F1ハンガリーGP 予選:メルセデスが1列目&ピンクメルセデスが2列目独占
2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選が7月18日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスF1がフロントローを独占。2列目にはレーシング・ポイントの2台が続いた。
開催地のハンガロリンクは、タイトなコーナーが連続するテクニカルサーキット。
全長4.381kmの中に14のコーナーがあり、直線はホームストレートの908mのみ。“壁のないモナコ”と言われるほどオーバーテイクの難しいサーキットとして知られている。
土曜日の午後は降水確率90%となっているが、雨は降ることなく予選は進行。Q3の最後のアタックの前に小雨がぱらついた。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のルイス・ハミルトン。ハンガロリンクのコースレコードを更新する1分13秒447をマークして、通算90回目のポールポジションを獲得。ハンガリンクでのポールポジションはミハエル・シューマッハの記録に並ぶ7回目。2番手にもチームメイトのバルテリ・ボッタスが続いて、フロントローを独占した。
そして、2列目にはレーシング・ポイント勢が続いた。ランス・ストロールが予選ベストリザルトを更新する3番グリッドを獲得。予選後のインタビューを始めて受けた。4番手にはセルジオ・ペレスが続いた。レーシング・ポイントの二人は最前列のメルセデスと同じミディアムタイヤでタイムを出している。
5番手にはセバスチャン・ベッテル、6番手にはシャルル・ルクレールとフェラーリ勢が今季初の揃ってQ3進出。
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは7番手。予選Q3では新品のソフトタイヤがなくなり。2回目のアタックをユーズドタイヤで決行。タイムを更新することができず、1分14秒849とトップから1.402秒差がついた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはQ2で敗退。ウィリアムズのジョージ・ラッセルの後塵を拝する13番手となった。ウィリアムズは2台がQ2に進出している。
8番手にはランド・ノリス、9番手にはカルロス・サインツとメルセデス勢、10番手のピエール・ガスリーはQ3でアタックせずにセッションを終えた。
F1ハンガリーGPの決勝は7月19日(日)の22時10分(現地時間15時10分)からフォーメーションラップが行われる。
【Q1】
降水確率90%の予報だが、現地時間15時に降雨はなく、気温18度、路面温度28度のドライコンディションで18分間のQ1セッションはスタート。このセッションでは下位5台が脱落する。雨を警戒してか、早くから全車がコースインする。
すぐにメルセデスが1-2、レーシング・ポイントが3-4番手タイムを記録。シャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンが少し遅れて続くという大体FP3と同じような展開。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がパワーユニットの問題を訴えているが、タイムは出しており、問題はなさそうだ。
Q1をトップタイムで通過したのはセルジオ・ペレス(1分14秒681)。2番手にもランス・ストロールとレーシング・ポイントが1-2で続いた。ウィリアムズの2台もQ2進出。Q1でノックアウトとなったのは、ダニール・クビアト(アルファタウリ)、ハースの2台、アルファロメオの2台となった。
【Q2】
15台から10台に絞り込まれる15分間のQ2。気温18度、路面温度は27度。メルセデス勢、レーシング・ポイント勢、ルノー勢がミディアムタイヤでアタックを開始する。
ルイス・ハミルトンがミディアムタイヤでトラックレコードを更新する14秒261をマーク。残り3分。ぎりぎりまで待って各車コースイン。レーシング・ポイント勢は再びミディアムでアタックして無事に通過する。Q2敗退となったのはルノーの2台、ウィリアムズの2台、そして、レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンの5台となった。
【Q3】
ポールポジションをかけた12分間のQ3。1回目のアタックでルイス・ハミルトンが1分13秒613。バルテリ・ボッタスも0.3秒差はあるものの1分13秒台に入った。3番手にはランス・ストロール、4番手にはマックス・フェルスタッペンが続いている。セルジオ・ペレスはトラックリミット違反でタイムを抹消される。
小雨のなか2回目のアタックが開始。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はアタックせず。マックス・フェルスタッペンは新品タイヤがなく、ユーズドのタイヤで出ていく。
2回目のアタックでルイス・ハミルトンはさらにタイムを更新して1分13秒447でポールポジションを獲得。通算90回目、ハンガロリンクでミハエル・シューマッハに並ぶ7回目のポール。
2番手はチームメイトのバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントロー独占。そして、2列目にはランス・ストロール、セルジオ・ペレスとレーシング・ポイント勢が続いた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
開催地のハンガロリンクは、タイトなコーナーが連続するテクニカルサーキット。
全長4.381kmの中に14のコーナーがあり、直線はホームストレートの908mのみ。“壁のないモナコ”と言われるほどオーバーテイクの難しいサーキットとして知られている。
土曜日の午後は降水確率90%となっているが、雨は降ることなく予選は進行。Q3の最後のアタックの前に小雨がぱらついた。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のルイス・ハミルトン。ハンガロリンクのコースレコードを更新する1分13秒447をマークして、通算90回目のポールポジションを獲得。ハンガリンクでのポールポジションはミハエル・シューマッハの記録に並ぶ7回目。2番手にもチームメイトのバルテリ・ボッタスが続いて、フロントローを独占した。
そして、2列目にはレーシング・ポイント勢が続いた。ランス・ストロールが予選ベストリザルトを更新する3番グリッドを獲得。予選後のインタビューを始めて受けた。4番手にはセルジオ・ペレスが続いた。レーシング・ポイントの二人は最前列のメルセデスと同じミディアムタイヤでタイムを出している。
5番手にはセバスチャン・ベッテル、6番手にはシャルル・ルクレールとフェラーリ勢が今季初の揃ってQ3進出。
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは7番手。予選Q3では新品のソフトタイヤがなくなり。2回目のアタックをユーズドタイヤで決行。タイムを更新することができず、1分14秒849とトップから1.402秒差がついた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはQ2で敗退。ウィリアムズのジョージ・ラッセルの後塵を拝する13番手となった。ウィリアムズは2台がQ2に進出している。
