ダニエル・リカルド F1日本GP決勝「1周目の事故は起こり得る最悪の事態」
ダニエル・リカルド(RB)は、2024年F1第4戦日本GPの決勝を0周リタイアで終えた。

11番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたリカルドは、蹴り出しで遅れ、集団のなかで1コーナーには入っていく。そして、S字の進入でインサイドのランス・ストロール(アストンマーティン)を気にして右に動いたところ、アウトサイドから抜きにかかっていたアレクサンダー・アルボン(アルボン)に右リアタイヤが接触。

その勢いで両者はコース外に出てバリアに接触してリタイア。レースは赤旗が提示された。

「昨日は正しい方向への一歩を踏み出すことができたので、今日のレースではいい一日を過ごしたいと思っていた。このような場合、1周目のインシデントはドライバーに起こり得る最悪の事態のひとつだ。特にレース準備のために膨大なエネルギーを費やした後には、何もするチャンスがないんだからね。関係者全員にとって残念で不運な出来事だった」とダニエル・リカルドはコメント。

「レースシングインシデントだったけど、幸運なことに、いくつかのチェックの結果、アレックスも僕も無事だった」

「僕と裕毅はミディアムタイヤを履いていて、ソフトコンパウンドを履いていた後続のマシンと比べると、とても苦労していた。ターン2では少し落ち着いたけど、まだスライドしているような感じがあった。アウトサイドにアストンが見えた。彼の様子を見ていたんだけど、1周目だったのでトラックを使い切らずに3コーナーに入る準備をしていたら、アルボンが僕の横に並んできて、2コーナーの立ち上がりが良くなった。僕は彼に気づかず、接触してしまった。これはレースあるあるで、誰が悪いというわけではないけど、あそこでのグリップに大きな差があった」

「チームには申し訳ないけど、中国はもうすぐなので、それに集中することにする」

ダニエル・リカルド F1日本GP

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