F1 ダニエル・リカルド ダニール・クビアト
ルノーのダニエル・リカルドは、F1アゼルバイジャンGPで不用意な衝突を引き起こしたことをダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)に謝罪。“パニクっていた”と語った。

ダニール・クビアトとポジジションを争っていたダニエル・リカルドは、32周目のターン4でインサイドに飛び込んだが、ブレーキングポイントを逃して直進。アウトサイドにいたダニール・クビアトもターンインすることができず、二人ともエスケープソーンに逃れた。

だが、コースに復帰しようとして後進したダニエル・リカルドは、そこに停止していたダニール・クビアトに衝突。二人ともダメージを負ってレースをリタイアすることになった。

ダニエル・リカルドは“少しパニクっていた”としてダニール・クビアトに謝罪。この接触を引き起こしたとして次戦F1スペインGPで3グリッド降格ペナルティを科せれらた。

「起こったことについては申し訳なく思っている。奇妙だった。何が起こったのかはわかっているけど、あのときは僕たちにとってかなりいい感じだったし、ペースを発揮し始めていた。ダニールに近づいていたし、ギャップを見つけたので、行けると思った」とダニエル・リカルドは説明。

「ターン4はいつもタイトだったけど、うまくやれる自信があった。でも、そのあとコーナーを逃してロックし始めた。エスケープロードに逃れてすぐは切迫感があって、できるだけ失う時間を最小限にしたくてちょっとパニックになってしまった」

「リバースに入れて、動き始めたけど、正直、彼がそこにいたことはわからなかった。切迫していたので確認しなかったんだと思う。彼は切り返してコースに留まっていると思っていた。ミスを最小限にしようとしていたけど、それがまた別のミスに繋がってしまった」

「僕がくだらないことをしてしまったし、チームとダニールに申し訳なく思っている。クールではなかった。チームはそれ以上に値すると感じていたし、ペースはポジティブだった。望んでいた結末ではなかった」

「今は自分を恥ずかしく思う。馬鹿げたミスだし、ちょっとパニクっていた」

ダニール・クビアトは、ダニエル・リカルドは自分のミスを認めており、水に流して次に進むと語る。

「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でならないが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思う」

「リカルドは自分のミスだと認めているし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしている」

「ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念だが、あのときはなす術なしだったと思う」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ルノーF1チーム / F1アゼルバイジャンGP