F1ドイツGP 予選 (ドライバーコメント)
FORMULA 1 GROSSER PREIS SANTANDER VON DEUTSCHLAND 2010
1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「特にQ3はかなりエキサイティングだった。2回とも1回しかタイム計測を行わなかったので、うまくやらなければならなかった。このトラックには簡単にミスをしてしまう場所がいくつかあるので難しかった。プッシュしすぎればタイヤのエッジやタイムを失ってしまう。最後のラップは100%完璧ではなかったんだ。いくつか限界を越えていた場所があって、少しタイムを失ってしまった。でも、結果的に前に出てポールを獲るためには十分だった。ほんの少しだったけどね。かなり満足しているし、チームに感謝したい。地元で初めてポールを獲ることができたけど、本番は明日だ」
2位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「こんなに長い時間のあと、一列目に戻れて嬉しいよ! 僕たちは週末ずっと競争力があったので、この結果には驚いていない。これまでフリープラクティス、Q1、Q2、そのあとのQ3でレッドブルに近づいたときも、ギャップは小さかったかもしれないけど、彼らは常に余分な力があったように思う。今、数レースでF10はとても改善しているし、やっと僕たちをポールポジションを争えることをまで導いてくれた。良い土曜日だけど、ポイントを得られるのは明日だし、日曜日も同じようにしなければならない。フェリペが良いポジションにいることも嬉しく思っているし、僕たちは特にオープニングラップでマクラーレンから自分達を守ることができる。彼らのトップスピードは、本当に脅威になる可能性があるからね。明日は、タイヤがかなり未知な要因になるだろう。トラックはここ2日間にわたってかなり改善しているし、僕たちは昨日よりもそれらをかなり利用しているので、戦略面でいくつかサプライズがあるかもしれない。スタート? シルバーストンでは、理論的に遅いとされたダーティサイドの方が、実際はクリーンだったし、ここでも同じことが当てはまることを期待してるよ! ランキングを考えれば、出来る限り多くのポイントを持ち帰る必要があるので、僕たちは勝つためにあらゆる手を尽くすつもりだ」
3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「レースのスタートには良いポジションなので3番手には満足している。チームのために多くのポイントを獲得するチャンスだし、それが明日の僕たちの目的だ。最近のレースではあまりに多くのポイントを失っているからね! カナダに遡ってのネガティブな流れがここドイツで終わることを期待している。僕のタイムと先頭の二人とのギャップは、主に最後の走行でパーフェクトなラップができなかったからだ。明日、全力を尽くすつもりだ。昨日、僕たちのレースペースは競争力があることがわかったし、それを最大限に生かすつもりだ。このトラックにはたくさんの低速コーナーがあるし、ブレーキングで優れているクルマが重要な場所だ。F10は非常にとても働いているように思う」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「最後のアタックラップのターン1の進入でミスをしてしまった。ターンインが少し遅れて、縁石をカットしてしまい、ワイドになってしまった。それでラップを断念しなければならなかった。セッション終盤の改善した路面状況からアドバンテージを得ることができなかったので残念だった、僕にとってはベストな一日ではなかった。みんなを少しがっかりさせてしまったけど、セブはポールのために素晴らしいラップをした。でも、4位はそんなに悪くはない。明日のレースでそこから何ができるか様子をみてみるよ」
5位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「今週末は、クルマのバランスに慣れるのに少し時間がかかった。最後のラップにはかなり満足できたので、(ポールのために)さらにコンマ7秒縮められたかはわからない。それが少し心配だ。良いラップだったし、なにか他にクルマから引き出せることがあったとはあまり思わない。でも、僕たちはブロウン・ディヒューザーで前進したのは確かだ。予選スペックはまだまだ十分ではないけど、明日はもう少しパフォーマンスをみられることを期待している。5番グリッドからでも良いレースはできるし、レースをするには楽しい場所だ。最初のラップは通常かなり忙しいので、早くから何台か追い抜けることを期待している。明日は良い結果が得られると確信しているよ」
6位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今日、僕の予選ペースは良くなかった。どこかにもう少しタイムを稼げる場所があったのは明らかだ。可能な限りベストな仕事をした。ただ前の2チームがわずかに良い仕事をしただけさ。僕たちはストレートでは最速だけど、現時点では十分なダウンフォースがない。僕たちはプッシュし続けるつもりだけど、やらなければならない仕事をたくさんあるのはわかっている。でも、一般的に僕たちのレースペースは予選ペースよりもいいので、明日は他と比較してパフォーマンスを改善できる部分があると思っている。天気が良くなって、前のドライバーをプッシュしていくつか順位をあげられることを期待している」
7位 ロバート・クビサ (ルノー)
「7番グリッドにはそれなりに満足しているし、僕たちはこれよりも高い予選はできなかったということを理解しなければならないと思う。最終セクターでレッドブルに抑えられてしまったので、もっと良いラップができたかもしれないけど、それでポジションが変わったとは思わない。こことシルバーストンではクルマにいくつか問題があったし、それによって自信を感じられなかった。フィーリングを改善することがより一貫性を与えてくれるし、僕たちは作業を続けることが重要であることをわかっている。明日のレースに関しては、シルバーストンでわかったようにどんなことでも可能だけど、良いスタートと良い一周目をすることが必要だ。僕たちのレースペースが強いことにも期待しているけど、今日わかったように上位チームとのギャップはかなり大きいので、タフな午後になると思っている」
8位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)
「全部ひっくるめて良い一日だった。Q2ではベストタイムを記録したし、素晴らしいラップだった。Q3ではいくつかの理由で少しオーバーステアになってしまい、少しバランスを失ってしまった。7番手は可能だと思うので、そのパフォーマンスを繰り返すことができなかったのは少し残念だった。そうは言っても、トップ10に2台のクルマがいることには満足しなければならないし、それは僕たちに明日良いポイントを獲るための自信を与えてくれている」
9位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
「ここホッヘンハイムでは、僕たちのファンの前で力強い週末を過ごせることを期待していたけど、残念ながら今日は予選でかなり苦戦した。本当に期待外れだったし、今週末に期待していたごど開発物がうまく作用していない。調査する必要がある。クルマの問題を見つけることを期待しているし、そうでなければなぜ僕たちが上位にもっと近づけないのか説明するのは難しい。オーバーステアが多かったし、それによってフロントウイングのレベルを下げたままにしなければならなかったので本当に難しかった。明日は良い結果を成し遂げるためにベストを尽くすつもりだけど、このポジションからでは難しいね」
10位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)
「2台のクルマがトップ10に入れたことはポジティブだ。ルーベンスのペースをみればタイム的にもう少し行けたと思うけど、Q3の最後に最高の走りをすることができなかった。それはそれとして、僕たちには明日力強いレースをするための良いプラットフォームがあると思う」
12位 小林可夢偉 (ザウバー)
「本来なら第3セッションに進めるはずだったので全然うれしくありません。今日はクルマの仕上がりもよく、それは予選中のパフォーマンスにも表れていました。ただ、第2セッションの最後のアタックでトラフィックにひっかかり、スローダウンをした結果タイヤの温度が下がって、グリップを失ってしまいました。とはいえ明日の決勝は12番グリッドからのスタートですから、ポイントは獲得できると思います」
23位 山本左近 (ヒスパニア・レーシング)
「シルバーストンのあと続けて2回目の予選だったし、先週末と比較してここでは多くのことを改善させることができました。今日は最初のラップでシフトにトラブルが起こってしまい少し期待外れでした。明日に向けて調査しなければなりません。レースの間は、気象状況が違うと思うし、ベストを尽くして、再びレースを完走できることを期待しています」
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