F1 ベルギーGP 予選:ドライバーコメント
2011 FORMULA 1 SHELL BELGIAN GRAND PRIX
1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「Q1とQ2は難しかったけど、Q3の最後はサーキットが非常に素早く乾いていった。予選の序盤は快適に感じられなかったけど、Q2で僕たちは大きな前進をしたと思うし、ある意味スパを再発見できたよ!最後のセッションではタイヤの温度を挙げるためにQ3の最初の2周を使い、そのあと最後の2周で出来る限りハードにプッシュしようとした。明日は何が起こるかわからないレースになると思う。ここで天候を予想する最高の方法は空を見上げてどうなっているか確認することだと思う。明日はドライになりそうだし、Q3の最後にドライになったときのバランスは良かった。明日のレースは長いけど、楽しみにしている」
2位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「信じられないくらい波乱に富んだ時間だった。天候がどうなっているか、どんなタイヤが必要かを正確に決定して、ギャップを見つけて、良いラップを得るのは難しい仕事だ。最大の心配のひとつはトラックが常に乾いていくことなので、常にグリップを見つけるためにプッシュするんだ。でも、次のラップで再び雨がやってくる可能性があることも心に留めておかなければならない。それでミスをする可能性もある。そういった理由で、驚くべき会場だし、予測ができない会場だ。Q2の最後にかなりゆっくり走る2台のウィリアムズに出くわした。最終コーナーでパストール(マルドナド)を追い抜くことができたけど、それで少しタイムを失った。チェッカーフラッグを受けたあと、ターン1の出口で僕たちは接触した。でも、幸いピットに戻ることができて、スタッフがフロントウイングを交換して、サイドポットを修復することができた。彼らは僕を再びQ3に送り出すために相変わらず素晴らしい仕事をしてくれた幸運だったのは、僕たちは最後のセッションを完了できたことだ。最も重要なのは僕たちが明日のレースで勝利を争える素晴らしいボジションにいることだ」」
3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日のセッションは接戦だった。Q3の最初にスリックで少しハードに攻めすぎたと思う。快適に感じていたし、そのラップが天候がわかる前のラップかどうかは決してわからない。あちこちで小雨が降っていたし、Q3を終えたらすぐに再び雨が降り始めたので、もう少しゆっくり組み立てられたかもしれないし、3〜4周目にもっと良い走りができたかもしれない。でも、そういうものだし、僕たちはスムーズな週末を過ごせている。このようなコンディションではとても簡単にポジションを締め出されてしまうものだし、僕たちは適切な位置にいる。もうちょっと高い位置だったら良かったけど、上位のドライバーは良い仕事をしたし、明日僕たちは射程圏内にいる」
4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「セッション開始時に雨が降ったときに4番手をオファーされていたら即座にそれにサインしていただろう。たとえ僕の前のクルマはずっと速いペースを示していたとしても、僕の結果は悪くはない。でも、Q3のコンディションは僕たちにとって最悪の可能性があったのも事実だ。開始時からタイヤの温度を上げるのに苦労していて、最高のグリップレベルを得るのに苦労していた。明日がドライトラックなら僕たちはもっと競争力があると思うし、今日僕の前にいるドライバー達と戦えることを期待している。タイヤデグラデーションに館sるデータがあまりないので予想するのは難しいけど、ピットストップは2〜3回になると思う。再びトラックの汚れた側からのスタート? そうだね、でも、ここはブタペストほど不利ではないので、通常のスタートができると思っている」
5位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
「今日は典型的なスパの一日だったし、コンディションが常に変化していたので難しい状況だった。ウェット、インターミディエイト、ドライ。今日はすべてを使ったけど、それを最大限に生かすことができた。トップ3チームの2台が僕の後ろからスタートするのは嬉しいことだね。チームは戦略面で本当に適切なことをしてくれたし、今日は全てがうまくいった。レースコンディションを念頭にマシンをセットアップしているので、明日は良い結果を残せる自信があるし、マシンはどんなコンディションでもうまく働いていた」
6位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
