F1マイアミGP フリー走行2回目:メルセデスF1のラッセルがトップタイム
2022年F1第5戦マイアミGPのフリー走行2回目が5月6日(金)にアメリカのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデスF1)がトップタイムをマークした。
現地時間17時30分から行われた60分間のFP2セッションは、気温32度、路面温度42度とFP1よりも路面温度が10度下がった。FP1では新しいサーキットに慣れることが各チームの主な優先事項だが、FP2ではより実践的なセットアップとデータ収集がメインとなった。
開始から15分が経過しようとしたタイミングでカルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)がターン14でスピンを喫してクラッシュ。マシンの前後にダメージを負って赤旗の原因となった。サインツは前戦エミリア・ロマーニャGPの予選でもクラッシュしており、悪い流れを断ち切れていない。
また残り10分ではニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がマシントラブルによってストップし、2回目の赤旗中断。ストップの多いセッションとなった。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはメルセデスF1のジョージ・ラッセル。1分29秒938と競争力なるタイムをマーク。チームメイトのルイス・ハミルトンも4番手と明るい兆しをみせた。しかし、ロングランのために燃料を積み、路面温度が下がったFP2では、ポーパシングが再び顔を出しており、速さはあるものの、今大会で導入したアップグレードが効果を発揮しているかどうかを判断するのは難しいセッションとなった。
2番手は0.106秒差でスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。チームメイトのクラッシュによって一人でプログラムを担うことになったが、安定した走りが印象的だった。
3番手はレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス。トップとの差は0.241秒とやや開いた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、インスタレーションラップで右リアブレーキから出火。ガレージにマシンを戻したが、時間内に修復することはできず、わずか1周の走行という厳しい状況に追い込まれた。
5番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)、6番手にはランド・ノリス(マクラーレン)とミッドフィールド上位のマシンが続いた。
7番手にはスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリー。週末前には7~8番手のマシンと話していたガスリーだが、ボッタスが走れなかったこともあり、その評価は正しそうだ。チームメイトの角田裕毅は13番手。マシンを壊してはいけない状況で落ち着いてビルドアップしているが、まだ速さを見せることはできていない。
F1マイアミGP フリー走行2回目は、5月7日(土)日本時間26時(現地時間13時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1マイアミGP
現地時間17時30分から行われた60分間のFP2セッションは、気温32度、路面温度42度とFP1よりも路面温度が10度下がった。FP1では新しいサーキットに慣れることが各チームの主な優先事項だが、FP2ではより実践的なセットアップとデータ収集がメインとなった。
開始から15分が経過しようとしたタイミングでカルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)がターン14でスピンを喫してクラッシュ。マシンの前後にダメージを負って赤旗の原因となった。サインツは前戦エミリア・ロマーニャGPの予選でもクラッシュしており、悪い流れを断ち切れていない。
また残り10分ではニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がマシントラブルによってストップし、2回目の赤旗中断。ストップの多いセッションとなった。
フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはメルセデスF1のジョージ・ラッセル。1分29秒938と競争力なるタイムをマーク。チームメイトのルイス・ハミルトンも4番手と明るい兆しをみせた。しかし、ロングランのために燃料を積み、路面温度が下がったFP2では、ポーパシングが再び顔を出しており、速さはあるものの、今大会で導入したアップグレードが効果を発揮しているかどうかを判断するのは難しいセッションとなった。
2番手は0.106秒差でスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。チームメイトのクラッシュによって一人でプログラムを担うことになったが、安定した走りが印象的だった。
3番手はレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス。トップとの差は0.241秒とやや開いた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、インスタレーションラップで右リアブレーキから出火。ガレージにマシンを戻したが、時間内に修復することはできず、わずか1周の走行という厳しい状況に追い込まれた。
5番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)、6番手にはランド・ノリス(マクラーレン)とミッドフィールド上位のマシンが続いた。
7番手にはスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリー。週末前には7~8番手のマシンと話していたガスリーだが、ボッタスが走れなかったこともあり、その評価は正しそうだ。チームメイトの角田裕毅は13番手。マシンを壊してはいけない状況で落ち着いてビルドアップしているが、まだ速さを見せることはできていない。
F1マイアミGP フリー走行2回目は、5月7日(土)日本時間26時(現地時間13時)から行われる。
2022年 F1マイアミGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAPS |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分29秒538 | 18 | |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分30秒044 | 0.106 | 21 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分30秒150 | 0.212 | 19 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒179 | 0.241 | 18 |
5 | 3 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分30秒372 | 0.434 | 20 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分30秒535 | 0.597 | 20 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 1分30秒547 | 0.609 | 20 |
8 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分30秒860 | 0.922 | 24 |
9 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分30秒861 | 0.923 | 20 |
10 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分30秒921 | 1.026 | 19 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分30秒964 | 1.270 | 9 |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分31秒208 | 1.322 | 23 |
13 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分31秒260 | 1.455 | 23 |
14 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分31秒393 | 1.540 | 23 |
15 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分31秒587 | 1.649 | 21 |
16 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分31秒631 | 1.693 | 23 |
17 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分31秒710 | 1.772 | 21 |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分32秒913 | 2.295 | 14 |
19 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | No Time | 1 | |
20 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | No Time | 0 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1マイアミGP