン側の15番グリッドからスタート。序盤はタイヤの空気圧がコンディションにマッチしていなかったためにスピードに乗りきれず、ピットストップごとに調整を行ってハンドリング向上を目指した。

しかし、一度よくなったマシンが、コンディションが涼しくなってきたことで再びバランスを失い、苦しい走りが続く。それでも1周遅れの状況からフルコースコーションを利用して取り戻し、レースが終盤に入ってからマシンのハンドリングをベストに仕上げることに成功。トップ10、そしてさらに上位を目指したが、261周目のターン1に飛び込んだ直後にマシンの右フロントサスペンションが壊れ、カーナンバー14をつけたマシンはセーフティーバリアに突っ込み、レースを終えた。

次戦は1週間のインターバルの後、オハイオ州ミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催されるHondaインディ200アット・ミッド・オハイオとなる。

佐藤琢磨(19位)
「スタートからタイヤの空気圧で苦しみました。コンディションに合わせたタイヤのセッティングを見つけるのは本当に難しいですね。非常にデリケートで、1度目のピットストップで調整してよくなったものが、次のピットストップのあとにまた悪化しました。自分たちはダウンフォースの量が少なかったと思います。完全に夜になって、気温なども下がったレース終盤では、自分たちはようやくハンドリングをよくすることができました。しかし、タイミングが少し遅過ぎましたね。そして、最後にはサスペンションが壊れてしまいました。次戦は大好きなミッド・オハイオのロードコースです。本当に久しぶりのロードコースでのレースになりますから、とても楽しみです」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー