ダニエル・リカルド、F1復帰のアロンソは「まったく衰えていない」
ダニエル・リカルドは、フェルナンド・アロンソがF1アブダビGPでルノー R25でのデモ走行で記録した1分39秒台というタイムは、F1復帰に先立って“それほど遅くない”ことを世界に示したと考えている。

2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、今シーズンからアプピーヌF1の名前で参戦するルノーと3回目となる契約を結んでF1グリッドに復帰する。

フェルナンド・アロンソは、F1復帰に先立って2015年にミハエル・シューマッハの5年間にわたる覇権を終えたタイトルを獲得したルノー R25と再会。12月にヤス・マリーナ・サーキットでデモ走行を実施。V10エンジンのサウンドを轟かせ、F1ファンだけでなく、ライバルも興奮させた。

「オンボードを見たけど、かなりクールだったね」とダニエル・リカルドは Marca に語った。

「フェルナンドが年を取りすぎていると思っている人はいないと思うし、実際にそうではない。それは確かだ」

「彼が知っているスピードは1つだけだと思う。速いし、縁石さえ使っていた。彼は惜しげもなくマシンを振り回していた」

「僕はストップウォッチを持っていなかったし、彼が僕たちよりもはるかに遅く走っていたことは分かっているのに速く見えたのは面白かった。V10なのでサウンドが印象的だったからかな。雄叫びを挙げていたからね」

フェルナンド・アロンソの1分39秒だった。F1アブダビGPの初開催は2009年であり、2005年マシンでのタイムと比較することはできないが、2020年マシンによるマックス・フェルスタッペンのポールタイムは1分35秒246。最も遅かったウィリアムズは1分38秒443だった。

「本当に?」とフェルナンド・アロンソのタイムを聞いたダニエル・リカルドの驚いた。

「待って! 予選はどうだったっけ・・・1分39秒? ワオ! 彼は乗れているね」

「彼はそんなに遅くはないね!」

今シーズン、フェルナンド・アロンソはルノーでダニエル・リカルドに代わってエステバン・オコンとチームを組み、リカルドはマクラーレンに移籍してランド・ノリスとチームを組む。

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