ダニエル・リカルド、赤旗時の減速不足で3グリッド降格ペナルティ
レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、F1オーストラリアGP フリー走行2回目のセッションで赤旗が提示された際に速度違反を犯したとして決勝レースで3グリッド降格ペナルティを科せられた。
フリー走行2回目の中盤、スタート/フィニッシュストレートにワイヤーが落ちていたためセッションは赤旗中断。しかし、ダニエル・リカルドは、FIAが定めるセクター間の最小通過タイムを満たしてなかったという。
ダニエル・リカルドは、赤旗が提示されたタイミングでショートランを実施しており、レギュレーションの規定まで十分に減速できなかったようだ。
その結果、ダニエル・リカルドは25日(日)に決勝レースで3グリッド降格ペナルティを受けることになり、スーパーライセンスで2点のペナルティポイントを科せられた。
しかし、スチュワードの声明では、ダニエル・リカルドへの処分はさらに厳しいものになっていた可能性があったといている。
「スチュワードは、テレメトリー、映像、マシンの位置情報を検証し、カーナンバー3のドライバーであるダニエル・リカルドとチーム代表者から聴取した。スチュワードはデータと映像を見直し、リカルドが最後から2つ目と最後のミニマーシャリングセクターでFIA ECUが定める最小タイムを満たせていなかったことを確認した」
「また、スチュワードはリカルドがターン12で彼の最速タイムから時速175km減速し、最後の3つのコーナーでは一貫して大幅に減速していたことも確認しており、国際スポーティングコードの別紙Hに記載されている要項を完全に満たしていたことも把握している。しかしながら、彼はダッシュボードを読み誤ったことを認めており、最小タイムをわずかに上回っていた」
「レギュレーションに記される通り、今年はドライバーが赤旗中に十分な減速を確実に行うために第31条6項が追加されている。このレギュレーションに違反することは深刻な問題だと見なされる」
「しかし、今回のケースでは、スチュワードが完全に違反を見直し、当該ドライバーがいかなる危険も生み出すことなく大幅に減速していること、また、当該ドライバーが細心の注意を払って走行していたことも確認してる。したがって、スチュワードは通常よりも軽微なペナルティを科すこととし、3グリッド降格処分と2点のペナルティポイントを科す」
関連:
・F1オーストラリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
・F1オーストラリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / F1オーストラリアGP
フリー走行2回目の中盤、スタート/フィニッシュストレートにワイヤーが落ちていたためセッションは赤旗中断。しかし、ダニエル・リカルドは、FIAが定めるセクター間の最小通過タイムを満たしてなかったという。
ダニエル・リカルドは、赤旗が提示されたタイミングでショートランを実施しており、レギュレーションの規定まで十分に減速できなかったようだ。
その結果、ダニエル・リカルドは25日(日)に決勝レースで3グリッド降格ペナルティを受けることになり、スーパーライセンスで2点のペナルティポイントを科せられた。
しかし、スチュワードの声明では、ダニエル・リカルドへの処分はさらに厳しいものになっていた可能性があったといている。
「スチュワードは、テレメトリー、映像、マシンの位置情報を検証し、カーナンバー3のドライバーであるダニエル・リカルドとチーム代表者から聴取した。スチュワードはデータと映像を見直し、リカルドが最後から2つ目と最後のミニマーシャリングセクターでFIA ECUが定める最小タイムを満たせていなかったことを確認した」
「また、スチュワードはリカルドがターン12で彼の最速タイムから時速175km減速し、最後の3つのコーナーでは一貫して大幅に減速していたことも確認しており、国際スポーティングコードの別紙Hに記載されている要項を完全に満たしていたことも把握している。しかしながら、彼はダッシュボードを読み誤ったことを認めており、最小タイムをわずかに上回っていた」
「レギュレーションに記される通り、今年はドライバーが赤旗中に十分な減速を確実に行うために第31条6項が追加されている。このレギュレーションに違反することは深刻な問題だと見なされる」
「しかし、今回のケースでは、スチュワードが完全に違反を見直し、当該ドライバーがいかなる危険も生み出すことなく大幅に減速していること、また、当該ドライバーが細心の注意を払って走行していたことも確認してる。したがって、スチュワードは通常よりも軽微なペナルティを科すこととし、3グリッド降格処分と2点のペナルティポイントを科す」
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