佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディカー第8戦テキサスの決勝レースを11位でフィニッシュした。

ギアボックスのトラブルのために予選に出場できず、21番グリッドという後方からのスタートした佐藤琢磨だったが、その不利をレース序盤にしてはね返した。タイヤをいたわる走りでスピードをコントロールし、できるだけペースを安定させることを目指した佐藤は琢磨、燃費セーブも成功させて大きくポジションアップ。

1回目のピットストップを終えた時点で7番手につけたものの、マシンがコントロールの難しいハンドリングであり続けたため、11位でのゴールとなった。

佐藤琢磨は、デトロイトの2戦でチェッカーフラッグを受けることができなかったが、テキサスではスタートより10ものポジションを上げてフィニッシュし、ポイントランキングを6番手から5番手へと1つ上げた。

佐藤琢磨 (11位)
「タイヤの消耗が激しい、大変難しいレースでした。マシンがいいのは走り出して7周だけで、そこから先はグリップが下がり、マシンのバランスも崩れていきました。マシンをベストのバランスに保っておくのが非常に難しかったです。クルーたちのピット作業はすばらしい速さでしたが、我々のピットタイミングは少しベストのものからズレていましたね。ピットインした直後にフルコースコーションが出たことで、順位を大きく下げてしまいました。そこからのばん回は厳しかったのですが、なんとかがんばっていくつかはポジションを取り戻すことができました。予選日のトラブルを考えれば、私たちはチームとして大きなリカバリーを達成したと思います」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / F1カナダGP