F1ハンガリーGP フリー走行1回目:フェルスタッペンが首位発進
2021年 F1世界選手権 第11戦 F1ハンガリーGPのフリー走行1回目が7月30日(金)にブダペストのハンガロリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録した。
舞台となるハンガロリンクは、常設サーキットだが、メカニカルグリップが強調されるタイトでツイスティなコーナーなど市街地サーキット的な特性も持ち合わせており、カートトラックに例えられることがある。
初日の天候は晴れ、気温30.4度、路面温度52.6度のドライコンディションで60分のFP1セッションはスタート。ピレリは、レンジの中央にあたるC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)を持ち込んでおり、大部分のドライバーがハードで走行を開始した。今回のセッションでは、アルファロメオはキミ・ライコネンに代えて、母国ポーランドが近いリザーブドライバーのロバート・クビサを走らせている。
F1ハンガリーGPまでの2週間のギャップは、前戦F1イギリスGPのマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの接触の話題で一色なった。レッドブル・ホンダF1は、ペナルティの再審をもとめたが棄却され、両ドライバーも今後もアプローチは変えないと戦う姿勢を示している。
ホンダF1は、クラッシュによって51Gの衝撃を受けたマックス・フェルスタッペンのマシンに搭載されていたF1エンジンをこのFP1で使用。徹底的なスキャンと可能なパーツ交換を行って準備を整え、今後も同じユニットを使用できるかを検証していく。
セッション中盤が近づくとソフトタイヤでのショートランをするドライバーが増えてくる。60分という短い時間の特性上、チームごとに異なるプログラムを実施しており、同じコンディションで同じタイヤで走るといった昨年までの状況は見られないのが今年の特徴だ。
残り20分でアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅がクラッシュ。セッションは赤旗中断となった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。21周を走行して、2番手に0.061秒差をつける1分17秒555をマーク。今後レースエンジンとして使用されるかは不明だが、前戦のクラッシュによるホンダF1エンジンへの影響も現時点ではなさそうだ。序盤のハードタイヤではメルセデスF1に1秒近く差をつけており、イニシャルセットアップの方向性は間違っていないようだ。
2番手にはバルテリ・ボッタス、3番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。セクター1ではボッタス、セクター2ではフェルスタッペン、セクター3ではハミルトンと3名それぞれが区間ベストをマークした。
4番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、5番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、6番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、7番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)とミッドフィールドは今回も混戦模様。
レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスはフェルスタッペンから0.911秒差の8番手。ここまでフリー走行1回目のスローなスタートが続いている。
角田裕毅(アルファタウリ)はクラッシュによって18周の走行に留まった。ちょうど多くのチームがソフトタイヤでのシングルラップを終えて、ロングランに移行したタイミングであったことから12番手となったが、20分を潰したのは痛いミスだ。
F1ハンガリーGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ハンガリーGP
舞台となるハンガロリンクは、常設サーキットだが、メカニカルグリップが強調されるタイトでツイスティなコーナーなど市街地サーキット的な特性も持ち合わせており、カートトラックに例えられることがある。
初日の天候は晴れ、気温30.4度、路面温度52.6度のドライコンディションで60分のFP1セッションはスタート。ピレリは、レンジの中央にあたるC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)を持ち込んでおり、大部分のドライバーがハードで走行を開始した。今回のセッションでは、アルファロメオはキミ・ライコネンに代えて、母国ポーランドが近いリザーブドライバーのロバート・クビサを走らせている。
F1ハンガリーGPまでの2週間のギャップは、前戦F1イギリスGPのマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの接触の話題で一色なった。レッドブル・ホンダF1は、ペナルティの再審をもとめたが棄却され、両ドライバーも今後もアプローチは変えないと戦う姿勢を示している。
ホンダF1は、クラッシュによって51Gの衝撃を受けたマックス・フェルスタッペンのマシンに搭載されていたF1エンジンをこのFP1で使用。徹底的なスキャンと可能なパーツ交換を行って準備を整え、今後も同じユニットを使用できるかを検証していく。
セッション中盤が近づくとソフトタイヤでのショートランをするドライバーが増えてくる。60分という短い時間の特性上、チームごとに異なるプログラムを実施しており、同じコンディションで同じタイヤで走るといった昨年までの状況は見られないのが今年の特徴だ。
残り20分でアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅がクラッシュ。セッションは赤旗中断となった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。21周を走行して、2番手に0.061秒差をつける1分17秒555をマーク。今後レースエンジンとして使用されるかは不明だが、前戦のクラッシュによるホンダF1エンジンへの影響も現時点ではなさそうだ。序盤のハードタイヤではメルセデスF1に1秒近く差をつけており、イニシャルセットアップの方向性は間違っていないようだ。
2番手にはバルテリ・ボッタス、3番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。セクター1ではボッタス、セクター2ではフェルスタッペン、セクター3ではハミルトンと3名それぞれが区間ベストをマークした。
4番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、5番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、6番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、7番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)とミッドフィールドは今回も混戦模様。
レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスはフェルスタッペンから0.911秒差の8番手。ここまでフリー走行1回目のスローなスタートが続いている。
角田裕毅(アルファタウリ)はクラッシュによって18周の走行に留まった。ちょうど多くのチームがソフトタイヤでのシングルラップを終えて、ロングランに移行したタイミングであったことから12番手となったが、20分を潰したのは痛いミスだ。
F1ハンガリーGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。
2021年 第11戦 F1 ハンガリーGP フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAPS |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分17秒555 | 21 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分17秒616 | 0.061 | 26 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分17秒722 | 0.167 | 25 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分18秒115 | 0.560 | 24 |
5 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分18秒181 | 0.626 | 27 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分18秒385 | 0.830 | 26 |
7 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分18秒391 | 0.836 | 23 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分18秒466 | 0.911 | 20 |
9 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分18秒649 | 1.094 | 26 |
10 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分18秒755 | 1.200 | 26 |
11 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分18秒765 | 1.210 | 26 |
12 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分18秒770 | 1.215 | 18 |
13 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分18秒989 | 1.434 | 22 |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分19秒265 | 1.710 | 27 |
15 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分19秒724 | 2.169 | 24 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分19秒824 | 2.269 | 24 |
17 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分20秒383 | 2.828 | 26 |
18 | 7 | ロバート・クビサ | アルファロメオ | 1分20秒639 | 3.084 | 23 |
19 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分20秒992 | 3.437 | 23 |
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分21秒889 | 4.334 | 5 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ハンガリーGP