F1イギリスGP スプリント予選:フェルスタッペンが4戦連続ポール獲得
2021年 F1イギリスGPのスプリント予選が7月17日(土)にシルバーストンで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が制してポールポジションを獲得した。
F1イギリスGPでは史上初めて『スプリント予選』が行われ、レース形式での予選が実施された。日曜の『レース』はすでに存在しているので、“スプリントレース”とは呼ばず、『スプリント予選』の呼称となった。
レース距離は100㎞が目安となり、今回のシルバーストン・サーキットでは17周に規定された。この順位が日曜日の決勝のスターティンググリッドとなる。ポイントの付与対象でもあり、1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントを獲得する。日曜のレースは通常通りの進行で、スプリント予選で決まったグリッドでスタートするため、土曜日の勝者が『ポールポジション』獲得として記録される。
スタートタイヤを自由に選択できるスプリント予選。ボッタスが3周オールドのソフト。アロンソ、オコン、ライコネンが3名が新品のソフト、ベッテルが3周オールドのミディアム、それ以外は新品のミディアムというスタートタイヤとなった。
気温27.2度、路面温度48,9度のドライコンディションでレースはスタート。
3番グリッドのバルテリ・ボッタスがソフトを選んだのは、チームプレイで2番グリッドのマックス・フェルスタッペンの前に出てルイス・ハミルトンをアシストすることが意図だろう。
だが、2番グリッドのマックス・フェルスタッペンが好スタートを切ってリードを奪い、ルイス・ハミルトンがプレッシャーをかけるも抜けない。グリッドで左フロントブレーキから火が出ていたフェルスタッペンだが、問題はなさそうだ。
バルテリ・ボッタスは3番手のまま。ソフトスタートのフェルナンド・アロンソが5番手まで順位を上げ、セルジオ・ペレスが7番手、カルロス・サインツがジョージ・ラッセルと接触して18番手まで順位を下げる。
ルイス・ハミルトンがファステストラップを出すとマックス・フェルスタッペンは塗り替えてDRSゾーンを抜ける。4番手のルクレールと5番手のアロンソとの差は5秒となり、アロンソが後続に蓋をする。
5周目には7番手を走行していたセルジオ・ペレスが単独スピンして19番手まで順位を下げる。6周目にはランド・ノリスがフェルナンド・アロンソを攻略して5番手に上がる。10周目にはダニエル・リカルドもアロンソを抜く。
後半は1周目に後方に落ちたカルロス・サインツが順位を上げていく以外はあまり順位に変動はない展開。
初のスプリント予選を制したのはマックス・フェルスタッペン。ポールポジションとしては4戦連続。3ポイントを獲得してランキング2位のルイス・ハミルトンとの差を33ポイントに広げた。右フロントタイヤにブリスターが見られたマックス・フェルスタッペンだが、その状態でファステストラップも記録している。
2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)で2ポイント、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)で1ポイントを獲得した。
予選から順位を上げたドライバーは11名。アロンソとライコネンは4ポジションアップ。4名が予選と同じ、5名が予選から順位を落とした。
レース後にはドライバーズパレードに使用されるようなトレーラーにトップ3ドライバーが乗り、サーキットを一周しながらインタビューが行われた。
F1イギリスGPの決勝は7月18日(日)の日本時間23時からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イギリスGP
F1イギリスGPでは史上初めて『スプリント予選』が行われ、レース形式での予選が実施された。日曜の『レース』はすでに存在しているので、“スプリントレース”とは呼ばず、『スプリント予選』の呼称となった。
レース距離は100㎞が目安となり、今回のシルバーストン・サーキットでは17周に規定された。この順位が日曜日の決勝のスターティンググリッドとなる。ポイントの付与対象でもあり、1位が3ポイント、2位が2ポイント、3位が1ポイントを獲得する。日曜のレースは通常通りの進行で、スプリント予選で決まったグリッドでスタートするため、土曜日の勝者が『ポールポジション』獲得として記録される。
スタートタイヤを自由に選択できるスプリント予選。ボッタスが3周オールドのソフト。アロンソ、オコン、ライコネンが3名が新品のソフト、ベッテルが3周オールドのミディアム、それ以外は新品のミディアムというスタートタイヤとなった。
気温27.2度、路面温度48,9度のドライコンディションでレースはスタート。
3番グリッドのバルテリ・ボッタスがソフトを選んだのは、チームプレイで2番グリッドのマックス・フェルスタッペンの前に出てルイス・ハミルトンをアシストすることが意図だろう。
だが、2番グリッドのマックス・フェルスタッペンが好スタートを切ってリードを奪い、ルイス・ハミルトンがプレッシャーをかけるも抜けない。グリッドで左フロントブレーキから火が出ていたフェルスタッペンだが、問題はなさそうだ。
バルテリ・ボッタスは3番手のまま。ソフトスタートのフェルナンド・アロンソが5番手まで順位を上げ、セルジオ・ペレスが7番手、カルロス・サインツがジョージ・ラッセルと接触して18番手まで順位を下げる。
ルイス・ハミルトンがファステストラップを出すとマックス・フェルスタッペンは塗り替えてDRSゾーンを抜ける。4番手のルクレールと5番手のアロンソとの差は5秒となり、アロンソが後続に蓋をする。
5周目には7番手を走行していたセルジオ・ペレスが単独スピンして19番手まで順位を下げる。6周目にはランド・ノリスがフェルナンド・アロンソを攻略して5番手に上がる。10周目にはダニエル・リカルドもアロンソを抜く。
後半は1周目に後方に落ちたカルロス・サインツが順位を上げていく以外はあまり順位に変動はない展開。
初のスプリント予選を制したのはマックス・フェルスタッペン。ポールポジションとしては4戦連続。3ポイントを獲得してランキング2位のルイス・ハミルトンとの差を33ポイントに広げた。右フロントタイヤにブリスターが見られたマックス・フェルスタッペンだが、その状態でファステストラップも記録している。
2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)で2ポイント、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)で1ポイントを獲得した。
予選から順位を上げたドライバーは11名。アロンソとライコネンは4ポジションアップ。4名が予選と同じ、5名が予選から順位を落とした。
レース後にはドライバーズパレードに使用されるようなトレーラーにトップ3ドライバーが乗り、サーキットを一周しながらインタビューが行われた。
F1イギリスGPの決勝は7月18日(日)の日本時間23時からフォーメーションラップが行われる。
2021年 第10戦 F1 イギリスGP スプリント予選 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | GAP | INT | 予選 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | LAP | 17 | 2 (↑1) |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1.430 | 1.430 | 1 (↓1) |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 7.502 | 6.072 | 3 (→) |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 11.278 | 3.776 | 4 (→) |
5 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 24.111 | 12.833 | 6 (↑1) |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 30.959 | 6.848 | 7 (↑1) |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 43.527 | 12.568 | 11 (↑4) |
8 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 44.439 | 0.912 | 10 (↑2) |
9 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 46.652 | 2.213 | 8 (↓1) |
10 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 47.395 | 0.743 | 13 (↑3) |
11 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 47.798 | 0.493 | 9 (↓2) |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 48.763 | 0.965 | 12 (→) |
13 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 50.677 | 1.914 | 17 (↑4) |
14 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 52.179 | 1.502 | 15 (↑1) |
15 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 53.225 | 1.046 | 14 (↓1) |
16 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 53.567 | 0.342 | 16 (→) |
17 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 55.162 | 1.595 | 18 (↑1) |
18 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 77.648 | 9.435 | 19 (↑1) |
19 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 68.213 | 13.051 | 20 (↑1) |
20 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 5 (↓15) |
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