2025年F1 ポイントランキング (第10戦 カナダGP終了時点)

ジョージ・ラッセル(メルセデス)が今季初優勝を飾って4位に浮上。一方、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は安定した走りで首位を堅持したが、チームメイトのランド・ノリスは痛恨のリタイアとなった。
ドライバーズランキング:ピアストリがリード拡大 ラッセルが急浮上
カナダGPではピアストリが4位入賞を果たし【+12pt】を加算、合計198ポイントでランキングトップの座を維持。前戦終了時点で僅か10ポイント差だった2位ノリスは、接触によりレース中盤でクラッシュリタイア。得点ゼロに終わり、176ポイントのままとなった。
フェルスタッペンは2位で【+18pt】を加算し、137→155ポイントに。ノリスを逆転こそできなかったが、その背後に迫っている。
ラッセルは会心のレースで今季初優勝を果たし、【+25pt】を獲得。111→136ポイントへとジャンプアップし、フェラーリ勢にも肉薄。さらに、アントネッリもF1初表彰台となる3位で【+15pt】を加え、48→63ポイントへ躍進した。
そのほか、オコンは9位入賞で【+1pt】、ハジャーは16位フィニッシュで加点なし。オコンがついに9位に浮上し、両者の順位が逆転した。
コンストラクターズランキング:メルセデスが2位浮上 レッドブルも追随
マクラーレンはピアストリのポイント(12pt)のみを加え、362→374ポイントに。ノリスのリタイアが響き、さらなる加点はならなかった。
メルセデスはラッセル(25pt)とアントネッリ(15pt)で【+40pt】の大量加点に成功。159→199ポイントとし、フェラーリ(165→183)を抜いてランキング2位へ浮上した。
レッドブルはフェルスタッペンの18ptで162ポイントに達し、依然4位ながら上位との差を詰めている。中団勢ではアストンマーティンがアロンソの7位で【+6pt】、ザウバーがヒュルケンベルグの8位で【+4pt】を加点するなど、接戦が続いている。
次戦の注目:勢力図の変化とタイトル争いの行方
ノリスのリタイアにより、ピアストリが一歩抜け出す形となったが、フェルスタッペンとラッセルの猛追が本格化。メルセデス勢が好調を維持すれば、コンストラクターズ争いでもマクラーレンを脅かす存在となるだろう。
次戦はランキング争いの節目となる1戦。中団の混戦も含め、見逃せない戦いが続く。

2025年F1ドライバーズポイント
1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) - (198)2.ランド・ノリス (マクラーレン) - (176)
3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) - (155)
4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) - (136)
5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) - (104)
6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) - (79)
7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) - (63)
8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) - (42)
9.エステバン・オコン (ハース) - (22)
10.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) - (21)
11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) - (20)
12.ランス・ストロール (アストンマーティン) - (14)
13.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) - (13)
14.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) - (11)
15.角田裕毅 (レッドブル) - (10)
16.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) - (8)
17.オリバー・ベアマン (ハース) - (6)
18.リアム・ローソン (レーシングブルズ) - (4)
19.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) - (-)
20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) - (-)
21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) - (-)
2025年 F1コンストラクターズポイント
1.マクラーレン - (374)3.メルセデス - (199)
2.フェラーリ - (183)
4.レッドブル - (162)
5.ウィリアムズ - (55)
6.ハース - (28)
7.レーシングブルズ - (28)
8.アストンマーティン - (22)
9.ザウバー - (20)
10.アルピーヌ - (11)
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