「今年これまでのベストパフォーマンスだったし、チームにとってもベストだ。この結果に満足するべきだと思うし、チームメイトもQ3間近だったので、僕たちはマシンだけでなく、クリアなトラックを得るために最初にピット出ることでセッションの管理においても素晴らしい仕事をしたことを示していると思う。天候は助けになった。インターミディエイトとエクストリームウェットでマシンはとてもうまく働いていたからね。でも、僕たちはドライコンディションでも速かった。ハンガリーよりも良いマシンがあることはわかっていたし、今週末ここまで多くのことを学んでいる。今はDRSが以前よりも確実にうまく働いている。明日も良い仕事ができて、多くのポイントを獲得できることを期待している。僕たちのマシンのペースはいいので、落ち着いたままでいられれば、僕たちにはそれをするチャンスがあると信じている。3列目からのスタートは重要だし、トリッキーになるかもしれない。ドライでいてくれることを願っているよ」
7位 ブルーノ・セナ (ロータス・ルノーGP)
「予選には本当に満足しているし、ここでの初めてのレース週末がこんなにうまく始まるとは考えていなかった。午後にスタートしたときはトップ10に入れるとは思っていなかった。午前中も昨日もドライタイヤであまり走ることができていなかったので、Q3で濡れたトラックでそれらを使って出ていくときは少しナーバスだった。それを考えれば、7番手を本当に嬉しいと感じている。予選にむけて、ウェットで良いパフォーマンスを引き出すことに取り組んでいたし、予選が完全なウェットであれば力強いポジションにいられると思っていたので、ドライタイヤで良いパフォーマンスができたのは素晴らしい気分だ。レースでは、段階的にすべてを行うつもりだ。予選でマシンはとても良かったので、明日もそれを繰り返せることを期待している。過去に扱いやすかったサーキットなので、それを続けられることを願っている。週末はどんどん良くなってきているよ!」
8位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「8番手は確かに良い結果ではないが、受け入れなければならないし、明日のレースでこの悪い予選の埋め合わせをしなければならない。マシンの実際のポテンシャルがこのポジションより良いことが確かなのはわかっているので自信はある。Q2では赤旗によって7分しか残っていなかったし、その時はQ3に通過していなかったので少しプレッシャーはあったけど、Q1とQ2でのマネジメントに関しては良い仕事ができた。ドライでポールポジションを争えたとは思わないけど、少なくとも前2列にはいれたと思う。残念ながら、2周目と3周目の両方でペレスが僕の前にいてクリーンなラップを得ることができなかったし、最後のラップではウェバーを先に生かせるためにシケインの入り口でスローダウンしなければならなかった。さもなければペナルティを受けていたかもしれない。そういうことだけど、もっと良い位置を獲得できたと思うので、後悔の念があるのは確かだ。実際、誰もフィールドの相対的な強さがどうかはわからない。週末ずっとコンマ数秒ではなく数秒という非常に大きな差を見てきたし、マシンがいつトラックに出ていたかにもよる。それにタイヤデグラデーションについてのアイデアもない。どうなるか様子を見てみるつもりだ。ドライレースに投票するし、表彰台を獲得するためにあらゆる手を尽くすつもりだ」
9位 セルジオ・ペレス (ザウバー)
「満足している。とても難しかったけど、チームにとっては良い予選だった。明日ポイントを獲得するために良いポジションを獲得できた。Q3で今日初めてドライタイヤを履いたとき、もちろんソフトコンパウンドを使ったけど、トラックは素早く乾いてして1周ごとにコンディションが改善していた。特にQ1とQ2は明日を考えてマシンがドライコンディション用のセットアップだったので簡単ではなかった。今日はすべてがうまくいったので嬉しく思っている。3度目のQ3だし、これまでのF1でのベストグリッドポジションから何ができるか楽しみにしている」
10位 ヴィタリー・ペトロフ (ロータス・ルノーGP)
「10番手より高い位置でフィニッシュしたかったけど、再び予選トップ10に入れたのは良い気分だ。Q3でスピンしたときに何が起こったか発見するためにエンジニアとじっくり話し合う必要があるけど、予選を通じてコンディションはとっても難しかった。1時間のセッションで天候は一度ならず変ったので、チームにとってどのタイヤを選ぶべきかを理解するのはチャレンジングだったし、本当に自分たちを試された。異なるタイヤコンパウンドを使えたので全体的として面白い週末になったけど、最も重要なことは両方のマシンがトップ10に入ったことだ。再び笑みを浮かべたメンバーの顔を見れて良かったよ!」
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