ING RENAULT F1 TEAM
ルノーは14日、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで、F1第1戦オーストラリアGPの初日フリー走行を行った。

フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.が、いくつかのセットアップ作業とタイヤの評価を完了させた。

ピケJr.は1回目のセッションの終わりにスピンし順位をさげ、走行時間も制限されてしまった。それでも35周の走行を行い、トラックのレイアウトを学んだ。

アロンソは、トラブルフリーの一日を楽しんだ。59周を走行し、マシンバランスを改善させたが、ニュータイヤでのアタックは混雑したトラックに妨げられてしまい、真のポテンシャルを見せることは出来なかった。

フェルナンド・アロンソ
フリー走行1回目:6番手 1分28秒360
フリー走行2回目:13番手 1分30秒357
「初日はとても暑くて、風も強かったね。でも、状況はみんな同じだ。初日の作業として我々はマシンのセットアップを行い、良い進歩を遂げたが、まだブレーキング時のマシンの安定性と全体的なバランスを改善しなければならない。まだいくつかパフォーマンスを良くしなければならないけど、残りの週末に関しては楽観的だ。」

ネルソン・ピケJr.
フリー走行1回目:16番手 1分29秒561
フリー走行2回目:19番手 1分29秒518
「初日の作業は想像通りにはいかなかった。僕たちはもっと前進したかった。1回目のフリー走行でミスをして、ギアボックスにダメージを負ってしまい、チームは2回目のセッションとの間に作業しなければならなかった。でもトラックの最初の感触を得ることができたので、明日はもっと貢献したいと思っている。学ばなければならないことがたくさんあることはわかっているけど、周回を重ねるごとにより快適に感じることができし、週末を通してその状態を維持できると思う」

パット・シモンズ エンジニアリングエグゼクティブディレクター
「我々のシーズンは困難なスタートとなった。ネルソンは1回目のセッションでスピンを喫し、ギアボックスにダメージを負っているようだったので、交換しなければならなかった。結果として、彼は午後のセッションを遅れて開始することになった。彼はそこから本当によく挽回した。フェルナンドに関しては、多くの周回を重ね、目的どおりにプログラムを完了させた。バランスは多少改善したが、常にやることはたくさんある。2台とも新しいタイヤを装着しての走行に臨んだとき、渋滞につかまってしまったので、クルマにはもう少しポテンシャルがあると感じている。しかし全体的に見ると、我々は大きな集団にいるようだね」

ドゥニ・シェブリエ エンジントラックオペレーション責任者
「両セッションを見れば、冬の間に名前が挙がった4人が今日、自分のポジションを確実なものとしたようだ。我々の立場では、ネルソンにコース上でできるだけ多くの時間を与えられるようにプログラムを作っていたので、やや期待はずれの一日になった。しかし今日は、学び、習得することが難しい路面状況だった。できる限りベストな状態で予選セッションにアプローチできるように、明日の最後のフリー走行を最大限生かしていきたいと思っている」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / F1オーストラリアGP