ダニエル・リカルド、フェラーリ移籍の可能性を否定せず
ダニエル・リカルドは、フェラーリ移籍の噂を光栄に思うとし、常に勝利に挑戦できるチームにいたいと述べた。
昨年に非メルセデス勢として勝利を挙げたのはF1カナダGP、F1ハンガリーGP、F1ベルギーGPを制したレッドブルのダニエル・リカルドだけだったが、今年のレッドブルはさらに遅れをとっており、これまで表彰台に手が届いていない。
ダニエル・リカルドはレッドブルとの契約があと3年残っているが、キミ・ライコネンのフェラーリでの将来が不確かであるために、オーストラリア出身でイタリアのパスポートも所有するダニエル・リカルドのフェラーリ加入の噂が持ち上がった。
ダニエル・リカルドは、将来に向けたモチベーションの中心は、昨年経験した勝利をさらに重ねることにあると語る。
ミルトンキーンズで開かれたレッドブルのメディアイベントでフェラーリの噂について質問されたダニエル・リカルドは「あまり詳しく立ち入るつもりはない」と前置きしつつ、次のように語った。
「契約とかそういうことを抜きにして一番大事なのは、僕は勝利を望んでいるということだ。今年、大きなフラストレーションを抱えているのはそのせいだ。僕たちは勝てるポジションにいない。ドライバーとしてそれが唯一の希望だし、少なくともキャリアの現時点で僕はまだ若くハングリーで、多くのポテンシャルがあると感じている。それが僕の望みだ」
「フェラーリの話に戻れば、あのようなチームから評価されるのは嬉しいし、賛辞と受け取ってどうなるか見てみるつもりだ」
フェラーリ移籍の可能性を否定できるかという質問に対して、ダニエル・リカルドは「それは難しい。僕は何についてであれ、完全に否定することは決してないだろう。なぜなら、僕には契約というものについてそんなに経験がないからね。そう長くF1にいるわけでもいしね」と答えた。
「状況は変化し得ると確信している。何だって変わる可能性がある。ディートリッヒ(マテシッツ)もそういうことを報道陣に話していたし、何が起こるかなんて誰にもわからない。さっきも言ったように、なさそうだけど、否定はできない」
ダニエル・リカルドは、たとえ移籍を希望したとしても、現行のレッドブルとの契約から脱することができるかはわからないと述べた。
「契約には当然あれこれあるし、“そう、フェラーリに行くと。では、そういうことで”など簡単に言えるわけではない。いろいろな要素があり、今のところ僕が契約について理解しているところからすれば、外へ出ていけるような感じではない」
「でも、一方でレッドブルが来年に変化を遂げて、トップに戻れるとも感じている。このチームに優秀な人たちがいるという考えは変わらない。それをやり遂げるだけの要因はあるし、次のステップに進むだけのことだ。それは正しいステップでなくてはならないし、僕たちはそこに戻れると思っている」
ダニエル・リカルドは、今後数カ月におけるルノーの進展が最終的な決断のカギを握るとほのめかした。
「あまり立ち入らずに、でも、僕の立場から正直に言えば、僕たちは少なくとも来年はギャップを縮めていく方向にあるという何らかの証拠や証明を必要としていると思う」とダニエル・リカルドはコメント。
「ルノーはそうすることに前向きだし、僕たちは彼らからのそのコミットメントが必要だ。それはクリスチャン(ホーナー)や他のトップの人たちがやることだけど、ステアリングを握るドライバーとして、僕たちがそれを見る必要があるのは明白だ」
「レッドブルはそれに値するチームだと思う。勝利できる要素は揃っているし、実際にそうできるパッケージにふさわしい。前進していくために、彼らがそれを示さなければならないと思う」
なお、レッドブルの首脳陣はダニエル・リカルドの移籍を懸念していないようだ。ヘルムート・マルコはダニエル・リカルドの契約が“防弾加工”されていると述べており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーもダニエル・リカルドの残留を確信している。
「少なくとも3年間は彼がレッドブル以外のところにいくというリスクや話し合いはまったくない」とクリスチャン・ホーナーは語った。
カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / スクーデリア・フェラーリ / レッドブル・レーシング
