F1 カナダGP 予選:ドライバーコメント
FORMULA 1 GRAND PRIX DU CANADA 2012
1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「今日はマシンについてはっきりしていたし、予選で着実に改善していくことができた。この結果と予選終盤のラップにはとても満足している。毎回改善できたからね。素晴らしいポジションを獲得できたけど、明日の方がもっと重要だ。ルイスより8m前という素晴らしいポジションを獲得できたし、そこからが頑張るよ。明日は暑くなりそうだし、良いスタートを決めて何ができるか見極めることが重要だ。いろんなことが起こる可能性があるからね」
2位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「ラップにはとても満足している。マシンから残らず全てを絞り出せたけど、ここまで上位のグリッドにいられるとは思っていなかった。実際、Q1とQ2では少し手こずっていたし、最初は自分の最大限のペースに確信が持てなかった。でも、幸いにも最終的にQ3では全てをまとめることができた。でも、昨日と比較して今日は僕たちにとって少し厳しかったと思う。タイヤにきちんとスイッチを入れるのが難しかったし、今日の暖かい気温は僕たちにとってトリッキーだったと思う。それでも、僕たちのパフォーマンスにはとても満足しているし、フロントローにいることをとても嬉しく思っている。そこから本当に良いレースができると思う。それに、金曜日の僕たちのロングランペースは良かったので、もちろんレースでは前を狙っていく。そうは言っても、タイヤを労わるためにやれることはやるつもりだ。最後に、スタッフはピットストップを改善するために本当に一生懸命に取り組んでくれている。楽しみなことがたくさんあるね」
3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「今週末ここまでの内容には満足している。特にトラック特性が適していないサーキットでもマシンが競争力を示していることにはね。主にここに持ち込んだアップデートによるところが大きいし、予想通りに機能している。残りのシーズンのためにも自信を与えてくれる。オーストラリアでの位置をよく覚えているし、今日僕たちがポール争いにいることは、ここ数カ月間にわたって僕たちが良い仕事をしていることを示している。他チームが何もしていなかったわかではないしね。それに、最近のレースですでに確認していた進歩を立証しているフェリペのためにも嬉しく思う。チャンピオンシップのスタートで彼は明らかに不運だった。でも、僕たちは常に団結していたし、実際に彼の才能に相応しい結果が出ている。そうは言っても、今日、僕たちよりも速いドライバーが2人いることを忘れてはならない。僕たちはやっとトップと戦えるレベルにきたと思うけど、パフォーマンス面でまだ遅れを取り戻さなければならない場所はある。ここはタイムが常にとても接近するのでとてもストレスを感じる予選だったし、ほんのコンマ数秒の差でポジションが大きく変わってしまう。3番グリッドはレースで攻めるには良いポジションだ。特にここは他と比べてポールはそれほど重要ではないからね。昨日の午後と気温が非常に異なることを考えれば、タイヤデグラデーションが日曜日の重要な要素のひとつになるだろう。ここは常に予測できないレースになるけど、ジル・ヴィルヌーヴ没後30周年にカナダのフェラーリファンに素晴らしい結果を届けられたらとても素晴らしいだろうね。ユーロ2012のイタリア対スペイン? まだそれについて話してはいないけど、もし僕たちが勝ったら、ピットストップでタイヤを交換しれくれる人があまりいないかも...!?」
4位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「4番手にいることに驚いている。スムーズなセッションではなかったので、実際この位置にいることにかなり驚いている。マシンに対する信頼という点では最後の数周はあまり満足していなかった。つまり最大限を発揮できていないということなので、4番手は問題ない。レースは長い。セブはとても良いラップをしていた。ここでのマシンはいいし、明日のレースは天気もいいはずだ」
5位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「今日の予選セッションはかなりうまくいったし、5番手はここモントリオールで良い結果を得るには良いスターティングポジションだ。僕たちは週末にわたってレースペースにとても一生懸命に取り組んできたので、明日は表彰台フィニッシュを期待できると思う。レースは優れたタイヤマネジメントが鍵となってくると思うので、かなりポジティブに感じている」
6位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「今週末の進捗には満足している。6番手スタートはポジティブな結果だ。でも、Q3の最後のラップには満足していない。セクター2でリアのコントールを失って、コンマ数秒が犠牲になったし、グリッドもいくつか犠牲になったかもしれない。6番手よりうまくやれるポテンシャルはあったのでとてもがっかりしている。全体的に見て、チーム全体が前進しているので自信を感じている。残りのシーズンのためにもとても重要なことだ。明日は戦略を定めるタイミングに大きな注意を払わなければならない。選択は1ストップか2ストップに限られてくると思うけど、多くはタイヤの挙動にかかっている。順位を上げて、良い結果をもたらせることを願っている。フェラーリの歴史の一部であるドライバーの思い出に対するトリビュートとしてヘルメットにジル・ヴィルヌーブの名前を入れている。彼の30回目の命日を祝う年に彼への敬意を示せることをとても誇りに思っている。事故が起こったときにかろうじて生まれていたくらいだけど、ずっと彼の大ファンだった」
7位ロマン・グロージャン (ロータス)
「もっと良い予選を望んでいたのは確かだけど、ここはうまくまとめるのが難しいサーキットだし、昨日と今日でコンディションが大きく変化していたことも助けにならなかった。暖かい天候の方が僕たちに適しているのは確かだけど、考えていたほどではなかった。マシンの感覚はかなり強いけど、最後の走行はもっとうまくやれたと思うので残念だ。それでもQ3に進めたことは悪いことではないし、明日は長いレースだ。今シーズンここまで、僕たちのマシンはタイヤにかなり優しいし、それが差を生んでくれることを期待している。前回、7番手からスタートしたレースで表彰台に上っているので、明日またそうなることを願っているよ!」
8位 ポール・ディ・レスタ (フォース・インディア)
「レースにむけて力強いポジションだし、今日の8番手には満足していいと思う。Q3の最終ラップのシケインでちょっと攻めすぎてしまったので、マシンにはもう少しスピードがあったはずだけど、スタート位置に大きな違いがあったとは思わない。ここまでの全てのセッションで、特にロングランに関して、僕たちはマシンがいかに競争的かを示しているし、明日は良いポイントを獲得できると自信を持っていいと思う。レースは長いし、天候がどうなるか、誰がタイヤを最も理解しているか様子をみてみなければならない」
9位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスAMG)
「まあ、今日の予選に計画していた結果でなかったことは確かだ。Q3の序盤に1周ではうまく働かないことがわかったので、2周走って2回目のラップでアタックするというもの計算だった。2周目のスタートで十分な余裕を持ってラインを越えられなかった理由はわからないけど、ラインを越えたとき、チームから遅すぎだと伝えられた。今日は上位勢のようなタイムで走れていなかったので、ポールは達成できなかったけど、予選の序盤で記録していたタイムは残せたはずだし、もう少し良いポジションからレースをスタートできたはずだ。それはそれとして、今日はできなかったけど明日のレースでは攻めなければならない」
10位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「Q3はタイヤの選択にちょっと手間取った。おそらくユーズドのオプションでも10番手のままだったので、新品のプライムに賭けることにした。難しい判断だったし、後になって考えれば、走るべきではなかったかもしれない。全員がオプションを履くQ3でプライムで誰かを上回るのは常にトリッキーだと思ったけど、もう新品のオプションは残っていなかった。だから、やるしかないと思った。今日はあまり良くなかったと言うしかない。10番手は最高のスタートポジションけど、明日はもっと暑くなりそうだ。今年ここまでで一番暑いレースになるかもしれないので、全員にとっていくつかサプライズがあるかもしれない。5列目からでも良いレースができると思っている」
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