FP1:フェルスタッペンが頭一つ抜けた最速タイムでレッドブルF1がワンツー
2023年のF1世界選手権 第8戦 F1スペインGPのフリー走行1回目が6月2日(金)にバルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムを記録。

フェルスタッペンは1分14秒606のトラックレコードを樹立し、レッドブル・レーシングのチームメイト、セルジオ・ペレスに0.768秒の差をつけ、最初の1時間を走り終えた。

2007年まで使われていたシケインが復活したことで、ドライバーは初めて最終セクションの走行を体験することになった。シケインは右-左-右の連続したコーナーではなく、高速右ハンダーでバイパスされ、最終コーナーも高速右ハンダーとなった。

何人かのドライバーは最終コーナーでバンプを指摘し、エイペックの速度が大幅に上がったことから、コーナーリング中にマシンがボトミングしていると報告するドライバーもいた。

フェルスタッペンのベンチマークは、昨年の同会場でのプラクティスのオープニングセッションのトップタイムを5.2秒上回るタイムだった。

ペレスに対するフェルスタッペンのアドバンテージは、後方のコンマ数秒差で半数を占める混戦状態とは対照的だった。

アルピーヌのエステバン・オコンがモナコの好調を維持して3番手、チームメイトのピエール・ガスリーが5位、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースが4位に入った。チームメイトの角田裕毅は14番手。

ガスリーはターン10でウィリアムズのローガン・サージェントと軽く接触し、このセッションで唯一注目されるアクシデントに見舞われたが、どちらも小さな接触でダメージはなかった。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、ハースのケビン・マグヌッセンを抑えて6番手だった。

アップデートされたコンポーネントを搭載したSF-23を走らせたフェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのペアはそれぞれ8位と9位となり、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップ10に入った。

フリー走行2回目はこの後24時(現地時間17時)から行われる。

2023年のF1世界選手権 第8戦 スペインGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

2023年 F1スペインGP フリー走行1回目 結果・タイム

1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分14秒606
2.セルジオ・ペレス(レッドブル) - 1分15秒374
3.エステバン・オコン(アルピーヌ) - 1分15秒418
4.ニック・デ・フリース(アルファタウリ) - 1分15秒504
5.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分15秒545
6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分16秒547
7.ケビン・マグヌッセン(ハース) - 1分15秒689
8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分15秒694
9.カルロス・サインツ(フェラーリ) - 1分15秒726
10.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分15秒753
11.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分15秒783
12.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分15秒845
13.周冠宇(アルファロメオ) - 1分15秒906
14.角田裕毅(アルファタウリ) - 1分15秒915
15.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分15秒939
16.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) - 1分15秒978
17.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分16秒353
18.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) - 1分16秒461
19.ローガン・サージェント(ウィリアムズ) - 1分16秒506
20.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分16秒630

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP