F1 ドイツGP 決勝:ドライバーコメント
FORMULA 1 GROSSER PREIS SANTANDER VON DEUTSCHLAND 2011
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「全ての優勝が特別だ。でも、チームが今日のチームに注いだ全ての情熱、努力、エネルギーによって、この勝利はいつもよりもさらに特別なものに感じている。今週末に向けて、僕は1つのレースごとに取り組みたいと言っていた。だから、今日の優勝は僕たちにとって非常にポジティブだけど、まだ長い道のりだし、ここからはスピードを上げるだけでなく、一貫性も重要になってくる。お互いにコンマ数秒以内で周回を重ねていたし、全てを可能な限り完璧にやろうとしていた。アグレッシブでいながらも、コントロールしていたし、今日の僕の走りはこれまでで最も正確なものだったと思う。ハートだけではなく、頭を使って走ることができた。それができてかなり満足している。今、ワールドチャンピオン争いはとっても厳しくなっている。でも、僕たちは戦いに戻れたし、この先もこの勢いを維持したい」
2位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「このように2位になった後にもっとうまくやれたと言うのは簡単だけど、それでも嬉しく思っている。予選を改善させなければならない。僕たちのレースペースはとても強いし、それは間違いのないことだと思うからね。今日は、スタート、ピット、戦略など、全てがうまくいった。昨日はコンマ4〜5秒話されていたので、土曜日にまだ何かが欠けているけど、僕たちはその面も改善できると確信している。今日のハミルトンは速かったし、彼と彼のチームはよくやったと思う。彼の後ろにいたときに懸命にプッシュしたけど、あまり近づくことができなかった。2回目のピットストップで彼の前に出られたけど、まったくグリップがなかったし、アウトサイドから抜かれてしまった。そのあとすぐに彼は数秒のリードを築いた。今日、僕たちはパフォーマンス面でレッドブルよりも明らかに優れていたし、チャンピオンシップのスタート時の僕たちの位置を考えればそれは重要なことだ。今後のレースでも同じというわけではないけど、状況は正常に戻ってきているね。順位表? 気にしてはいないよ。でも、チャンスがあれるとすれば、常に表彰台でフィニッシュできて、ベッテルが同じことをしないかにかかっている。最後にマシンをトラック脇に停めた理由? チームが予防措置としてエンジンを切るように伝えてきたんだ。幸いにもマークが隣にいて、僕を送るために止まってくれた。彼がどのように僕がエンジンを止めたことを知ったのかはわからない。彼は僕のエンジニアの無線と繋がっているのかもしれないね!」
3位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日勝てなかったことには落ち込んでいるよ。でも、良い結果だ。最後は少し違ったことをする必要があった。レース中盤はリードしていたけど、2回目のピットストップあたりでタイヤの限界を得ることができず、アンダーカットすることができなかった。限界まで攻めていたけど、十分に速くなかった。そういうことだ。ルイスはずっと僕たちをカバーし、僕のペースに反応できていたので、ギャップを得ることができなかった。彼は良いスタートをしたけど、僕たちのスタートは良くなかった。では、今年はスタートはレースフィニッシュには重要ではない。今日は出来る限りのことはやった。僕たち上位3人でとても激しいレースをしていた。限界までプッシュしていたけど、勝利に挑戦するためにできることはあまりなかった。でも、僕たちは力強いユニットだし、良いチームだ。、僕たちはプッシュしている。僕たちに必要なことはわかっている」
4位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「タフで難しいレースだった。序盤はそんなに悪くはなかったけど、ミスをして5位に下がってしまい、そこからのリカバリーはタフだった。4位は今日成し遂げられる最大限だったと思う。満足はしていないけど、今日は他チームの方が速かったことを受け入れなければならない。週末ずっと感覚は良くなかったし、マークのマシンのようなペースがなかった。最後のピットストップは素晴らしかった。他のマシンの後ろでピットレーンにきて、ボックスに入り、スタッフがホイールを交換したら、すぐに離れたいものだ。出て行って、フェリペがまだ静止しているの見たときは嬉しかった。すべてスタッフにかかっていたし、彼らは非常に良い仕事をしてくれた。フェリペと僕はレースの多くでバトルをしていたし、二人ともギリギリだった。レース中盤はブレーキに問題があったけど、うまく管理できたし、そこからリカバーできたことには満足していいと思う。次のレースはハンガリーだ。通常は僕たちに適したトラックなので、様子を見てみるつもりだけど、僕たちにはやるべき宿題がある。マクラーレンとフェラーリはレースでとても速かったし、僕たちは彼らが持っているペースを取り戻す必要がある」
