佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディカー第12戦ニューハンプシャーの決勝レースを7位で終えた。

予選8番手から2位まで浮上する快走を見せた佐藤琢磨だが、118周目のリスタート時に起きたフランキッティとの接触でタイヤがパンクし、フロントウイングにダメージを受けたためにピットストップを2回行うことになったが、リードラップに残り続ける8位をキープし、ライバル勢が全員ピットインしたことでトップに躍り出た。

しかし、彼もまた少しあとのタイミングで最後のピットストップを行わねばならず、最終的にポジションを7位に上げ、今年6回目のトップ10フィニッシュを記録。佐藤琢磨のシリーズランキングはトップ10に復帰した。

佐藤琢磨 (7位)
「ダリオ・フランキッティとのアクシデントは、非常に残念なものでした。こちらはラインを保っていたと思うのですが、非常に接近していたのは事実で、まだ映像確認をしていないのでなんとも言えませんが、自分の方がもう少しスペースを与えるべきだったのかもしれません。タイヤとフロントウイングを交換したあと、何台ものマシンをオーバーテイクできました。雨が降っていたことが、自分にオーバーテイクを可能にしてくれました。だから最後のレース再開は、自分としては望んでいたことでもありました。もっと順位を上げられると思ったからです。しかし、リスタート時のスピードがとても遅く、目の前を走っていたウィル・パワーとの距離が一気に縮まって、そこで自分より前を走っていたマシンが急減速したので、接触してスピンしてしまいました。インフィニオン・レースウェイでの次戦は、昨年のリベンジではないですが、来週のテストを有効に使って、いいレースを戦い、いいリザルトをつかみたいです」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー