F1 イタリアGP 決勝
FORMULA 1 GRAN PREMIO D'ITALIA 2013

1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「再びこのイベントで優勝できて本当に嬉しい。なんとかターン1を切り抜けることができたよ! 右フロントがロックして、戻れないと思った。大きなフラットスポットができたのをすぐに感じたし、タイヤが生き残っているかどうかわからなかったけど、幸いにも治めることができたし、力強い第1スティントを走れた。早めにピットストップして、2ストップ戦略に変更しなければならない場合に備えてギャップを築くためにすぐにプッシュした。僕たちはギアボックスに問題を抱えていて、シフトを短くしなければならなかったし、それによってストレートで少しタイムを落とした。でも、コーナーでそれを補おうとしていた。最上段でフィニッシュできて最高の気分だ。ここの表彰台はいつもとても情熱的だ。イタリアにいて、トラックの外を歩いているときに、全てのショップで一番小さいサイズから始まるフェラーリの衣類や商品を見る。それは彼らのDNAの一部だし、僕はそれを理解している。今日、フェルナンドが表彰台にいたのはティフォシにとって素晴らしいことだった。シーズンはうまく進んでいる。僕たちは懸命にプッシュしているし、レース毎にそれをしている。次のシンガポールを楽しみにしているし、フィニッシュしたい。一年で最もタフなレースだと思っている」

2位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「モンツァの表彰台に上がることはいつだって特別な気分だ。チームのためのファンの全ての愛情を感じられる唯一の場所だし、ほぼ完璧な週末の締めくくりには最高の賞だ。“ほぼ”僕たちのチャンピオンシップライバルが勝ったので、おめでとうを送りたい。僕たちは金曜日と土曜日の両方ともうまくやれたし、2台がトップ5に入った。でも、レッドブルの方がもっとやまくやることができた。ベッテルがピットインしたとき、僕たちはまだセクタータイムを更新していたし、少なくともウェバーが脅威にならない間はできる限り長くスティントを延ばすことを選んだ。そうすることで、数周フレッシュなハードタイヤでベッテルを追いかけることができた。僕たちはベストを尽くした。残り数レースで53ポイント差を縮めるのは簡単なタスクではないし、僕たちのチュンピオンシップの可能性については現実的にならなければならないけど、F1では何が起こるかわからないし、ブラジルのフィニッシュラインまでずっと自分たちの可能性を信じているし、常に100%を尽くしていく」

3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「ここは素晴らしい場所だし、表彰台でフィニッシュのは非常に特別なことだ。過去に最高の結果を出せたサーキットではないし、予選とレースでは個人的にちょっとした自己ベストだ。今日はソフトタイヤの方が感覚が良かった。フェルナンドと良いバトルができたし、フェアプレーで彼と戦えた。その後は仕事に戻って、円滑にレースを進めた。ピットストップでフェリペを捕えたのは大きかった。インラップには満足していたし、ピットストップも素晴らしかった。そのあとのアウトラップも力強かったので、それなりに快適に彼をクリアできた。最後はちょっとギアボックスを労わらなければならなかったけど、全体的に良い結果だった。セブはここでとても強いし、今日このような良い結果を出せて本当に嬉しい」

4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「レースにはとても満足している。素晴らしいスタートで順位を2つ上げられたおかげで序盤からとてもうまくいった。両方のコンパウンドでペースは良かったし、レース全体を通して移管した走りができた。ピットストップでウェバーに順位を奪われたのは残念だった。今日は、表彰台も手の届く範囲だったと思うし、僕たちのホームレースでファンと一緒に祝うことができれば素晴らしかったからね。今日は、オーバーテイクが簡単ではなかった。他のクルマの後ろにいるとき、特に第2セクターでは、多くのダウンフォースが失われてしまうからね。全体的に僕とチーム全体にとって非常にポジティブな週末だった。大量のポイントをホームにもたらすことができた。でも、僕たちは、改善したいのであれば、まだやるべき仕事がくさんあることはわかっている。それに関しては、チャンピオンシップの最後まで全力を尽くしていくつもりだ」

5位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー)
「素晴らしい結果だ。昨日だけでなく、今日もチームのパフォーマンスは素晴らしかった。とても嬉しいし、5位は理想的な結果だ。3番手スタートだったけど、フェラーリとレッドブルを抑え続けるのが現実的でないことはずっと明らかだった。スタート直後に2つ順位を失ったけど、そのあとのペースは良かった。特に後半は再びかなり差を詰めることができた。ニコはいかなるミスをする余地も残さなかったけど、メルセデスを抑えることができた。チームにとって非常に素晴らしい結果だし、やっとまた多くのポイントを獲得することができた。この結果が僕たちに勢いを与えてくれることを願っているし、僕たちは今後数レースでもこの状態をキープできると思う」

6位 ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「最高の週末ではなかったし、全てが最初からちょっと妥協を強いられていたように感じる。本当に残念だ。レースでのクルマのペースは本当に良さそうだったけど、昨日の問題によってアドバンテージをフルに生かせなかった。ここではクルマを快適に感じることがとても重要だけど、3回のプラクティスで時間を失ったことで、望んでいるクルマを得ることができなかった。今日はもうひとつ順位を上げるためにニコをオーバーテイクするためにあらゆる手を尽くしたけど、彼は最後とても速かったし、うまくいかなかった。今は2週間後のシンガポールを楽しみにしている。ストリートサーキットが好きなので、僕たちにとっても良い週末になることを祈っている」

7位 ダニエル・リカルド (トロ・ロッソ)
「結果には満足しているよ! 昨日、予選をうまくやって、今日の終わりにそのポジションを維持できて嬉しい。最近の予選でトップ10に入ったレースではそこに留まるペースがなかったけど、今日は留まることができた。クルマの最大限を引き出して、なんとか後ろのドライバーを抑えることができたし、特にローダウンフォース・セットアップはストレートでに役に立った。第2セクターで他のドライバーが迫ってしたけど、高速セクションに入れば引き離すことができたし、そこが僕たちの長所であることは昨日からわかっていた。今後のレースにむけてクルマの開発を懸命にプッシュし続けなければならない。トップ5フィニッシュもそれほど遠くはないと思うからね」

8位 ロマン・グロージャン (ロータス)
「僕たちがレースのためにここに持ち込んだ空力仕様で他のクルマについていくのは簡単なことではないけど、僕たちは13番手スタートでできる最高の結果を得ることができた。残念ながら、ピットストップが良くなかった。電気系にトラブルがあって、ライトがグリーンに変らなかった。そこで2〜3秒失ってしまった。マクラーレンの2台とトロ・ロッソの前に出られたと思うし、それができれば、もう少し楽に力強い結果を出せただろう。最終ラップではルイスと良いバトルができた。僕たちはここモンツァでやれる最善を尽くしたと思う。シンガポールでは、ブダペストであったパフォーマンスレベルに戻れることを願っている」

9位 ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「難しい週末だったけど、このようなことも起こるものだ。ここまで良いシーズンだったと言わなければならないね。今日は全力を尽くした。クルマのペースは素晴らしかったけど、残念ながら、予選で十分に上に行けなかったことが代償を払った。レースのスタート直後に無線が故障してしまった。そのようなことが起こったときは本当にタフだ。レースを管理するのにチームからのアドバイスや情報に頼っているからね。レース後までスローパンクチャーについてさえわからなかったし、やっと追加のピットストップをしなければならなかった理由がわかった。今日は楽しいこともあった。特にキミとのバトルは楽しかったね。僕たちのクルマが明らかに速いときにあそこまでフィールドの後方で戦うのはタフなことだ。チームとして団結して頑張っていくし、シンガポールで立ち直れることはわかっている。もっと強いパフォーマンスで今週末の埋め合わせをするために全力を尽くしていく」

10位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「スタートはクラッチが滑って良くなかったし、いくつか順位を落としてしまった。第1スティントはかなり楽しかったけど、ダニエル(リカルド)の後ろで身動きが取れなくなったあとは彼を追い抜く術がなかった。今日はあまり適切なギアレシオを得られなかった。従って、燃料が減ってしまったし、コーナーリングスピードを増加させなければならったし、レブリミッターに妨げられた。それによって後ろのクルマは僕たちを楽に抜くことができたし、前のクルマを抜くのがより難しくなった。クリーンエアでの僕たちのペースはかなり良かった。でも、このような短いトップギアでは、特にDRSを起動すると、他のクルマがレブリミッターに当たっていないところで、僕たちはレブリミッターに当たってしまった。さらに残り15周くらいの1コーナーでロックアップしてしまい、右フロントタイヤに酷いフラットスポットができてしまった。その後はバイブレーションによってあまり多くを見ることはできなかったけど、それでもクルマをなんとかホームに持ち帰って、チームのためにワールドチャンピオンシップポイントを獲得できた。最後に、今日はガレージのスタッフ全員に心から“ありがとう”と言いたい。彼らはレース前に僕のクルマの燃料シシテムを修理するために本当に一生懸命に働かなければならなかったし、全てのピットストップで最大限の努力をしてくれた。新記録だ。ずっとタッチ・アンド・ゴーだったし、彼レは本当にうまく応えて、素晴らしい仕事をしてくれた。困った状況でも、彼らは最高のスタッフだ。今日も彼らは完全無欠だった」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP