予選:レッドブルF1のフェルスタッペンがフェラーリ勢を抑えて4連続ポール
2023年F1第10戦オーストリアGPの予選が6月30日(土)にシュピールベルクのレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がポールポジションを獲得した。
金曜日の午後に決勝のスターティンググリッドを決定する予選が実施されるスプリントフォーマットで開催されているオーストリアGP。予選はQ1からQ3までトラックリミット違反でタイムを抹消されるドライバーが続出する展開となった。
ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン。Q1とQ2でトラックリミット違反を経験したフェルスタッペンは、Q3ではトラックリミットを気にしながらも1分04秒391をマークして、4戦連続となる今季6回目、通算26回目のポールポジションを獲得した。
だが、チームメイトのセルジオ・ペレスはQ2でトラックリミット違反によってトップ10入りすることができずに敗退して15番手。レッドブル・レーシングは決勝で事実上フェルスタッペン1人での戦いを余儀なくされることになった。
2番手には0.048秒の僅差でシャルル・ルクレール、3番手には0.190秒差でカルロス・サインツと、今大会にむけてアップデートを投入したスクーデリア・フェラーリ勢がレッドブルをあと一歩のところまで追い詰めた。
4番手にはマクラーレンのランド・ノリス。今大会で1台のみアップデートを搭載したノリスは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑え、大幅アップデートの効果の兆しをみせた。
6番手にはランス・ストロール、7番手にはフェルナンド・アロンソとアストンマーティンの2台が続いた。前戦までの勢いはやや抑えられた予選だったが、Q3に2台揃って進出したのはフェラーリとアストンマーティンだけだった。
8番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、9番手にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10番手にはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)と前戦モントロールを沸かせたドライバーがトップ10入り。特にウィリアムズはミッドフィールドで戦えることを証明した予選となった。
11番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)、12番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)、13番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、そして、15番手のセルジオ・ペレスはトラックリミットの餌食となってQ2で敗退。14番手のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)はQ1でスピンを喫して赤旗の原因となった。
角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は16番手でQ1敗退。最下位だったニック・デ・フリースとともに2台揃ってQ1で敗退したのはアルファタウリだけだった。
F1オーストリアGPの土曜日は独立したスプリントデイとなり、日本時間19時からスプリントシュートアウト(予選)、23時30分から24周の短距離レースであるスプリントが実施される。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オーストリアGP
金曜日の午後に決勝のスターティンググリッドを決定する予選が実施されるスプリントフォーマットで開催されているオーストリアGP。予選はQ1からQ3までトラックリミット違反でタイムを抹消されるドライバーが続出する展開となった。
ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン。Q1とQ2でトラックリミット違反を経験したフェルスタッペンは、Q3ではトラックリミットを気にしながらも1分04秒391をマークして、4戦連続となる今季6回目、通算26回目のポールポジションを獲得した。
だが、チームメイトのセルジオ・ペレスはQ2でトラックリミット違反によってトップ10入りすることができずに敗退して15番手。レッドブル・レーシングは決勝で事実上フェルスタッペン1人での戦いを余儀なくされることになった。
2番手には0.048秒の僅差でシャルル・ルクレール、3番手には0.190秒差でカルロス・サインツと、今大会にむけてアップデートを投入したスクーデリア・フェラーリ勢がレッドブルをあと一歩のところまで追い詰めた。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は4戦連続となるポールポジション。
4番手にはマクラーレンのランド・ノリス。今大会で1台のみアップデートを搭載したノリスは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑え、大幅アップデートの効果の兆しをみせた。
6番手にはランス・ストロール、7番手にはフェルナンド・アロンソとアストンマーティンの2台が続いた。前戦までの勢いはやや抑えられた予選だったが、Q3に2台揃って進出したのはフェラーリとアストンマーティンだけだった。
8番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、9番手にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10番手にはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)と前戦モントロールを沸かせたドライバーがトップ10入り。特にウィリアムズはミッドフィールドで戦えることを証明した予選となった。
11番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)、12番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)、13番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、そして、15番手のセルジオ・ペレスはトラックリミットの餌食となってQ2で敗退。14番手のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)はQ1でスピンを喫して赤旗の原因となった。
角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は16番手でQ1敗退。最下位だったニック・デ・フリースとともに2台揃ってQ1で敗退したのはアルファタウリだけだった。
F1オーストリアGPの土曜日は独立したスプリントデイとなり、日本時間19時からスプリントシュートアウト(予選)、23時30分から24周の短距離レースであるスプリントが実施される。
2023年 F1オーストリアGP 予選 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分05秒116 | 1分04秒951 | 1分04秒391 |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分05秒577 | 1分05秒087 | 1分04秒439 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分05秒399 | 1分04秒975 | 1分04秒581 |
4 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分05秒617 | 1分05秒038 | 1分04秒658 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分05秒673 | 1分05秒188 | 1分04秒81 |
6 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分05秒710 | 1分05秒121 | 1分04秒893 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分05秒515 | 1分05秒308 | 1分04秒911 |
8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分05秒655 | 1分05秒181 | 1分05秒090 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分05秒740 | 1分05秒362 | 1分05秒170 |
10 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分05秒673 | 1分05秒387 | 1分05秒823 |
11 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分05秒686 | 1分05秒428 | |
12 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分05秒729 | 1分05秒453 | |
13 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分05秒683 | 1分05秒605 | |
14 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分05秒763 | 1分05秒680 | |
15 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分05秒177 | 2分06秒688 | |
16 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分05秒784 | ||
17 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分05秒818 | ||
18 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分05秒948 | ||
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分05秒971 | ||
20 | 21 | ニック・デ・フリース | アルファタウリ | 1分05秒974 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オーストリアGP