MotoGP:バレンティーノ・ロッシ、今季限りでの引退を決断との報道
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今年、ヤマハのサテライトチームであるPetronas Yamaha SRTに移籍して期待外れなスタートを切っているバレンティーノ・ロッシは、25年間のグランプリレースに終止符を打つ方向に傾いているという。
長年、バレンティーノ・ロッシは、バイクレースへの愛情を失ったときに引退するとしてきたが、彼に情報筋によると2021年の悪いスタートが大きな打撃を与えたとしている。
シーズン開幕5戦のバレンティーノ・ロッシのベストリザルトは、前戦フランスGPでの11位で、今年はわずか9ポイントしか獲得できず、ランキング20位に沈んでいる。また、過去14戦でトップ10フィニッシュできていないという状況のなかで、かつて支配していたムジェロでのイタリアGPを迎える。
そして、19番グリッドからレースをスタートすることを考えれば、その干ばつを今週末に終わらせるのは厳しいタスクかもしれない。
バレンティーノ・ロッシは、決定を下すための最終期限は7月のMotoGPの夏休みになるとしばらくの間主張してきた。今週末のレースに先立っても繰り返しそう述べている。
「今はチャンピオンシップの非常に重要な時期を迎えており、ムジェロ、バルセロナ、アッセンといった非常に重要なレーストラックで5週間で4レースが行われる」とバレンティーノ・ロッシは語った。
「この後、1か月の猶予があり、その期間中に誰もが2022年のことを考え始めるだろう」
「現時点で僕はそこで決断を下すつもりだけど、それは僕の決断だけではない。なぜなら、来年の彼らの計画を理解するために、ペトロナス・チームとヤマハと話す必要があるからだ」と続け、おそらく契約解除のために噂されるパフォーマンス条項をほのめかした。
また、バレンティーノ・ロッシは、2021年シーズンのほとんどのレースでファンがいないことが彼の最後の年にするかどうかの決定に影響を与えるという噂を否定。いつものようにコース上でのパフォーマンスが決定要因になると語る。
「それは続ける理由ではない」とホームレースで空席のグランドスタンドについて尋ねられたバレンティーノ・ロッシは説明した。
「ムジェロはファンにとって特別な存在だけど、来年くらいにファンに会いたいなら、レースを見に来ることができる。そのためだけに続けるのは難しい」
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カテゴリー: F1 / バレンティーノ・ロッシ / MotoGP