F1トルコGP 予選:ランス・ストロールがF1初ポールポジション!
2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの予選が11月14日(土)にイスタンブール・パークで行われ、ウェットの難しいコンディションのなかでランス・ストロール(レーシング・ポイント)がF1初ポールポジションを獲得した。
当初のF1カレンダーには含まれていなかったF1トルコGPだが、新型コロナウイルスによって2020年のF1世界選手権のスケジュールが改訂されたことによって、2011年以来となるカレンダー復帰を果たした。
ドライバーに人気だったイスタンブール・パークだが、直前に路面を再舗装したことで評価は一変。グリップはほとんど得られない路面にドライバーは不満を述べ、初日はレースタイムから約5秒遅いラップタイムで終了していた。
そして、土曜日は雨が降ったことで状況はさらに悪化。60分間のFP3ではほぼ走行な不能なコンディションとなり、各チームはわずかな周回数でセッションを終えていた。
予選を迎えても路面はウェットのまま。路面に油が浮いた状態でQ1セッションがスタートすると、雨が降り始め、インターミディエイトで走行を開始したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はアウトラップでスピンを喫するような状況。序盤はインターミディエイトとウェットで五分五分の状況だったが、その後も雨脚は強くなり、全ドライバーがウエットタイヤに履き替えるも、残り6分56秒でQ1は赤旗中断となる。約40分の中断を経てセッションは再開されるも、ロマン・グロージャン(ハース)がグラベルでストップしたことで再び残り3分30秒で赤旗中断。ワンアタックの一発勝負となった。
Q2ではまだQ1でグラベルでストップしたマシンを回収中でセクター2がイエローフラッグに状態でスタートするという不可解な状況はあったものの、その後は中断はなくセッションは進行した。
ポールポジションを獲得したのはレーシング・ポイントのランス・ストロール。Q3まではそこまで印象的なタイムを出していたわけではなかったが、Q3で速さをみせて自身初のポールポジションを獲得。F1史上101人目、カナダ人として1997年のジャック・ヴィルヌーヴ以来となる3人目。レーシング・ポイントとしても初ポールポジション。メルセデスの開幕から13戦、昨年のアブダビGPから14戦続いていた連続ポールポジションにストップをかけた。チームメイトのセルジオ・ペレスも3番手に入り、チームとして予選ベストリザルトを達成した。
F1初ポールポジションを獲得したランス・ストロールは「今は言葉にできない。ショックを受けているよ! 「確実に僕のキャリアの最大のハイライトの1つだ。僕たちはこのような瞬間が育っていくことを夢見ているし、かなり特別な結果だ!」と語った。
2番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。予選Q2まですべてのセッションでタイムシートのトップに立ってきたフェルスタッペンだったが、最も重要なQ3でランス・ストロールに0.290秒上回られた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはトップから2.683秒差の4番手。上位2列をレーシング・ポイントとレッドブル・ホンダが占めることになった。
5番手にはダニエル・リカルド(ルノー)、そして、6番手にはメルセデスのルイス・ハミルトン。チームメイトのバルテリ・ボッタスは9番手と今シーズンここまで最低のグリッドからのスタートとなった。
ホンダのF1エンジンを搭載するアルファタウリはQ3進出ならず、ピエール・ガスリーが15番手、ダニール・クビアトが17番手で予選を終えた。
F1トルコGPの決勝は11月15日(日)の19時10分(現地時間13時10分)からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1トルコGP
当初のF1カレンダーには含まれていなかったF1トルコGPだが、新型コロナウイルスによって2020年のF1世界選手権のスケジュールが改訂されたことによって、2011年以来となるカレンダー復帰を果たした。
ドライバーに人気だったイスタンブール・パークだが、直前に路面を再舗装したことで評価は一変。グリップはほとんど得られない路面にドライバーは不満を述べ、初日はレースタイムから約5秒遅いラップタイムで終了していた。
そして、土曜日は雨が降ったことで状況はさらに悪化。60分間のFP3ではほぼ走行な不能なコンディションとなり、各チームはわずかな周回数でセッションを終えていた。
予選を迎えても路面はウェットのまま。路面に油が浮いた状態でQ1セッションがスタートすると、雨が降り始め、インターミディエイトで走行を開始したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はアウトラップでスピンを喫するような状況。序盤はインターミディエイトとウェットで五分五分の状況だったが、その後も雨脚は強くなり、全ドライバーがウエットタイヤに履き替えるも、残り6分56秒でQ1は赤旗中断となる。約40分の中断を経てセッションは再開されるも、ロマン・グロージャン(ハース)がグラベルでストップしたことで再び残り3分30秒で赤旗中断。ワンアタックの一発勝負となった。
Q2ではまだQ1でグラベルでストップしたマシンを回収中でセクター2がイエローフラッグに状態でスタートするという不可解な状況はあったものの、その後は中断はなくセッションは進行した。