5位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「良いレースだったし、何周にもわたってベッテルと接近戦をしていた。スタートでロズベルグの後ろでタイムを失ってしまったのが残念だ。メルセデスはストレートで非常には速いのでオーバーテイクするのが最も難しいマシンのひとつだ。可変ウイングを使えない彼とベッテルをターン1のブレーキングで追い抜いたことを考えれば、DRSはここでは大きな助けにはならなかったね。確かに最後までワールドチャンピオンの前に留まりたかったけど、最後のピットストップで左リアのホイールナットに問題があって数秒失ってしまった。そのようなことは起こるものだし、擦り合っても意味はない。スタートではうまくいったけど、そのあとベッテルがインサイトのラインを閉めたので、アウトサイドに回ろうとした。ポジションを上げたければ、他に行き場所はなかったからね。実際にロズベルグに順位を奪われてしまった」
6位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「今日は素晴らしいレースだったし、チームのためにこのような結果を得られたことをとても嬉しく思っている。僕たちはこの結果に相応しいと思う。週末ずっと僕たちには素晴らしいマシンがあったし、全てが完璧だった。タイヤもうまく持ってくれたし、戦略でも正しい判断ができて最終スティントでニコ(ロズベルグ)を倒すのに役立った。大半をクリーンエアーで走っていたので実際はかなり孤独なレースだったけど、マシンのポテンシャルを示すことができた。ホームレースでこのような結果を得られたことも特別なことだし、今週末のファンの応援に感謝したい。でも、今後のレースで多くのポイントを獲得して、前のチームを捕えるために僕たちにはまだやらなければならない作業はたくさんある」
7位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
「今日のレースは良いスタートができたし、1周目で1つポジションをあげて5番手を走行していた。でも、今日は完璧なセットアップではなかったし、マシンは予選ほどうまく働いていなかった。マッサと良いバトルができたし、懸命にプッシュしたけど、彼を抑えることは不可能だった。7位はオーケーだけど、レースで最新アップグレードの最大限を引き出すにはもう少し作業していかなければならない。僕には素晴らしいエンジニアとガレージのスタッフのチームがいるので、僕たちはそれを成し遂げられると確信している。来週のハンガリーでどうなるか様子を見てみるつもりだ」
8位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
「今日は多くのアクションがあって、観客にとってもドライバーにとってもかなりエキサイティングなレースだった。グランドスタンドの全員が楽しんでくれたと思うし、冷えた気温も少しは上がったと思う。スピンは完全に思いがけないことだったけど、今日はそんあにウェットなコンディションではなかったけど、その部分はウェットコンディションではトリッキーなことで知られている。いずれにせよ、それでいくつかポジションを失ってしまったのは明らかなので残念だ。終盤は雨が助けになってくる可能性もあったけど、チャンスは低かったので考えないようにした。全体的にレースはオーケーだった。僕たちは小さな改善をもたらせているので、今はハンガリーを楽しみにできるね」
9位 小林可夢偉 (ザウバー)
「スタートはよかったし、1周目の最初の数コーナーでいくつかポジションを上げることができました。これがよかったです。17番グリッドからスタートして、1周目には12番手にまで上げましたから。でも、そこからは僕たちのペースがなくて難しかったです。チームの素晴らしい仕事に感謝しています。レース中に2台のウイリアムズをオーバーテイクすることができましたが、ミハエル(シューマッハ)を抜くのは不可能でした。とにかく彼は直線で本当に速かったです。ともかく昨日の悪い予選のあとポイントをとることができて嬉しいです。次のレースでは僕たちがもっといいパフォーマンスが発揮できることを期待しています」
10位 ヴィタリー・ペトロフ (ロータス・ルノーGP)
「まぁ、今日は再びポイントを獲得できたけど、ポジションを失った理由と上位グループと戦うために早めにピットインしなかった理由をしっかりと分析する必要がある。スタートは良かったし、ジェンソン(バトン)やミハエル(シューマッハ)を含め、それなりに良いバトルができていた。でも、重要なのは、サウバーとフォース・インディアが僕たちより上位でフィニッシュした理由を調べて、できるだけ早くそれを修正する必要があるということだ。今はハンガリーに集中して、夏休み前に十分なポイントを獲得することに集中しなければならない」
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