F1トスカーナGP フリー走行2回目:ボッタス最速でメルセデスがワンツー
2020年のF1世界選手権 第9戦 F1トスカーナGPのフリー走行2回目が9月11日(金)にムジェロ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録。チームメイトのルイス・ハミルトンが2番手に続いた。
高速3連戦の締めくくりとなるのはF1カレンダー初登場のムジェロ・サーキット。午前中のセッションではメルセデスのバルテリ・ボッタスにレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが0.048秒の僅差で続いた。
午後は気温29度、路面温度44.7度まで上昇。ドライコンディションで90分のFP2セッションはスタート。
各マシンがハードもしくはミディアムで走行を開始。数周の確認走行の後、ソフトタイヤでの速いラップに焦点を当てた本気モードの走行に切り替えた。ロマン・グロージャン(ハース)はERS系のトラブルでマシンを降りている。
だが、35分が経過しようとした頃、ランド・ノリスがターン3の先でスピン。ウォールにクラッシュしてフロントウイングを失ってマシンを停め、ムジェロでのクラッシュ第1号となった。このインシデントでセッションは一時赤旗中断となった。
この時点でトップに立ったのはバルテリ・ボッタス。ミディアムタイヤで1分17秒997をマーク。2番手にはソフトタイヤのダニエル・リカルド(ルノー)が0.042秒差で続いた。3番手にはソフトタイヤのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が0.201秒差。ルノーはセクター3で速さを見せている。
10分程度の中断を経てセッションは最下位。メルセデス、レッドブル・ホンダがソフトタイヤで出ていく。
残り20分ではピットから出てきたセルジオ・ペレスがターンインしてきたキミ・ライコネンが接触。デブリを清掃するためにこの日2回目の赤旗中断となった。
数分でセッションは再開。残り15分程度でほとんどチームが両方のドライバーのタイヤを分けてプログラムを実施している。メルセデスはボッタスがミディアム、ハミルトンがハード、レッドブルはフェルスタッペンがミディアム、アルボンがソフトといった具合。
F1トスカーナGP フリー走行2回目にトップタイムを記録したのはFP1に続いてメルセデスのバルテリ・ボッタス。28周を走行して1分16秒989をマーク。2番手には0.207秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが1-2体制で初日のセッションを終えた。
3番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は0.207秒、2番手のルイス・ハミルトンからは0.039秒差に迫った。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも4番手に続き、レッドブル・ホンダが3-4。だが、タイムは0.743秒と午前中とほぼ変わらなかった。
5番手にはダニエル・リカルド、6番手にはエステバン・オコンとルノー勢が勢いをみせている。ライバルのマクラーレンはカルロス・サインツ1台でのセッションとなったこともあり、13番手と14番手となった。
FP1では速さを見せたホームグランプリのフェラーリは、シャルル・ルクレールがトップから1.473秒差の10番手、セバスチャン・ベッテルは12番手につけるが、セッション終了の旗が振られた後、ターン12を過ぎたあたりでエンジン系と見られるトラブルでマシンを停めている。
FP2ではわかりにくいピットレーン入り口でのタイヤスモークを上げるマシンが多発。また、コース幅が狭く、オーバーテイクが難しそうな印象を与えた。
F1トスカーナGP フリー走行3回目は、明日9月12日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP
高速3連戦の締めくくりとなるのはF1カレンダー初登場のムジェロ・サーキット。午前中のセッションではメルセデスのバルテリ・ボッタスにレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが0.048秒の僅差で続いた。
午後は気温29度、路面温度44.7度まで上昇。ドライコンディションで90分のFP2セッションはスタート。
各マシンがハードもしくはミディアムで走行を開始。数周の確認走行の後、ソフトタイヤでの速いラップに焦点を当てた本気モードの走行に切り替えた。ロマン・グロージャン(ハース)はERS系のトラブルでマシンを降りている。
だが、35分が経過しようとした頃、ランド・ノリスがターン3の先でスピン。ウォールにクラッシュしてフロントウイングを失ってマシンを停め、ムジェロでのクラッシュ第1号となった。このインシデントでセッションは一時赤旗中断となった。
この時点でトップに立ったのはバルテリ・ボッタス。ミディアムタイヤで1分17秒997をマーク。2番手にはソフトタイヤのダニエル・リカルド(ルノー)が0.042秒差で続いた。3番手にはソフトタイヤのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が0.201秒差。ルノーはセクター3で速さを見せている。
10分程度の中断を経てセッションは最下位。メルセデス、レッドブル・ホンダがソフトタイヤで出ていく。
残り20分ではピットから出てきたセルジオ・ペレスがターンインしてきたキミ・ライコネンが接触。デブリを清掃するためにこの日2回目の赤旗中断となった。
数分でセッションは再開。残り15分程度でほとんどチームが両方のドライバーのタイヤを分けてプログラムを実施している。メルセデスはボッタスがミディアム、ハミルトンがハード、レッドブルはフェルスタッペンがミディアム、アルボンがソフトといった具合。
F1トスカーナGP フリー走行2回目にトップタイムを記録したのはFP1に続いてメルセデスのバルテリ・ボッタス。28周を走行して1分16秒989をマーク。2番手には0.207秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが1-2体制で初日のセッションを終えた。
3番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は0.207秒、2番手のルイス・ハミルトンからは0.039秒差に迫った。チームメイトのアレクサンダー・アルボンも4番手に続き、レッドブル・ホンダが3-4。だが、タイムは0.743秒と午前中とほぼ変わらなかった。
5番手にはダニエル・リカルド、6番手にはエステバン・オコンとルノー勢が勢いをみせている。ライバルのマクラーレンはカルロス・サインツ1台でのセッションとなったこともあり、13番手と14番手となった。
FP1では速さを見せたホームグランプリのフェラーリは、シャルル・ルクレールがトップから1.473秒差の10番手、セバスチャン・ベッテルは12番手につけるが、セッション終了の旗が振られた後、ターン12を過ぎたあたりでエンジン系と見られるトラブルでマシンを停めている。
FP2ではわかりにくいピットレーン入り口でのタイヤスモークを上げるマシンが多発。また、コース幅が狭く、オーバーテイクが難しそうな印象を与えた。
F1トスカーナGP フリー走行3回目は、明日9月12日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
2020年 第9戦 F1トスカーナGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分16秒989 | 28 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分17秒196 | 0.207 | 29 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分17秒235 | 0.246 | 25 |
4 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分17秒971 | 0.982 | 28 |
5 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分18秒039 | 1.050 | 32 |
6 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分18秒115 | 1.126 | 29 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分18秒198 | 1.209 | 34 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分18秒244 | 1.255 | 30 |
9 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分18秒385 | 1.396 | 38 |
10 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分18秒400 | 1.411 | 27 |
11 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分18秒462 | 1.473 | 37 |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分18秒498 | 1.509 | 39 |
13 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分18秒651 | 1.662 | 32 |
14 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分18秒658 | 1.669 | 9 |
15 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分18秒736 | 1.747 | 33 |
16 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分18秒843 | 1.854 | 33 |
17 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分18秒944 | 1.955 | 35 |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分18秒983 | 1.994 | 31 |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分19秒113 | 2.124 | 32 |
20 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分19秒257 | 2.268 | 5 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP