F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン
2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリの決勝が26日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が今季3勝目。ルイス・ハミルトンが2位に続き、王者メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを締めくくった。
20戦で争われた2017年のF1シーズンもいよいよ最終戦。すでにルイス・ハミルトンがドライバーズタイトル、メルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得しているが、まだまだ戦いは終わっていない。
ドライバーズ選手権では、2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が22ポイント、4位のダニエル・リカルド(レッドブル)と5位のキミ・ライコネン(フェラーリ)との差が7ポイントと逆転の可能性が残されている。
さらにコンストラクターズ選手権では5位のウィリアムズと6位のトロ・ロッソとの差が12ポイント差、以下、8位のハースまでが6ポイント差でひしめいており、賞金をかけた戦いは激しさを増している。
1ストップ戦略が予想されたレース。ザウバーの2台、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)がスーパーソフトを選択。それ以外のドライバーはウルトラソフトをスタートタイヤに選んだ。
現地時間17時。気温24.8℃、路面温度31.6℃のドライコンディション。55周のトワイライトレースのスタートが切れた。
スタートではポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が好スタートを切ってトップを維持。その後、いくつかバトルはあったものの、上位勢に順位の変動はなくオープニングラップを終える。後方ではケビン・マグヌッセン(ハース)が単独スピンを喫して最後尾に順位を下げる。
7番手を走行しているニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)にシケインをカットしてアドバンテージを得たとして5秒ペナルティが科せられる。
その後レースは膠着状態。バルテリ・ボッタスがファステストを連発して首位をキープし、ルイス・ハミルトンが2秒以内で追いかける。3番手のセバスチャン・ベッテルとメルセデス勢との差は徐々に開いていく。
12周目、ランス・ストロール(ウィリアムズ)が全ドライバーのなかで最初のピットイン。スーパーソフトに交換して最後尾でコースに復帰。翌周には15番手に順位を下げていたストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がピットインを行った。
15周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が上位勢のなかで先陣を切ってピットストップしてアンダーカットをライコネンにアンダーカットを仕掛けてるもフォース・インディア勢の後ろでコース復帰。翌周にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が反応してピットイン。エステバン・オコンの前でコースに復帰してアンダーカットを阻止する。フェルスタッペンもオコンを抜いてライコネンを追う。
17周目にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)がピットイン。18周目にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がピットイン。5秒ペナルティを消化し、リアタイヤの交換に手間取ったもののペレスの前をキープする。
20周目、4番手を走行していたダニエル・リカルド(レッドブル)がピットイン。パンクを訴えており、予定外のピットストップだったようだ。だが、キミ・ライコネンの前でコースに復帰し、順位はキープした。
21周目にはセバスチャン・ベッテルがピットインして3番手をキープ。直後にハイドロリック系のトラブルでダニエル・リカルドがリタイアする。
22周目には首位を走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。リードラップはルイス・ハミルトンに変わる。
フェリペ・マッサ、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツの順で3台が1秒以内の接戦バトルを展開。22周目にアロンソがピットインして先に仕掛ける。翌周、マッサがピットイン。アロンソの前でコース復帰するが、重要なこの局面でアロンソが仕掛けて前に出る。
25周目、ルイス・ハミルトンがピットイン。バルテリ・ボッタスの後ろで約1.9秒後方でコースに復帰。ファステストを連発してボッタスとの差を縮めていく。3番手のセバスチャン・ベッテルとの差は約12秒と開いている。
32周目、エステバン・オコンとカルロス・サインツがピットン。だが、サインツの左フロントタイヤがきちんと装着されていないというトラブルが発生してリタイアを強いられる。オコンはペレスの後ろでコース復帰する。
ここで全車が1回目のピットストップを終了。コースでのバトルとなるが、以降は上位勢に順位の変動はなくファイナルラップへ。
優勝はバルテリ・ボッタス。自身3勝目をポール・トゥ・ウィンで飾り、メルセデス移籍初年度を締めくくった。2位にはルイス・ハミルトンが続いて、メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを終えた。
3位表彰台はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。ベッテルはドライバーズ選手権2位を保持。4位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。ダニエル・リカルドがリタイアしたことでドライバーズ選手権4位を獲得した。
5位はマックス・フェルスタッペン、6位はニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)。ルノーはトロ・ロッソを抜いてコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。
7位はセルジオ・ペレス、8位はエステバン・コンが続き、フォース・インディアが今季16回目のダブル入賞。
そして、9位はマクラーレン・ホンダとしての最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ。チームメイトのストフェル・バンドーンは12位でレースを終えた。
F1最後のレースとなったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は10位入賞でF1キャリアを終えた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アブダビGP
20戦で争われた2017年のF1シーズンもいよいよ最終戦。すでにルイス・ハミルトンがドライバーズタイトル、メルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得しているが、まだまだ戦いは終わっていない。
ドライバーズ選手権では、2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が22ポイント、4位のダニエル・リカルド(レッドブル)と5位のキミ・ライコネン(フェラーリ)との差が7ポイントと逆転の可能性が残されている。
