F1 モナコGP 予選:ドライバーコメント
FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2013
1位 ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「僕が育った街でポールを獲れるなんて素晴らしい気分だし、シルバーアローでここのストレートを走ることは僕にとって大きな意味がある。今日のコンディションはスタートで雨が降って本当に難しかったけど、僕たちはうまく対応できた。去年以降、クルマとパフォーマンスを大きく改善させてくれたチーム全員のハードワークに感謝しなければならない。そうは言っても、レースペースが僕たちの弱点だということはわかっている。僕たちは前回のレース以降、多くのことを学んでいるし、このトラックは僕たちに合っているはずだ。でも、それが十分かどうかは明日まで待たなければならない」
2位 ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「ニコ、そしてチームにおめでとうと言いたい。全てにおいて素晴らしい仕事だった。僕に関しては、プラクティスセッションで苦しんだ後、大きな改善だったし、フロントローにいることには本当に満足している。今日のラップはセクター1が良くなかったけど、その後は本当にうまくまとめることができた。今週末は完全にクルマを快適に感じられていないので、やらなければならない作業はあるけど、明日は良いレースができると確信しているし、チームのために出来るだけ良い結果を出したい」
3位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「Q3のアタックラップはちょっと悩んだ。あちことでちょっとプッシュし過ぎたかもしれない。ラップのスタートは悪くはなかったけど、素晴らしいわけでもなかった。後から考えれば、Q3の最初に1回ではなく、2回アラックラップをしておくべきだった。でも、それは僕が決めたことだ。1発に関してはタイヤは十分に良かったと思う。週末ずっと苦しんでいたけど、最後はタイトだった。今日はポールも可能だったかもしれないけど、僕たちは3番手だ。強いだろうと思っていたメルセデスが前にいる。僕たちには良いクルマがあるし、明日はそこからうまくやれるはずだ」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「まぁ、結果にはかなり満足しているよ。このようなコンディションのなかでの混乱したセッションでは容易に後退してしまうものだけど、僕たちはトリッキーなセクションの全てでなんとか生き残ることができたし、それなりにまとめることができた。いつだって後からタイミングを見て、違ったことができたはずだと思うものだ。でも、その瞬間には正しいと思ったことを決断するものだし、全体的にはそれほど悪くはなかった。コンディションは変化していたし、タイヤもトリッキーだった。なので、2列目からスタートするのは悪くはない。長いレースだし、多くの戦略が展開されると思うので、そこから何ができるか見てみるつもりだ」
5位 キミ・ライコネン (ロータス)
「今日は天候にとって難しい一日だったけおd、それはドライバー全員にとって同じことだ。もちろん、ここでの予選はトラフィックとバリアによって決して簡単ではないし、ウェットではとても滑りやすいので、常にドライの方が好ましい。トップ10に進めたことには満足しているし、次の最速のクルマまでコンマ7秒だったので、5番手はだいたい僕たちが成し遂げられた最大限の結果だったと思う。僕たちがレースでどこまでやれるかはわからない。他の全員がどんな戦略を採ってくるかは決してわからないので、まだはっきりとした絵は見えていない。でも、明日になればわかるだろう」
6位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「残念ながら、今日はベストを尽くしたけど、望んでいたようにはいかなかった。木曜日の最初の2つのフリープラクティスセッションでは競争的ではなかったけど、状況は全員にとって同じなので、僕たちはより涼しい天候でのこの後退をに罪をなすりつけることはできない。今日はグリップが低かったし、午前中にソフトタイヤだったらもう少し苦しんでいたかもしれない。それよりはずっとシンプルだし、僕たちは他とは全く異なるこの非常に特別なトラックにクルマを適応させることに苦しんでいた。通常、僕たちはレースの方がいいけど、ここはオーバーテイクはほぼ不可能なので話は違う。何が起こるかわからないレースだし、スタートでは集団で身動きがとれなくなることを避けるために非常に慎重になる必要がある。幸い、メルセデスが一列目なので、順位表の直近のライバルたちはそれほど離れていない。キミは僕の隣からスタートするし、ベッテルは1列前なだけだ。チャンピオンシップでさらに彼らにさらに引き離されるわけにはいかないので、二人とも抜けることを願いたい。フェリペのことは残念に思っている。チームはベストを尽くしたけど、予選に間に合わせることができなかった。ここモナコでグリッド後方からスタートすることが、難しいレースをさらに厳しものにするかはよくわかっている。でも、彼がうまくやってくれることを願っているし、一緒に出来るだけ多くのポイントをホームに持ち帰りたい」
7位 セルジオ・ペレス (マクラーレン)
「物凄いラップができたと感じたのに、7番手でしかないとわかってフィニッシュラインを横切るのは嬉しいことではない。それでも、今日はここで本当に力強いパフォーマンスができたし、実際クルマのポテンシャルをフルに発揮できたと感じている。パフォーマンス面がまだそれほどではないことはわかっているので、プッシュし続ける必要がある。でも、今週ここまでチームは素晴らしい仕事をしてくれているし、明日はその勢いを維持して、多くのポイントを獲得できることを願っている。日曜日のモナコは何が起こるかわからないしね」
8位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「今日はトラックの半分がウェットで、半分がドライという、とてもトリッキーなコンディションだった。本当に乾いていくのか、もしくはもっと雨がやってくるかはわからなかったので、正しいタイミングで正しいタイヤを履いていることが重要だった。チームはタイヤ選択において素晴らしい仕事をしてくれたし、適切な決断をしてくれた。午前中の事故の後、セッショに間に合わうようにクルマを修理するために一生懸命に働いてくれたクルーにも感謝する必要がある。明日は前進するために懸命にプッシュするつもりだ。目標は表彰台だ。僕の前には7台のクルマがいるけど、良い戦略があれば、どんなことも可能だ。集中して、チャンスを最大限に生かさなければならない」
9位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「Q3の最後のラップに何が起こったのかはよくわからない。最後の最後でクルマに問題を抱えていた。パワーがまったくなくて、速いラップを刻むことができなかった。Q2の最後にも出ていたその問題を除けば、僕にとって素晴らしい予選セッションだったので残念だ。正しいタイミングで正しいタイヤを装着するという点でチームは素晴らしい仕事をしてくれたし、僕もコンディションを最大限に生かしてうまく走れていると感じていた。9番手スタートなので、明日のレースは難しくなるだろうけど、今回はそれについてはどうすることもできなかった」
10位 ジャン・エリック・ベルニュ (トロ・ロッソ)
「シーズン初のQ3はかなり良い気分だ。最後まで雨が続いてくれた方が良かったけどね。でも、ドライでも良いラップができた。最後のラップは改善できなかったので中止したけどね。僕たちはまだクルマをさらに改善させなければならない位置にいると思うし、レースごとに進歩している。明日のレースでの僕たちのパフォーマンスは、予選よりもいいはずなので、天候がどうであれ、良い結果を出せることを期待している。このトラックでは何が起こるかわからないので、明日ポイントを狙えるのは確かだ。Q3に進めたことは良かったけど、予選でポイントは与えられないし、明日は集中して、力強いパフォーマンスを生みださなければならない」
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