FP2:フェルスタッペンがF1イギリスGP初日トップ サインツが0.02秒差
2023年F1第11戦イギリスGPのフリー走行2回目(FP3)が7月7日(金)にシルバーストン・サーキットで行われ、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマーク。2番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手にはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が続いた。
アクシデント満載のF2予選の後、バリア修復とトラック清掃のためにセッション開始が5分遅れたが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)以外は60分間フルに走行することができ、残りの週末のために貴重なデータを積み上げた。
ミディアムタイヤで序盤にペースを設定したのは2022年のポールシッターでレースウイナーでもあるサインツだったが、セッションの中間点が近づきドライバーがソフトタイヤに移行すると、現ダブルワールドチャンピオンのフェルスタッペンがトップの座を奪回した。
フェルスタッペンはFP1のベストタイムを0.5秒以上更新する1分28秒078を記録したが、サインツとのタイム差はわずか0.022秒にとどまり、アルボンとウィリアムズがタイムシートで再び3番手を維持する好成績を残した。
セルジオ・ペレスはチームメイトのフェルスタッペンから0.4秒差の4番手となり、ルーキーのローガン・サージェントがトップ5位を締めくくるのに十分な速さのラップタイムを記録し、ウィリアムズ・レーシングの週末への力強いスタートを強調した。
サーキットからわずか数百メートルの場所にファクトリーを構えるアストンマーティンは6位と10位でフィニッシュし、ランス・ストロールがフェルナンド・アロンソを抑えた。とはいえ、ストロールはミラーを失い、指に石がぶつかり、アロンソはマシンの左フロントに問題が発生し、1回分の走行を失った。
ニコ・ヒュルケンベルグはFP1の最下位20番手からFP2では7番手に浮上し、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とオスカル・ピアストリ(マクラーレン)がハースのドライバーと前述のアロンソの間に割って入り、上位半分を占めた。
メルセデスは今回もソフトタイヤを履いていたが、再び静かなセッションを展開し、ジョージ・ラッセルがアルファロメオの周冠宇に次ぐ12番手、ルイス・ハミルトンはストウの立ち上がりで大きくはらんで縁石を乗り越えるなどマシンを決め切れていない様子で15番手だった。
エステバン・オコン(アルピーヌ)とランド・ノリス(マクラーレン)が13番手と14番手となり、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、そして角田裕毅とニック・デ・フリースのアルファタウリ勢が続いたが、デ・フリースはチェッカーフラッグが振られた後、突然の右フロントパンクに見舞われた。
フェラーリのメカニックたちは、セッションの早い段階でルクレールのマシンの電気系統の問題を修復しようとしていたが、時間内に修復を完了することができず、代わりに土曜日の走行に集中することを決断した。
最初の2回のプラクティスを終え、ドライバーとチームはデータを研究し、明日のまた多忙なスケジュールに備える。土曜日は日本時間17時30分(現地時間11時30分)から最終プラクティス3回目、そして23時(現地時間15時)からの予選が行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP
アクシデント満載のF2予選の後、バリア修復とトラック清掃のためにセッション開始が5分遅れたが、シャルル・ルクレール(フェラーリ)以外は60分間フルに走行することができ、残りの週末のために貴重なデータを積み上げた。
ミディアムタイヤで序盤にペースを設定したのは2022年のポールシッターでレースウイナーでもあるサインツだったが、セッションの中間点が近づきドライバーがソフトタイヤに移行すると、現ダブルワールドチャンピオンのフェルスタッペンがトップの座を奪回した。
フェルスタッペンはFP1のベストタイムを0.5秒以上更新する1分28秒078を記録したが、サインツとのタイム差はわずか0.022秒にとどまり、アルボンとウィリアムズがタイムシートで再び3番手を維持する好成績を残した。
セルジオ・ペレスはチームメイトのフェルスタッペンから0.4秒差の4番手となり、ルーキーのローガン・サージェントがトップ5位を締めくくるのに十分な速さのラップタイムを記録し、ウィリアムズ・レーシングの週末への力強いスタートを強調した。
サーキットからわずか数百メートルの場所にファクトリーを構えるアストンマーティンは6位と10位でフィニッシュし、ランス・ストロールがフェルナンド・アロンソを抑えた。とはいえ、ストロールはミラーを失い、指に石がぶつかり、アロンソはマシンの左フロントに問題が発生し、1回分の走行を失った。
ニコ・ヒュルケンベルグはFP1の最下位20番手からFP2では7番手に浮上し、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とオスカル・ピアストリ(マクラーレン)がハースのドライバーと前述のアロンソの間に割って入り、上位半分を占めた。
メルセデスは今回もソフトタイヤを履いていたが、再び静かなセッションを展開し、ジョージ・ラッセルがアルファロメオの周冠宇に次ぐ12番手、ルイス・ハミルトンはストウの立ち上がりで大きくはらんで縁石を乗り越えるなどマシンを決め切れていない様子で15番手だった。
金曜日の午後、シルバーストンでのセッションはまたも晴れて暖かいセッションとなった。
エステバン・オコン(アルピーヌ)とランド・ノリス(マクラーレン)が13番手と14番手となり、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、そして角田裕毅とニック・デ・フリースのアルファタウリ勢が続いたが、デ・フリースはチェッカーフラッグが振られた後、突然の右フロントパンクに見舞われた。
フェラーリのメカニックたちは、セッションの早い段階でルクレールのマシンの電気系統の問題を修復しようとしていたが、時間内に修復を完了することができず、代わりに土曜日の走行に集中することを決断した。
最初の2回のプラクティスを終え、ドライバーとチームはデータを研究し、明日のまた多忙なスケジュールに備える。土曜日は日本時間17時30分(現地時間11時30分)から最終プラクティス3回目、そして23時(現地時間15時)からの予選が行われる。
2023年 F1イギリスGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | ギャップ | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分28秒078 | 27 | |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分28秒100 | 0.022 | 29 |
3 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分28秒296 | 0.218 | 30 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分28秒342 | 0.264 | 30 |
5 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分28秒766 | 0.688 | 29 |
6 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分28秒866 | 0.788 | 30 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分28秒880 | 0.802 | 28 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分28秒889 | 0.811 | 27 |
9 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分28秒926 | 9.848 | 29 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分29秒134 | 1.056 | 26 |
11 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分29秒225 | 1.147 | 28 |
12 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分29秒238 | 1.160 | 25 |
13 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分29秒242 | 1.164 | 24 |
14 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分29秒260 | 1.182 | 24 |
15 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分29秒283 | 1.205 | 24 |
16 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分29秒378 | 1.300 | 28 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分29秒439 | 1.361 | 20 |
18 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分29秒483 | 1.405 | 25 |
19 | 21 | ニック・デ・フリース | アルファタウリ | 1分29秒571 | 1.493 | 29 |
20 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | No Time | 0 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP