F1第7戦カナダGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
2008年6月8日

ポールポジションを獲得したのは、マクラーレンのルイス・ハミルトン。ハミルトンは予選全セッションをトップタイムで通過した。2番手はBMWのロバート・クビサ、3番手にはフェラーリのキミ・ライコネン入った。
4番手はフェルナンド・アロンソ(ルノー)、5番手はニコ・ロズベルグ、6番手はフェリペ・マッサ(フェラーリ)、7番手は、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、8番手にはニック・ハイドフェルド(BMW)が続いた。
F1第7戦カナダGP フリー走行3回目:ニコ・ロズベルグがトップ
2008年6月8日

天候は晴れだが、午前中には雨が降り、特にターン8で挙動を乱すマシンが目立ったフリー走行3回目。残り10分程度ではセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)がクラッシュし赤旗中断。残り6分で解除され、各マシンがソフトタイヤでコースに出て行ったが、今度はセバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)がクラッシュしイエローフラッグが提示され、アタックを行えないドライバーもいた。
F1第7戦カナダGP フリー走行2回目:ハミルトンがトップ
2008年6月7日

フリー走行2回目のトップタイムを記録したのは、マクラーレンのルイス・ハミルトン。唯一の1分15秒台となる1分15秒752というタイムを叩きだした。2番手タイムは、ロバート・クビサ(BMW)の1分16秒023。3番手タイムは、キミ・ライコネン(フェラーリ)が記録した。中嶋一貴は11番手タイムだった。
F1第7戦カナダGP フリー走行1回目:マッサがトップ
2008年6月7日

ジル・ビルヌーブ・サーキットは、ストレートをシケインとヘアピンで結んだ典型的なストップ・アンド・ゴー型サーキット。タイヤは、ソフトとスーパーソフトタイヤが使用される。
フリー走行1回目は、軽い雨が降り、ウェット状態でのスタート。各チーム、ウェットタイヤでインストレーションラップを行った。セッション終盤になると路面状態がドライ方向になり、中嶋一貴がドライタイヤでタイムを出したのを皮切りに各チームがドライタイヤでのアタックを開始した。
F1第6戦:モナコGP決勝 (ドライバーコメント)
2008年5月26日

FORMULA 1 Grand Prix de Monaco 2008
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「月にも上りそうな心境だ。モナコの勝利は、間違いなく僕のキャリアハイライト。今日という日を絶対に忘れることはないだろう。素晴らしい仕事をしてくれたスタッフ全員と、常に支援してくれる家族に感謝したい。今日は何かと慌ただしいレースだった。スタートがうまく行ってキミ(ライコネン)をパスして、フェリペ(マッサ)にアタックするチャンスを窺っていた。すると、突然雨が強くなって、視界が急に悪化した。タバココーナーは、コースにかなり水が乗っていて、突然オーバーステアに陥った。衝撃はほんのわずかだったが、タイヤにダメージを受けて、ピットに入らざるを得なかった。セーフティカー・ピリオドでギャップを短縮できたのはラッキーだった。同時に2ストップ作戦に切り換えた。首位に立って、マージンを40秒に拡大した時点で、チームからは「これでひとまず安心だ」と言われたが、2度目のセーフティカー導入でそのマージンを一気に失ってしまった。だが、レースをコントロールすることができた。忙しい1日だったが、素晴らしい結果だ!」
2位 ロバート・クビサ (BMW)
「結果にはとても満足している。僕たちが2位でフィニッシュするペースがあるとは思っていなかった。非常に運転が困難なコンディションでの素晴らしいレースだったし、こんな激しい雨になるとは思っていなかった。レース全体を通して、視界とタイヤに問題があった。ここでのミスはとても危険だから、可能な限りミスをしないようにしたんだ」
3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「3位で終えたことは残念だ。このトラックでは、このような状況が簡単に起こり、僕たちが好まないイベントだからね。スタートで、 僕はとても早く、マシンは完璧だった。でも、それから僕は1コーナーでミスをした。イエローラインの上でブレーキングし、ロバートにポジションを奪われた。でも、数ラップで彼の後ろにつき、より激しくプッシュできるとわかった。雨が再び降ると考えて、僕たちは戦略の変更を決断した。でも、間違った選択であることがわかった。フルタンク、ドライのトラックで、スタンダード・レイン・タイヤは、ライバルが使っていたものと同じようなグリップがなかった。それに加え、レースの一部で、マシンとピットの間の無線が通じなかった。起こったすべてを考えれば、これらの6ポイントはチャンピオンシップを考慮してまだ重要なものだ。僕たちはまだシーズンの3分の1だけだし、まだ長い道のりがある。」
F1 モナコGP 決勝:優勝はハミルトン、中嶋一貴7位入賞
2008年5月25日

