F1スペインGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップタイム
2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPのフリー走行1回目が11日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが10番手タイムを記録した。
フライアウェイの開幕4戦を終え、ヨーロッパラウンドの緒戦となるスペインGP。舞台は冬季テストの舞台となったカタロニア・サーキット。あらゆるコース特性が揃っており、マシンの総合力が問われるサーキットとなっている。
今年は路面が全面的に再舗装されており、ピレリは昨年よりも1段階柔らかいミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。ピレリは今年コンパウンドを1段階柔らかくしており、事実上2ステップ柔らかいタイヤで争われることになる。
金曜日のバルセロナは快晴。現地時間11時。快晴気温19.4℃、路面温度31.1℃のドライコンディションでセッションをスタート。
また、フリー走行1回目では2011年のラリー事故でF1を離れ、今年ウィリアムズのテズト兼ドライバーに就任したロバート・クビサが8年ぶりにグランプリ週末での走行。セルゲイ・シロトキンに代わってカーナンバー40が装着されたマシンを走らせた。
プレシーズンテストでの最速タイムは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録した1分17秒182。今回のグランプリでは使用されないハイパーソフトで記録したタイムだったが、2ヵ月が経過し、どこまでマシンが進化しているかが興味深い週末となる。
例年通り、F1スペインGPは各チームが大小さまざまなアップデートを投入。マクラーレンの奇抜なノーズ、フェラーリのヘイローに装着したバックミラー、レッドブルのバージボード周りなど見た目的にも大幅な変更を施しているチームもいる。
開始から15分が経過した時点で最初にタイムを記録したのはエステバン・オコン(フォース・インディア)。1分22秒592をセット。風の強いコンディションのなか、リアのコントロールを失ってコースオフするクルマが多く見られた。
30分を経過して全員がタイムを記録した時点でトップに立ったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。ソフトタイヤで1分18秒703を記録した。
開始45分時点でダニエル・リカルド(レッドブル)がターン4の立ち上がりでコントロールを失いウォールにクラッシュ。バーチャルセーフティカーが導入された。リカルドは左フロントのサスペンションを壊して、11周で走行を終えることになった。
残り30分が経過した時点ではランス・ストロール(ウィリアムズ)がターン5でウォールにクラッシュ。このセッション2度目のバーチャルセーフティカーが導入された。直前にはロバート・クビサも派手にスピンを喫している。
フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで記録した1分18秒148。2番手は0.849秒差でチームメイトのルイス・ハミルトン。ハミルトンもソフトタイヤでのタイムであり、メルセデスは大幅なアップグレードは持ち込んでいないものの、前戦から大きくパフォーマンスを改善させているようだ。
3番手タイムは0.950秒差でスーパーソフトでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録。4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。
そして、6番手タイムは新型ノーズを含めた大幅アップデートを投入したマクラーレンのフェルナンド・アロンソ。ストフェル・バンドーンも9番手タイムを記録しており、アップデートは効果を発揮しているようだ。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが18番手タイムでセッションを終えた。
F1スペインGP フリー走行2回目は、このあと22時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP
フライアウェイの開幕4戦を終え、ヨーロッパラウンドの緒戦となるスペインGP。舞台は冬季テストの舞台となったカタロニア・サーキット。あらゆるコース特性が揃っており、マシンの総合力が問われるサーキットとなっている。
今年は路面が全面的に再舗装されており、ピレリは昨年よりも1段階柔らかいミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。ピレリは今年コンパウンドを1段階柔らかくしており、事実上2ステップ柔らかいタイヤで争われることになる。
金曜日のバルセロナは快晴。現地時間11時。快晴気温19.4℃、路面温度31.1℃のドライコンディションでセッションをスタート。
また、フリー走行1回目では2011年のラリー事故でF1を離れ、今年ウィリアムズのテズト兼ドライバーに就任したロバート・クビサが8年ぶりにグランプリ週末での走行。セルゲイ・シロトキンに代わってカーナンバー40が装着されたマシンを走らせた。
プレシーズンテストでの最速タイムは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録した1分17秒182。今回のグランプリでは使用されないハイパーソフトで記録したタイムだったが、2ヵ月が経過し、どこまでマシンが進化しているかが興味深い週末となる。
例年通り、F1スペインGPは各チームが大小さまざまなアップデートを投入。マクラーレンの奇抜なノーズ、フェラーリのヘイローに装着したバックミラー、レッドブルのバージボード周りなど見た目的にも大幅な変更を施しているチームもいる。
開始から15分が経過した時点で最初にタイムを記録したのはエステバン・オコン(フォース・インディア)。1分22秒592をセット。風の強いコンディションのなか、リアのコントロールを失ってコースオフするクルマが多く見られた。
30分を経過して全員がタイムを記録した時点でトップに立ったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。ソフトタイヤで1分18秒703を記録した。
開始45分時点でダニエル・リカルド(レッドブル)がターン4の立ち上がりでコントロールを失いウォールにクラッシュ。バーチャルセーフティカーが導入された。リカルドは左フロントのサスペンションを壊して、11周で走行を終えることになった。
残り30分が経過した時点ではランス・ストロール(ウィリアムズ)がターン5でウォールにクラッシュ。このセッション2度目のバーチャルセーフティカーが導入された。直前にはロバート・クビサも派手にスピンを喫している。
フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで記録した1分18秒148。2番手は0.849秒差でチームメイトのルイス・ハミルトン。ハミルトンもソフトタイヤでのタイムであり、メルセデスは大幅なアップグレードは持ち込んでいないものの、前戦から大きくパフォーマンスを改善させているようだ。
3番手タイムは0.950秒差でスーパーソフトでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録。4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。
そして、6番手タイムは新型ノーズを含めた大幅アップデートを投入したマクラーレンのフェルナンド・アロンソ。ストフェル・バンドーンも9番手タイムを記録しており、アップデートは効果を発揮しているようだ。
トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが18番手タイムでセッションを終えた。
F1スペインGP フリー走行2回目は、このあと22時(現地時間15時)から行われる。
2018年 第5戦 F1スペインGP フリー走行1回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分18秒148 | 32 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分18秒997 | 0.849 | 32 |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分19秒098 | 0.950 | 24 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分19秒189 | 1.039 | 26 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分19秒499 | 1.351 | 19 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分19秒858 | 1.710 | 26 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分19秒871 | 1.723 | 11 |
8 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分19秒906 | 1.758 | 24 |
9 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分20秒083 | 1.935 | 28 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分20秒508 | 2.360 | 29 |
11 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分20秒637 | 2.489 | 28 |
12 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分20秒665 | 2.517 | 23 |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分20秒924 | 2.776 | 36 |
14 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分20秒984 | 2.836 | 18 |
15 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分21秒053 | 2.905 | 28 |
16 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分21秒144 | 2.996 | 27 |
17 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分21秒159 | 3.011 | 26 |
18 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分21秒373 | 3.225 | 28 |
19 | 40 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分21秒510 | 3.362 | 24 |
20 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分21秒756 | 4.608 | 15 |
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