F1メキシコGP フリー走行1回目:マックス・フェルスタッペンがトップ
2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPのフリー走行1回目が10月26日(金)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にもダニエル・リカルドが続き、レッドブル・レーシングが1-2で週末をスタートした。
今週末を旧スペックで戦うことを決断したトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが9番手タイム、ピエール・ガスリーは新スペックでインタレーションラップを行った後に旧スペックに戻す作業を実施し、タイムは記録しなかった。
アメリカGPと連戦の開催となるF1メキシコGP。サーキット全長は4.305km、7つの左コーナーと10の右コーナーで構成される。コースの改修はサーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケの企業が担当。伝説的なペラルターダコーナーは姿を消してしまったが、新たな最終コーナーであるターン17は1992年のラストウィナーの名をとって「ナイジェル・マンセル カーブ」と名づけられた。最終コーナーからの1,314mのストレートは時速328kmを超える。
標高2000メートルを超える高地の空気中の酸素は海抜0m地点に比べて78%しかなく、エンジン出力、空力それぞれに影響が生じ、他のサーキットとは異なる意味でのチーム戦略が要求される。
ピレリは、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスに、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかい3種類のコンパウンドを選択。レースではスーパーソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、ハイパーは予選Q3で使用しなければならない。
通常、天候が安定しているメキシコ。金曜日の天候は晴れ。現地時間10時に気温17.9℃、路面温度23℃のドライコンディションでフリー走行1回目はスタート。普段あまり使われていないサーキットということもあり、路面は非常にダスティ。コースオフするクルマも多くみられた。
フリー走行1回目では、マクラーレンがフェルナンド・アロンソに代えてランド・ノリス、フォースインディアがエステバン・オコンに代えてニコラス・ラティフィ、ザウバーがシャルル・ルクレールに代えてアントニオ・ジョビナッツィを起用している。
45分でセッションが折り返した時点でレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが1分17秒932でタイムシートのトップに立つ。2番手には0.094秒差でチームメイトのマックス・フェルスタッペン。3番手にルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続く。
トロロッソ・ホンダは、今週末のF1メキシコGPを使い慣れた旧スペックのパワーユニットで戦うことを決断。ただし、ピエール・ガスリーに関しては“スペック3”をプールするためにFP1の最初に新スペックでインスタレーションラップを実施し、すぐに旧スペックのユニットに交換。そのため、ガスリーは2周を走行しただけでタイムを出していない。
フリー走行1回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の1分16秒656。2番手には0.483秒差でダニエル・リカルドが続き、レッドブルが1-2。3番手にはカルロス・サインツ、4番手にはニコ・ヒュルケンベルグが続き、ルノーのF1パワーユニット搭載マシンがトップ4を占めた。
5番手にはルイス・ハミルトン、6番手にはニコ・ヒュルケンベルグとメルセデス勢7番手にはセバスチャン・ベッテル、8番手にはキミ・ライコネンとメルセデス勢が続いた。
トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが23周を走行してトップから2.368秒差の9番手タイムとなる1分19秒024を記録。ピエール・ガスリーは、インスタレーションラップのみでタイムを記録しなかった。
フリー走行1回目で代役で走行した3名のドライバーは、全員がレギュラードライバーよりも上位のタイムでセッションを終えた。
F1メキシコGPのフリー走行2回目は、この後28時(現地時間14時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1メキシコGP
今週末を旧スペックで戦うことを決断したトロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが9番手タイム、ピエール・ガスリーは新スペックでインタレーションラップを行った後に旧スペックに戻す作業を実施し、タイムは記録しなかった。
アメリカGPと連戦の開催となるF1メキシコGP。サーキット全長は4.305km、7つの左コーナーと10の右コーナーで構成される。コースの改修はサーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケの企業が担当。伝説的なペラルターダコーナーは姿を消してしまったが、新たな最終コーナーであるターン17は1992年のラストウィナーの名をとって「ナイジェル・マンセル カーブ」と名づけられた。最終コーナーからの1,314mのストレートは時速328kmを超える。
標高2000メートルを超える高地の空気中の酸素は海抜0m地点に比べて78%しかなく、エンジン出力、空力それぞれに影響が生じ、他のサーキットとは異なる意味でのチーム戦略が要求される。
ピレリは、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスに、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかい3種類のコンパウンドを選択。レースではスーパーソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、ハイパーは予選Q3で使用しなければならない。
通常、天候が安定しているメキシコ。金曜日の天候は晴れ。現地時間10時に気温17.9℃、路面温度23℃のドライコンディションでフリー走行1回目はスタート。普段あまり使われていないサーキットということもあり、路面は非常にダスティ。コースオフするクルマも多くみられた。
フリー走行1回目では、マクラーレンがフェルナンド・アロンソに代えてランド・ノリス、フォースインディアがエステバン・オコンに代えてニコラス・ラティフィ、ザウバーがシャルル・ルクレールに代えてアントニオ・ジョビナッツィを起用している。
45分でセッションが折り返した時点でレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが1分17秒932でタイムシートのトップに立つ。2番手には0.094秒差でチームメイトのマックス・フェルスタッペン。3番手にルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続く。
トロロッソ・ホンダは、今週末のF1メキシコGPを使い慣れた旧スペックのパワーユニットで戦うことを決断。ただし、ピエール・ガスリーに関しては“スペック3”をプールするためにFP1の最初に新スペックでインスタレーションラップを実施し、すぐに旧スペックのユニットに交換。そのため、ガスリーは2周を走行しただけでタイムを出していない。
フリー走行1回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の1分16秒656。2番手には0.483秒差でダニエル・リカルドが続き、レッドブルが1-2。3番手にはカルロス・サインツ、4番手にはニコ・ヒュルケンベルグが続き、ルノーのF1パワーユニット搭載マシンがトップ4を占めた。
5番手にはルイス・ハミルトン、6番手にはニコ・ヒュルケンベルグとメルセデス勢7番手にはセバスチャン・ベッテル、8番手にはキミ・ライコネンとメルセデス勢が続いた。
トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが23周を走行してトップから2.368秒差の9番手タイムとなる1分19秒024を記録。ピエール・ガスリーは、インスタレーションラップのみでタイムを記録しなかった。
フリー走行1回目で代役で走行した3名のドライバーは、全員がレギュラードライバーよりも上位のタイムでセッションを終えた。
F1メキシコGPのフリー走行2回目は、この後28時(現地時間14時)から行われる。
2018年 第19戦 F1メキシコGP フリー走行1回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分16秒656 | 19 | |
2 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分17秒139 | 0.483 | 19 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分17秒926 | 1.270 | 20 |
4 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分18秒028 | 1.372 | 21 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分18秒075 | 1.419 | 23 |
6 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分18秒322 | 1.666 | 27 |
7 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分18秒746 | 2.090 | 17 |
8 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分18秒936 | 2.280 | 22 |
9 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分19秒024 | 2.368 | 29 |
10 | 31 | ニコラス・ラティフィ | フォース・インディア | 1分19秒078 | 2.422 | 23 |
11 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分19秒124 | 2.468 | 29 |
12 | 36 | アントニオ・ジョビナッツィ | ザウバー | 1分19秒134 | 2.478 | 25 |
13 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分19秒276 | 2.620 | 26 |
14 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分19秒312 | 2.656 | 28 |
15 | 47 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分19秒646 | 2.990 | 23 |
16 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分19秒716 | 3.060 | 29 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分19秒853 | 3.197 | 28 |
18 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分19秒899 | 3.243 | 30 |
19 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分20秒142 | 3.486 | 26 |
20 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 2 |
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