F1 ルノーF1 エイドリアン・ニューウェイ レッドブル
ルノーの最高経営責任者であるカルロス・ゴーンは、巨額の資金で大物と契約することでF1での成功を“買う”計画はないと語った。

最近、ルノーがレッドブルの有名デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの獲得をオファーしたとされ、ニューウェイ自身も移籍を検討しているとの噂が浮上している。

しかし、カルロス・ゴーンは、ルノーは“数億ユーロ”の予算を費やさなくてもF1での目標を達成できると主張した。

「我々は2020年までに表彰台の頂点に返り咲くために準備を進めている」とカルロス・ゴーンは La Presse にコメント。

「責任ある経済状況で勝つことが目標だ」

ルノーは、エイドリアン・ニューウェイだけでなく、巨額の資金を費やしてフェラーリのセバスチャン・ベッテルの獲得も狙っているとも報道されていた。

「もちろん、予算というものがなければ、我々は世界で最高のドライバーを雇うだろろう。だが、我々は最もリッチなチームになるつもりはない」とカルロス・ゴーンはコメント。

「過去に、我々は最大の資金を費やしたり、最高のドライバーを起用しなくても、勝つことができることを証明している」

カルロス・ゴーンは、現在ワークスルノーのドライバーを務めるニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツに満足していることを示唆した。

しかし、カルロス・サインツに関しては、トロロッソ、ホンダ、マクラーレンが絡んだエンジン供給契約の一環として、ルノーに1年間の期限付きでのローン移籍となっており、長期的に保持することはできないかもしれない。

カルロス・ゴーンも、ルノーがドライバーを探さなければならないかもしれないことを示唆し、その場合はルノーの主要マーケットの注意を引けるドライバーが望ましいと述べた。

「フランス人ドライバーならば素晴らしいだろう。ロシア人ドライバーもいいね。中国人ドライバーだったら驚異的だろう。13億人の消費者の注目を集めることになるのだからね」とカルロス・ゴーンは続けた。

「だが、勝つためのドライバーを見つけなければならない。それは常に難しい方程式だ」

ルノーは、財政難に陥ったエンストンのチームを買収してワークスチームとして復活して以降、技術部門の再編を進めている。最近契約したなかには元FIAの技術代表であるマルチン・ブコウスキー、メルセデスのパワートレインエンジニアであるマシュー・ハーマンがいる。

そして、最新のルノーの買い物リストに名を連ねたのがレッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイだ。

カルロス・ゴーンは否定しているものの、エイドリアン・ニューウェイ自身はルノー移籍を否定も肯定もしていない。

ル・マン24時間レースが開催されたサルト・サーキットを訪れていたエイドリアン・ニューウェイは、レッドブル離脱の噂について「私はまだレッドブルで仕事をしている。それにアストンマーティンともパートナーシップを通して一緒に仕事をしている」と Championat にコメント。

「私がル・マンにいるのは息子がSMPレーシングにいるからだ。そして、私には当面何も言うことはない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ルノー