雨の中、ウェットでスタートしたモナコGP決勝レース。中盤からコンディションはドライに変わったが、レース距離に満たなかったため、2時間でレースは終了した。
多くの接触とタイヤ選択が運命を分けたモナコGP。優勝はマクラーレンのルイス・ハミルトン。2位にはBMWのロバート・クビサ、3位には、フェラーリのフェリペ・マッサが入った。
F1第6戦:モナコGP予選 (ドライバーコメント)
2008年5月25日

FORMULA 1 Grand Prix de Monaco 2008
1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「信じられないね!いつも苦しんでいたトラックでポールポジションを獲ったんだ。今、少しは好きになり始めているよ・・・素晴らしいマシンでパーフェクトなラップを行うことができた。懸命に全ての部分で出来る限り詳細まで注意して作業した結果だ。ラップを終えた後、ラジオで誰も何も言わなかったんだ。そして、突然、ロブ(・スメドレー、フェリエのエンジニア)が叫んだんだ。“信じられない、ポールだ!”ってね。僕は、ちょうど止まることが出来なかったので、インラップの間、ずっとニヤけていたよ。これから明日のレースのために集中力を維持しなければならない。それはとても難しいことだ。雨が降っていたら、さらに複雑になっていただろう。前からのスタートは、最高の状況ということだ。でも、すべてを完璧に行わなければならない。僕たちは去年と比べて、状況を改善するためにたくさんのセットアップ作業をしたし、この決断が成果を挙げたと思う。」
2位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「ポールポジションにいる方が好ましいのは明らかだし、否定はできない。でも、2台のフェラーリが残りより前にいることはチームにとって素晴らしい結果だ。明日は雨が降ると思うので、レースは運になるだろう。ドライは退屈なレースになる危険があるから、もっとオーバーテイクの機会が多くなるかもしれない。全体的に、マシンには満足している。最初の計測ラップではタイヤを最大限に使うことに少し苦労した。だからQ3の2回目の走行で最初の数コーナーが少し難しいことはわかっていた。今週末の前は、このトラックでのタイヤのポテンシャルにいくつか疑いがあったけど、この結果は、僕たちがうまく作業し、昨年と比べて前進しているを確認できた。」
3位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「ポールの方が好ましかったのは明らかだね。でも、マシンの感触と戦略には満足している。チームは手堅い仕事をしたし、トラフィックの問題もなかった。予選の最後の2回目の計測ラップは良かったけど、ターン8のトラクション加速が少し足りなくて、第2セクターで少しタイムを失った。第3セクターでは、最終コーナーで遅めのブレーキをきちんとできなかった。でも、僕たちには良い戦略があるし、レースにかなりの自信があるよ。明日は天気予報では雨が降りそうだし、どんなことも起こりえるね。」
F1 モナコGP 予選:マッサがポール獲得、中嶋一貴は14番手
2008年5月24日

雨が予想されたモナコGP予選だが、コンディションはドライ。ポール・ポジションは、フェラーリのフェリペ・マッサ。2番手には、同じくフェラーリのキミ・ライコネンが入り、フェラーリがフロントローを独占した。
2列目には、ルイス・ハミルトン、ヘイキ・コバライネンのマクラーレン勢が続いた。
F1第6戦モナコGP フリー走行3回目:セッション後半から雨
2008年5月24日

フリー走行3回目は、午前中の雨により、多くのチームはウェットタイヤでのスタートとなった。その後、ドライでの走行が続いたが、30分を過ぎたあたりでヘイキ・コバライネンがプールサイドシケインの出口でクラッシュ。その処理で赤旗中断となっている間にコースには雨が落ちてきた。