F1アメリカGP FP2:タイヤテストの特別セッションでルクレールがトップ
2022年F1アメリカGPのフリー走行2回目が現地時間10月21日(金)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。

フリー走行2回目は、ピレリの2023年のスリックタイヤのプロトタイプをテストする特別なセッションとして実施された。セッション時間は90分に延長され、基本的に全チームがピレリが設定した走行プランに従った。

ただし、フリー走行1回目にヤングドライバーに車を譲ったシャルル・ルクレール(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)の4台は最初の30分に限って、現行タイヤで独自のプログラムを実施することが許可された。

その結果、上位3台はそれらのマシンが最初の30分でマークしたものとなり、トップタイムはミディアムタイヤでシャルル・ルクレールが記録した1分31秒810。2番手には0.715秒差でソフトタイヤのバルテリ・ボッタス、3番手には0.817秒差で同じくソフトタイヤのダニエル・リカルドという結果となった。ウィリアムズは独自プログラムを実施せず、ピレリの走行プランに従った。

その他のマシンはマーキングのないプロトタイプタイヤで走行。2周満たなかったケビン・マグヌッセン(ハースF1チームを除き)、ノルマとなった26周を終えるときっちりとセッションを切り上げた。

4番手のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がプロトタイプタイヤでの最速となり、トップとの差は1.422秒。以降のマシンはさらに1秒以上遅く、おそらく予選ランは行わず、燃料を積んで淡々とピレリのプログラムをこなしていたと考えられる。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はトップから2.765秒差の7番手、角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は3.368秒差の12番手だった。

F1アメリカGP フリー走行3回目は日本時間10月23日(日)の4時から行われる。

2022年 F1アメリカGP フリー走行2回目 結果・タイム

順位Noドライバーチームタイムギャップ周回
116シャルル・ルクレールフェラーリ1分36秒810 37
277バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分37秒5250.71537
33ダニエル・リカルドマクラーレン1分37秒6270.81740
455カルロス・サインツJr.フェラーリ1分38秒2321.42226
547ミック・シューマッハハース1分38秒5072.69726
64ランド・ノリスマクラーレン1分39秒5472.73726
733マックス・フェルスタッペンレッドブル1分39秒5752.76526
844ルイス・ハミルトンメルセデス1分39秒6982.88826
940ピエール・ガスリーアルファタウリ1分39秒8403.03026
1011セルジオ・ペレスレッドブル1分39秒8523.04226
1120ケビン・マグヌッセンハース1分40秒0843.27424
1222角田裕毅アルファタウリ1分40秒1783.36826
1363ジョージ・ラッセルメルセデス1分40秒5623.75226
1424周冠宇アルファロメオ1分40秒6643.85426
1518ランス・ストロールアストンマーティン1分40秒8063.99626
1631エステバン・オコンアルピーヌ1分41秒3104.50026
173フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分41秒3304.52426
1823アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分41秒8535.04326
195セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分41秒8575.04726
206ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分42秒3175.50726


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アメリカGP