ランド・ノリス ル・マン参戦に意欲 「数年後にバレンティーノ・ロッシと組みたい」
2026年F1世界王者のランド・ノリスが、将来的にル・マン24時間レースへの参戦を希望していることを明かした。MotoGP界のレジェンド、バレンティーノ・ロッシとの共闘にも前向きな姿勢を示している。

ノリスにとってロッシは幼い頃から憧れの存在であり、今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの共演は特別な機会となった。マクラーレンが2027年からFIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラス参戦を予定する中、将来的なル・マン挑戦にも現実味が帯び始めている。

ロッシとの共闘に「もちろんやりたい」
ノリスは同日、2027年のWECおよびル・マン24時間参戦に向けて開発中のマクラーレンのハイパーカー「MCL-HY」をドライブ。その後、グッドウッド・ハウスのバルコニーでロッシとともに登壇し、スポーツカー耐久レースでの共演について質問を受けた。

ノリスは「もちろんやりたいよ」と即答。するとロッシも「彼を誘おうとしたんだけどね。でも今のF1ドライバーは本当に忙しいから」と笑顔で応じた。

マクラーレンが2027年からハイパーカークラスへ参戦することにも触れたノリスは、現時点ではF1の過密日程が最大の障壁だと認めつつも、近い将来にル・マンでコンビを組む可能性を示唆した。

「レース数が多すぎるからね。でもマクラーレンがル・マンに参戦するし、来年は……いや、来年じゃない。でも数年後ならぜひやってみたい。僕にとっては名誉なことだし、間違いなくすごく楽しいと思う」

ロッシも笑いながら「ランドを待ってみるよ」と応じ、将来的な共闘への期待を口にした。

以前から互いを高く評価
ノリスは以前からロッシをモータースポーツ界のヒーローとして公言しており、一方のロッシも2021年の時点で、ノリスとの共演を熱望していた。

「もしランドと一緒にレースができるなら、本当に、本当に嬉しい。彼はとても速いし、きっと楽しめるはずだ」

また、今年後半に開催されるグッドウッド・リバイバルでクラシックカーを使って共演する可能性についても話題となった。

ノリスは「僕はあの時代の格好をして、思い切り楽しみたい」とコメント。ロッシも「もちろんいいよ。どのクルマに乗るかは彼に決めてもらうよ」と応じ、実現すればル・マンに先駆けた夢の共演となる可能性もある。

ランド・ノリス(マクラーレン) ル・マン24時間

マクラーレンのル・マン復帰が追い風
ロッシは2024年と2025年にBMWからLMGT3クラスでル・マン24時間へ参戦したほか、ハイパーカーのテストも経験している。2025年大会では表彰台争いをしていたものの、マシントラブルによってリタイアを喫した。

2025年限りでWECフル参戦からは退いたが、現在もBMWとの契約を更新し、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパでレース活動を続けている。

一方、マクラーレンCEOのザク・ブラウンは昨年のル・マンで、ノリスとオスカー・ピアストリの将来的な参戦について次のように語っていた。

「彼らとはル・マンについて話をしたことがある。2人とも、マクラーレンのマシンでル・マンを走りたいと思っている」

マクラーレンが耐久レース最高峰への復帰を控える中、F1王者ノリスと、少年時代から憧れ続けてきたロッシが同じマシンを駆る――そんな夢のラインアップが実現する可能性は、少しずつ現実味を帯び始めている。

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カテゴリー: F1 / ランド・ノリス / バレンティーノ・ロッシ / ル・マン24時間レース