バレンティーノ・ロッシ
バレンティーノ・ロッシは、MotoGP第7戦TTアッセンの決勝レースで、2010年の第15戦マレーシアGP以来2年8ヶ月ぶり、46戦ぶり優勝を達成した。

4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、1ラップ目に3番手、5ラップ目に2番手に浮上。6ラップ目には、今季初めて1番手に躍り出ると、安定して1分35秒前半のリズムを刻み、2年8ヶ月19日ぶりに優勝。最高峰クラスで通算80勝目、キャリア通算106勝目を飾り、サーキットに駆けつけた9万人の観衆を興奮させた。

「ファンタスティック。だけど、本当のところ、優勝が信じられない。2010年のセパンから多くの時間が過ぎた。今年は本当にもう一度トップに立てるのか自分に問いただした。非常に困難な時期だった。僕は決して屈しなかった。これが僕の世界、僕の情熱だから、仕事をした。オフィチャルチームに戻れる機会を与えてくれたヤマハに感謝しなければならない」とバレンティーノ・ロッシはコメント。

「シーズンの最初はバイクのバランスに問題があったけど、今大会では、バイクを良く走らせるために適したセッティングが見つかった。今日はロレンソが負傷していたことを考え、優勝にトライしなければいけないと考えた」

「カル、マルク、ダニとバトルしたけど、今日はそれ以上だった。チームのみんなに感謝しないと。これからは、この調子を続けないといけない」

2位には、フリー走行3で右手小指と右足親指を骨折し、2番グリッドからスタートしたマルク・マルケスが今季6度目の表彰台を獲得。3位にはキャリア初のポールポジションからスタートしたカル・クラッチローが続いた。

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カテゴリー: F1 / バレンティーノ・ロッシ / MotoGP