8番手にはランド・ノリス、9番手にはカルロス・サインツとメルセデス勢、10番手のピエール・ガスリーはQ3でアタックせずにセッションを終えた。
F1ハンガリーGPの決勝は7月19日(日)の22時10分(現地時間15時10分)からフォーメーションラップが行われる。
2020年 第3戦 F1ハンガリーGP 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分14秒907 | 1分14秒261 | 1分13秒447 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分15秒474 | 1分14秒530 | 1分13秒554 |
3 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分14秒895 | 1分15秒176 | 1分14秒377 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分14秒681 | 1分15秒394 | 1分14秒545 |
5 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分15秒455 | 1分15秒131 | 1分14秒774 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分15秒793 | 1分15秒006 | 1分14秒817 |
7 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分15秒495 | 1分14秒976 | 1分14秒849 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分15秒444 | 1分15秒085 | 1分14秒966 |
9 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分15秒281 | 1分15秒267 | 1分15秒027 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分15秒767 | 1分15秒508 | No Time |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分15秒848 | 1分15秒661 | |
12 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分15秒585 | 1分15秒698 | |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分15秒722 | 1分15秒715 | |
14 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分15秒719 | 1分15秒742 | |
15 | 88 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分16秒105 | 1分16秒544 | |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分16秒152 | ||
17 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分16秒204 | ||
18 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分16秒407 | ||
19 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分16秒506 | ||
20 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分16秒614 |
【Q1】
降水確率90%の予報だが、現地時間15時に降雨はなく、気温18度、路面温度28度のドライコンディションで18分間のQ1セッションはスタート。このセッションでは下位5台が脱落する。雨を警戒してか、早くから全車がコースインする。
すぐにメルセデスが1-2、レーシング・ポイントが3-4番手タイムを記録。シャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンが少し遅れて続くという大体FP3と同じような展開。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がパワーユニットの問題を訴えているが、タイムは出しており、問題はなさそうだ。
Q1をトップタイムで通過したのはセルジオ・ペレス(1分14秒681)。2番手にもランス・ストロールとレーシング・ポイントが1-2で続いた。ウィリアムズの2台もQ2進出。Q1でノックアウトとなったのは、ダニール・クビアト(アルファタウリ)、ハースの2台、アルファロメオの2台となった。
【Q2】
15台から10台に絞り込まれる15分間のQ2。気温18度、路面温度は27度。メルセデス勢、レーシング・ポイント勢、ルノー勢がミディアムタイヤでアタックを開始する。
ルイス・ハミルトンがミディアムタイヤでトラックレコードを更新する14秒261をマーク。残り3分。ぎりぎりまで待って各車コースイン。レーシング・ポイント勢は再びミディアムでアタックして無事に通過する。Q2敗退となったのはルノーの2台、ウィリアムズの2台、そして、レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンの5台となった。
【Q3】
ポールポジションをかけた12分間のQ3。1回目のアタックでルイス・ハミルトンが1分13秒613。バルテリ・ボッタスも0.3秒差はあるものの1分13秒台に入った。3番手にはランス・ストロール、4番手にはマックス・フェルスタッペンが続いている。セルジオ・ペレスはトラックリミット違反でタイムを抹消される。
小雨のなか2回目のアタックが開始。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)はアタックせず。マックス・フェルスタッペンは新品タイヤがなく、ユーズドのタイヤで出ていく。
2回目のアタックでルイス・ハミルトンはさらにタイムを更新して1分13秒447でポールポジションを獲得。通算90回目、ハンガロリンクでミハエル・シューマッハに並ぶ7回目のポール。
2番手はチームメイトのバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントロー独占。そして、2列目にはランス・ストロール、セルジオ・ペレスとレーシング・ポイント勢が続いた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果