フェラーリF1のカルロス・サインツJr.が低中速の強みを発揮してトップ 0.131秒差でフェルスタッペンが2番手 / F1ハンガリーGP フリー走行1回目
2022年F1第13戦ハンガリーグランプリのフリー走行1回目のブダペストのハンガロリンクで行われ、カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がタオップタイムをマークした。

気温33度、路面温度52度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。今回のセッションでは、アルファロメオF1がバルテリ・ボッタスに代えてロバート・クビサを乗せている。

低速コーナーがコーナーが連続するハンガロリンクでは、メカニカルグリップを最大限に活用するためにマシンは最大レベルのダウンフォースのセットアップが施される。

今シーズンは、低中速コーナーのトラクションが強みのフェラーリ、高速コーナーでの安定性が強みのレッドブルという傾向であり、イニシャルのセットアップではセクター1ではレッドブル、セクター2とセクター3でフェラーリとややフェラーリ優位の展開となった。

フリー走行1回目のトップタイムはスクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツJr.で1分18秒750。チームメイトのシャルル・ルクレールが0.289秒差の3番手につけた。

2番手には0.130秒差でレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。レッドブルはハイダウンフォースのリアウイングを持ち込んでいる。チームメイトのセルジオ・ペレスは6番手と、週末のスタートでトップ4に食い込めない傾向が続いている。

4番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、5番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、各チームメイトのルイス・ハミルトン(メルセデス)が7番手、ダニエル・リカルドが8番手に続いた。

マクラーレンのライバルであるアルピーヌF1チームは、エステバン・オコンが9番手、フェルナンド・アロンソが9番手と初回のセッションでは5番目のチームとなった。

スクーデリア・アルファタウリは、ピエール・ガスリーが13番手、角田裕毅が14番手。前戦でAT03のダウンフォース不足を補うアップグレードが導入されており、弱点である低中速が多いハンガロリンクでどこまで競争力を発揮できるかで残りのシズンが見えてくるはずだ。

F1ハンガリーGP フリー走行2回目は24時(現地時間17時)から行われる。

2022年 F1ハンガリーGP フリー走行1回目 結果・タイム

順位Noドライバーチームタイムギャップ周回
155カルロス・サインツフェラーリ1分18秒750 26
233マックス・フェルスタッペンレッドブル1分18秒8800.13024
316シャルル・ルクレールフェラーリ1分19秒0390.28926
44ランド・ノリスマクラーレン1分19秒2990.54921
563ジョージ・ラッセルメルセデス1分19秒6060.85628
611セルジオ・ペレスレッドブル1分19秒6220.87224
744ルイス・ハミルトンメルセデス1分19秒7100.96025
83ダニエル・リカルドマクラーレン1分19秒8411.09128
931エステバン・オコンアルピーヌ1分20秒3481.59830
103フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分20秒3771.62727
115セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分20秒3831.63326
1218ランス・ストロールアストンマーティン1分20秒4271.66425
1310ピエール・ガスリーアルファタウリ1分20秒4561.70528
1422角田裕毅アルファタウリ1分20秒6951.94527
1524周冠宇アルファロメオ1分20秒8102.06023
1623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分20秒8342.08428
1720ケビン・マグヌッセンハース1分20秒9212.17124
1847ミック・シューマッハハース1分21秒0272.27725
1988ロバート・クビサアルファロメオ1分21秒1792.42920
206ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分21秒4132.63317


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ハンガリーGP