佐藤琢磨
佐藤琢磨は、インディカー第3戦ロングビーチのプラクティス初日を15番手で終えた。

4月17日にカリフォルニア州ロングビーチの市街地コースで決勝が行なわれるトヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチのプラクティス初日において、KVレーシング・テクノロジーーロータスは、3人の有能なドライバーを擁することの3台体制の強みを発揮。

KVRTロータスは、午前中のプラクティス・セッションで予定どおりのメニューを消化。ここで得られたデータを総合し、リファインを行なってから午後のセッションに臨んだ。

1日の走行を終えたときには明日の予選での方向性も明確になり、トニー・カナーンがチームとしては最速の71.5954秒で11番手につけ、No.5のKVレーシング・テクノロジー−ロータスを駆る佐藤琢磨は71.8077秒(98.664mph/約158km/h)で15番手を得た。残るチームメイトのEJ.ヴィソは71.9979秒で20番手だった。

開幕戦セントピーターズバーグでインディカー・キャリア最上位となる5位入賞を果たした佐藤琢磨は、第2戦バーバーではチーム最上位の11位で予選を通過しながらいくつかの困難のため16位に終わっていた。

インディカー・シリーズ2年目の佐藤琢磨は、現在44ポイントを獲得してチャンピオン争いの8位につけているが、トップ5まではたったの10点差でしかない。

同じ市街地コースのセントピーターズバーグで発揮したパフォーマンスをベースに、今回が2度目の出場となるロングビーチでも好成績が期待されている。

佐藤琢磨
「今日はたくさんのことを試し、マシーンも少しずつ進化していますが、全体的には依然としてコンペティティブな状況が続いています。マシーンを速くするためには、相当な頑張りが必要となるでしょう。今日、3人のドライバーは揃って貴重なデータを収集したので、今晩はそれをもとに作業を進めることになります」

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / F1中国GP