F1ブラジルGP スプリント予選:ボッタスがポールポジション獲得。ハミルトンが最後尾から5位
2021年 F1ブラジルGPのスプリント予選が11月13日(土)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が勝利。明日の決勝のポールポジションを獲得した。

今大会ではF1イタリアGPに続いて3回目の『スプリント予選』が行われ、レース形式での予選が実施された。日曜の『レース』はすでに存在しているので、“スプリントレース”とは呼ばず、『スプリント予選』の呼称となる。

レース距離は100㎞が目安となり、今回のインテルラゴスでは24周に規定された。このレースの順位が日曜日の決勝のスターティンググリッドとなる。ポイントの付与対象でもあり、1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントを獲得する。日曜のレースは通常通りの進行で、スプリント予選で決まったグリッドでスタートするため、土曜日の勝者が『ポールポジション』獲得として記録される。

午後のインテルラゴスの天候は曇り。気温17.1度、路面温度35.8度と午前中よりも路面温度は10度近くさがるなか、スプリント予選のスタートが切られた。

優勝は2番グリッドからスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタス。ソフトタイヤを選択して素晴らしい蹴り出しを見せたボッタスは、スタートでリードを奪うと、タイヤデグラデーションをうまく管理しながらトップをキープ。決勝のポールポジションと3ポイントを獲得した。

2位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ミディアムでのスタートで序盤は3番手まで順位を落とすも挽回。何度もバルテリ・ボッタスのDRS圏内に入るも抜くことができず、2位でフィニッシュして2ポイントを獲得した。

3位はフェラーリのカルロス・サインツ。ソフトタイヤで5番グリッドからスタートしたサインツは、オープニングラップで2番手まで浮上。フェルスタッペンには抜かれたが、4位でフィニッシュしたセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)を抑えて1ポイントを獲得した。

5位はメルセデスのルイス・ハミルトン。DRSの規定違反によって失格処分となり、最後尾からミディアムタイヤでスタートしたハミルトンだったが、オープニングラップから素晴らしいオーバーテイクショーを見せて5位まで挽回。エンジン降格ペナルティにより、明日のレースでは10番グリッドから再び挽回を目指す。

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、4番グリッドからソフトでスタートするも順位を落とし、後半はデグラデーションに苦戦。8位でフィニッシュした。16番グリッドからスタートした角田裕毅は1つ順位を上げて15位でフィニッシュした。

2021年 F1ブラジルGPの決勝は11月15日(月)の日本時間午前2時からフォーメーションラップが行われる。

2021年 第19戦 F1ブラジルGP スプリント予選 結果・タイム

順位NoドライバーチームGAPINTPIT
177バルテリ・ボッタスメルセデスLAP240
233マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1.1701.1700
355カルロス・サインツフェラーリ18.72317.5530
411セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ19.7871.0540
544ルイス・ハミルトンメルセデス20.8721.0850
64ランド・ノリスマクラーレン22.5581.6860
716シャルル・ルクレールフェラーリ25.0562.4980
810ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ34.1589.1020
931エステバン・オコンアルピーヌ34.6320.4740
105セバスチャン・ベッテルアストンマーティン34.8670.2350
116ダニエル・リカルドマクラーレン35.8691.0020
123フェルナンド・アロンソアルピーヌ36.5780.7090
1399アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ41.8805.3020
1414角田裕毅アルファタウリ・ホンダ44.0372.1670
1518ランス・ストロールアストンマーティン46.1502.1130
1622ニコラス・ラティフィウィリアムズ46.7600.6100
1763ジョージ・ラッセルウィリアムズ47.7390.9790
187キミ・ライコネンアルファロメオ50.0142.2750
1947ミック・シューマッハハース61.68011.6660
209ニキータ・マゼピンハース67.4745.7840


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ブラジルGP