昨年に非メルセデス勢として勝利を挙げたのはF1カナダGP、F1ハンガリーGP、F1ベルギーGPを制したレッドブルのダニエル・リカルドだけだったが、今年のレッドブルはさらに遅れをとっており、これまで表彰台に手が届いていない。
ダニエル・リカルドはレッドブルとの契約があと3年残っているが、キミ・ライコネンのフェラーリでの将来が不確かであるために、オーストラリア出身でイタリアのパスポートも所有するダニエル・リカルドのフェラーリ加入の噂が持ち上がった。
ダニエル・リカルドは、将来に向けたモチベーションの中心は、昨年経験した勝利をさらに重ねることにあると語る。
ミルトンキーンズで開かれたレッドブルのメディアイベントでフェラーリの噂について質問されたダニエル・リカルドは「あまり詳しく立ち入るつもりはない」と前置きしつつ、次のように語った。
「契約とかそういうことを抜きにして一番大事なのは、僕は勝利を望んでいるということだ。今年、大きなフラストレーションを抱えているのはそのせいだ。僕たちは勝てるポジションにいない。ドライバーとしてそれが唯一の希望だし、少なくともキャリアの現時点で僕はまだ若くハングリーで、多くのポテンシャルがあると感じている。それが僕の望みだ」
「フェラーリの話に戻れば、あのようなチームから評価されるのは嬉しいし、賛辞と受け取ってどうなるか見てみるつもりだ」
フェラーリ移籍の可能性を否定できるかという質問に対して、ダニエル・リカルドは「それは難しい。僕は何についてであれ、完全に否定することは決してないだろう。なぜなら、僕には契約というものについてそんなに経験がないからね。そう長くF1にいるわけでもいしね」と答えた。
「状況は変化し得ると確信している。何だって変わる可能性がある。ディートリッヒ(マテシッツ)もそういうことを報道陣に話していたし、何が起こるかなんて誰にもわからない。さっきも言ったように、なさそうだけど、否定はできない」
ダニエル・リカルドは、たとえ移籍を希望したとしても、現行のレッドブルとの契約から脱することができるかはわからないと述べた。
「契約には当然あれこれあるし、“そう、フェラーリに行くと。では、そういうことで”など簡単に言えるわけではない。いろいろな要素があり、今のところ僕が契約について理解しているところからすれば、外へ出ていけるような感じではない」
「でも、一方でレッドブルが来年に変化を遂げて、トップに戻れるとも感じている。このチームに優秀な人たちがいるという考えは変わらない。それをやり遂げるだけの要因はあるし、次のステップに進むだけのことだ。それは正しいステップでなくてはならないし、僕たちはそこに戻れると思っている」
ダニエル・リカルドは、今後数カ月におけるルノーの進展が最終的な決断のカギを握るとほのめかした。
「あまり立ち入らずに、でも、僕の立場から正直に言えば、僕たちは少なくとも来年はギャップを縮めていく方向にあるという何らかの証拠や証明を必要としていると思う」とダニエル・リカルドはコメント。
「ルノーはそうすることに前向きだし、僕たちは彼らからのそのコミットメントが必要だ。それはクリスチャン(ホーナー)や他のトップの人たちがやることだけど、ステアリングを握るドライバーとして、僕たちがそれを見る必要があるのは明白だ」
「レッドブルはそれに値するチームだと思う。勝利できる要素は揃っているし、実際にそうできるパッケージにふさわしい。前進していくために、彼らがそれを示さなければならないと思う」
なお、レッドブルの首脳陣はダニエル・リカルドの移籍を懸念していないようだ。ヘルムート・マルコはダニエル・リカルドの契約が“防弾加工”されていると述べており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーもダニエル・リカルドの残留を確信している。
「少なくとも3年間は彼がレッドブル以外のところにいくというリスクや話し合いはまったくない」とクリスチャン・ホーナーは語った。
カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / スクーデリア・フェラーリ / レッドブル・レーシング