ポールポジションを獲得したのはレーシング・ポイントのランス・ストロール。Q3まではそこまで印象的なタイムを出していたわけではなかったが、Q3で速さをみせて自身初のポールポジションを獲得。F1史上101人目、カナダ人として1997年のジャック・ヴィルヌーヴ以来となる3人目。レーシング・ポイントとしても初ポールポジション。メルセデスの開幕から13戦、昨年のアブダビGPから14戦続いていた連続ポールポジションにストップをかけた。チームメイトのセルジオ・ペレスも3番手に入り、チームとして予選ベストリザルトを達成した。
F1初ポールポジションを獲得したランス・ストロールは「今は言葉にできない。ショックを受けているよ! 「確実に僕のキャリアの最大のハイライトの1つだ。僕たちはこのような瞬間が育っていくことを夢見ているし、かなり特別な結果だ!」と語った。
2番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。予選Q2まですべてのセッションでタイムシートのトップに立ってきたフェルスタッペンだったが、最も重要なQ3でランス・ストロールに0.290秒上回られた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはトップから2.683秒差の4番手。上位2列をレーシング・ポイントとレッドブル・ホンダが占めることになった。
5番手にはダニエル・リカルド(ルノー)、そして、6番手にはメルセデスのルイス・ハミルトン。チームメイトのバルテリ・ボッタスは9番手と今シーズンここまで最低のグリッドからのスタートとなった。
ホンダのF1エンジンを搭載するアルファタウリはQ3進出ならず、ピエール・ガスリーが15番手、ダニール・クビアトが17番手で予選を終えた。
F1トルコGPの決勝は11月15日(日)の19時10分(現地時間13時10分)からフォーメーションラップが行われる。
2020年 第14戦 F1トルコGP 予選 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 2分07秒467 | 1分53秒372 | 1分47秒765 |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分57秒485 | 1分50秒293 | 1分48秒055 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 2分07秒614 | 1分54秒097 | 1分49秒321 |
4 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分59秒431 | 1分52秒282 | 1分50秒448 |
5 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 2分05秒598 | 1分54秒278 | 1分51秒595 |
6 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 2分07秒599 | 1分52秒709 | 1分52秒560 |
7 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 2分06秒115 | 1分53秒657 | 1分52秒622 |
8 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 2分01秒249 | 1分53秒793 | 1分52秒745 |
9 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 2分07秒001 | 1分53秒767 | 1分53秒258 |
10 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 2分07秒341 | 1分53秒431 | 1分57秒226 |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 2分07秒167 | 1分54秒945 | |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 2分03秒356 | 1分55秒169 | |
13 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 2分07秒489 | 1分55秒410 | |
14 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 2分04秒464 | 1分55秒696 | |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 2分05秒579 | 1分58秒556 | |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 2分08秒007 | ||
17 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 2分09秒070 | ||
18 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 2分10秒017 | ||
19 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 2分12秒909 | ||
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 2分21秒611 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1トルコGP