さらにコンストラクターズ選手権では5位のウィリアムズと6位のトロ・ロッソとの差が12ポイント差、以下、8位のハースまでが6ポイント差でひしめいており、賞金をかけた戦いは激しさを増している。
1ストップ戦略が予想されたレース。ザウバーの2台、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)がスーパーソフトを選択。それ以外のドライバーはウルトラソフトをスタートタイヤに選んだ。
現地時間17時。気温24.8℃、路面温度31.6℃のドライコンディション。55周のトワイライトレースのスタートが切れた。
スタートではポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が好スタートを切ってトップを維持。その後、いくつかバトルはあったものの、上位勢に順位の変動はなくオープニングラップを終える。後方ではケビン・マグヌッセン(ハース)が単独スピンを喫して最後尾に順位を下げる。
7番手を走行しているニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)にシケインをカットしてアドバンテージを得たとして5秒ペナルティが科せられる。
その後レースは膠着状態。バルテリ・ボッタスがファステストを連発して首位をキープし、ルイス・ハミルトンが2秒以内で追いかける。3番手のセバスチャン・ベッテルとメルセデス勢との差は徐々に開いていく。
12周目、ランス・ストロール(ウィリアムズ)が全ドライバーのなかで最初のピットイン。スーパーソフトに交換して最後尾でコースに復帰。翌周には15番手に順位を下げていたストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がピットインを行った。
15周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が上位勢のなかで先陣を切ってピットストップしてアンダーカットをライコネンにアンダーカットを仕掛けてるもフォース・インディア勢の後ろでコース復帰。翌周にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が反応してピットイン。エステバン・オコンの前でコースに復帰してアンダーカットを阻止する。フェルスタッペンもオコンを抜いてライコネンを追う。
17周目にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)がピットイン。18周目にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がピットイン。5秒ペナルティを消化し、リアタイヤの交換に手間取ったもののペレスの前をキープする。
20周目、4番手を走行していたダニエル・リカルド(レッドブル)がピットイン。パンクを訴えており、予定外のピットストップだったようだ。だが、キミ・ライコネンの前でコースに復帰し、順位はキープした。
21周目にはセバスチャン・ベッテルがピットインして3番手をキープ。直後にハイドロリック系のトラブルでダニエル・リカルドがリタイアする。
22周目には首位を走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。リードラップはルイス・ハミルトンに変わる。
フェリペ・マッサ、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツの順で3台が1秒以内の接戦バトルを展開。22周目にアロンソがピットインして先に仕掛ける。翌周、マッサがピットイン。アロンソの前でコース復帰するが、重要なこの局面でアロンソが仕掛けて前に出る。
25周目、ルイス・ハミルトンがピットイン。バルテリ・ボッタスの後ろで約1.9秒後方でコースに復帰。ファステストを連発してボッタスとの差を縮めていく。3番手のセバスチャン・ベッテルとの差は約12秒と開いている。
32周目、エステバン・オコンとカルロス・サインツがピットン。だが、サインツの左フロントタイヤがきちんと装着されていないというトラブルが発生してリタイアを強いられる。オコンはペレスの後ろでコース復帰する。
ここで全車が1回目のピットストップを終了。コースでのバトルとなるが、以降は上位勢に順位の変動はなくファイナルラップへ。
優勝はバルテリ・ボッタス。自身3勝目をポール・トゥ・ウィンで飾り、メルセデス移籍初年度を締めくくった。2位にはルイス・ハミルトンが続いて、メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを終えた。
3位表彰台はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。ベッテルはドライバーズ選手権2位を保持。4位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。ダニエル・リカルドがリタイアしたことでドライバーズ選手権4位を獲得した。
5位はマックス・フェルスタッペン、6位はニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)。ルノーはトロ・ロッソを抜いてコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。
7位はセルジオ・ペレス、8位はエステバン・コンが続き、フォース・インディアが今季16回目のダブル入賞。
そして、9位はマクラーレン・ホンダとしての最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ。チームメイトのストフェル・バンドーンは12位でレースを終えた。
F1最後のレースとなったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は10位入賞でF1キャリアを終えた。
2017年 第20戦 F1 アブダビグランプリ 決勝 結果
Po. | No. | ドライバー | チーム |
---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア |
8 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン |
10 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ |
11 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース |
12 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
14 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー |
15 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロ・ロッソ |
16 | 10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ |
17 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー |
18 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ |
55 | カルロス・サインツ | ルノー | |
3 | ダニエル・リカルド | レッドブル |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アブダビGP