ダニエル・リカルド 「マクラーレンF1移籍に後悔はない」
ルノーF1は好転の兆しをみせているが、ダニエル・リカルドは、今シーズンでチームを離れてマクラーレンに移籍するという決断を後悔してはいないと語る。

昨年はマクラーレンに敗れたルノーだが、2020年はシーズンが進むにつれてパフォーマンスを向上させており、現時点でランキング3位のマクラーレンに7ポイント差まで迫っている。

現時点でダニエル・リカルドは運転しているマシンは、来年マクラーレンで走らせるマシンよりも速いと考えられるが、それでも、リカルドは移籍を後悔してはいないと語り、競争の激化はチームにとって良いことだと語る。

「もちろん、現在ルノーと僕が現在いる位置を軽視しているわけではないけど、後悔はしていない」とダニエル・リカルドは gpfans.com によると語った。

「僕たちが進歩するのを目にしてうれしいか? 絶対にそうだ。すべてうまくいっている。来年、マクラーレンをさらに推し進めるための競争相手としてルノーがいるのあれば、それは誰にとっても良いことだと思う」

「だから、僕はそれを後悔していないし、進歩にも不満はない。僕はトップでレースをしたい」

「F1のすべてのレースはとても重要だ。僕にそれができる機会があるならば、速ければ速いほどいい。進歩していることを嬉しく思う。自分はその一部だと感じている。これは僕にとっても重要であり、ドライバーとしての成長にもつながっている」

ドライバーがライバルチームに移籍することが決定している場合、チームは機密情報を漏らさないために遠ざけることが多い。

セルジオ・ペレスはレーシング・ポイントでそのような扱いを受けていると語っているが、ダニエル・リカルドはそのような問題はないと語る。

「チームは僕をまったく締め出してはいない。シミュレーターなどすべてのことをやっている」とダニエル・リカルドは付け加えた。

「彼らと一緒に仕事ができて本当に良かった。確かに、ほろ苦いことはわかっている。特に、このチームの一部の人にとっては、今年以降は続けることができないことを知っているわけだしね。最終日まで悩みの種になるくらい頑張るつもりだ」

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