F1 ダニエル・リカルド ルノーF1
ダニエル・リカルドは、ルノーF1チームでのデビューレースとなったF1オーストラリアGPはスタート直後にフロントウイングを失い、“精神的にも肉体的にも疲れ果てた”と認める。

ダニエル・リカルドは、スタートで出遅れたセルジオ・ペレスとのミアミスを避けるために芝生に逃れたが、排水溝にはまってフロントウイングが吹っ飛んだ。

フロントウイングのない状態で1コーナーのブレーキングで接触を避けることができたのは幸いだったが、ピットに戻らなければならず、事実上そこでダニエル・リカルドのレースは終わった。

新しいフロントウイングを装着してレースを続行したダニエル・リカルドだったが、排水溝への衝突に起因するダメージによってリタイアを強いられることになった。リカルドが母国GPをリタイアで終えるのは3度目のとなる。

ホームレースでのルノーF1チームでのデビュー戦ということもあり、大きな注目とプレシャーがダニエル・リカルドにはのしかかったが、新しいチームに適応するために“常に上り坂をプッシュしていた”ような感覚だったとリカルドは語る。

「とにかく疲れ果てたよ。今週末はみんなを喜ばせたかったし、自分のことは気にしていなかった。来年はそれが変わるだろうけどね」とダニエル・リカルドはコメント。

「ここで物事をうまく進めるのは難しいと感じてしまったし、かなり不運だったような気がする。タフだった。常に上り坂をプッシュしているのに今週末はタフだった。十分にできることは決してないけど、僕たちは十分すぎるほど頑張っていると感じたからね。わからないし、それを責めたくはないけど、様々な理由で気落ちしてしる」

スターティンググリッドでのインシデントにいついて、ダニエル・リカルドは、排水溝には気づいていなかったとし、セルジオ・ペレスとの接触を避けるために芝生に2輪を落としたが、ダメージは避けられると確信していたと語る。

「2輪を落としたら、そこに大きな排水溝があった。他の場所にはそんなに多くはないと思う」とダニエル・リカルドはコメント。

「セルジオのスタートはあまり良くなかった。ちょっと接触した。彼は少し抵抗したけど、あれほど早くに起こったし、彼が動くのを見て、僕も動いた。そのあと彼はまっすぐに進んで、僕は芝生にいた」

「彼がどれくらい動くかなんてわからない。そのとき彼はまだ前にいたので、彼の最初の反応に従った感じだった。次の反応で僕は芝生にホイールを落とした」

「実際、芝生に触れたときにはそんなに心配はしていなかった。抜けられると思っていた。まだ十分に彼に並べる勢いがあると感じていた。でも、そこに溝があって、それでおしまいだった」

2019 F1 オーストラリアGP 動画
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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ルノーF1チーム / F1オーストラリアGP